「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(71〜80)
Smile In Your SleepSilverstein

美しくも悲痛なメロディと、感情が爆発するような絶叫のコントラスト。
これこそが00年代スクリーモの醍醐味ですよね。
その魅力を体現するのが、カナダ出身のバンド、シルヴァースタインでしょう。
本作は、穏やかな寝顔の裏に隠された裏切りを知ってしまった主人公の、愛と憎しみが渦巻く心情を歌ったものと解釈できます。
美しいクリーンボーカルから激情的なスクリームへと切り替わる瞬間は、まさに鳥肌もので、聴き手の心を激しく揺さぶります。
この楽曲が収録された2005年8月発売の出世作、アルバム『Discovering the Waterfront』は、全米チャートで34位を記録しました。
メロディの良さと激しさのどちらも楽しみたいという方にはぴったり。
失恋の痛みや裏切られた怒りを音楽で昇華したいときに聴いてみてはいかがでしょうか。
Squier TalkVIANOVA

メタルコアの枠組みを軽々と飛び越え、ラップや80年代シンセの質感まで飲み込んだハイブリッドなサウンドで注目を集めるベルリンの四人組、ヴィアノヴァ。
彼らが2025年9月にサプライズで公開したデビュー・アルバム『HIT IT!』の冒頭を飾る、まさにバンドの名刺代わりとなる一曲です。
この楽曲は、硬質なギターリフと体が自然と跳ねるようなファンキーなグルーヴが衝突する、彼らが掲げる「怒れるダンス・ミュージック」を体現しています。
音楽産業の現実を皮肉たっぷりに描く歌詞も秀逸で、彼らのクールな遊び心がいかにも痛快ですね。
本作は、既存のヘヴィミュージックに物足りなさを感じている方にはたまらない刺激的な楽曲と言えるでしょう。
SPIDERSLola Young

2024年に『Messy』で初の全英1位を獲得し、大きな注目を集めているロンドン出身のシンガーソングライター、ローラ・ヤングさん。
BRITアワードにもノミネートされた実力派で、多文化的な背景から生まれる感情豊かな歌声で聴く人を魅了する存在なのですね。
そんな彼女が2025年9月に公開した作品は、アルバム『I’m Only F**king Myself』の核心を突くパワフルなバラードです!
本作で歌われているのは、自己破壊的な衝動と向き合う痛切な自己受容の物語。
恐怖の象徴に自ら触れることで弱さを乗り越えようとする切実な感情が、90年代グランジを思わせるサウンドに乗って胸に迫ります。
自分の弱さと向き合いたいときに、きっと力をくれる一曲ですよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(81〜90)
Seven YearsSaosin

初代ボーカルと後任ボーカルという2人のカリスマを擁し、シーンに大きな影響を与えてきたポスト・ハードコアバンド、セイオシン。
この楽曲は2003年6月リリースの金字塔的デビューEP『Translating the Name』に収録された、彼らの原点ともいえる一曲です。
「7年」という時間を背負い、後悔と自己弁護の狭間で揺れる痛切な感情が、アンソニー・グリーンさんの美しいクリーンボイスと激情的な絶叫のコントラストで描かれていますよね。
繊細なギターのアルペジオから、感情を叩きつけるように雪崩れ込む展開はまさに圧巻。
2014年に初代ボーカルが復帰したツアーで本作が披露された時の熱狂は、今も語り草になっています。
スクリーモの持つ叙情性と破壊的なエネルギーが凝縮されたキラーチューンですよ。
Super FreakRick James

ファンク・ミュージック界の重要人物にして、破天荒な人生を送ったことでも知られるリック・ジェームスさんが1981年に生み出した、ファンク・チューンの定番中の定番曲です。
一度聴けば耳から離れない印象的なベースラインを軸に、派手なシンセやホーンが絡み合うグルーヴはまさに圧巻。
歌詞では常識にとらわれない刺激的な人物像が描かれており、彼の提唱した「パンク・ファンク」を体現しています。
名盤『Street Songs』に収録された本作は、後にM.C.ハマーのヒット曲でサンプリングされたことでも有名で、これによりリック・ジェームスさんは作曲者としてグラミー賞を受賞。
映画『バットマン リターンズ』などでも使用されています。
SuperstitionStevie Wonder

ソウル・ミュージックという枠内をこえて、歴史に残る名曲の数々を生み出したスティーヴィー・ワンダーさん。
ほとんどの楽器をこなすマルチプレイヤーでもある彼は、まさに天才という名にふさわしいアーティストですよね。
そんな彼の作品のなかで、オススメしたいのがこちらの名曲です。
日本では『迷信』のタイトルで知られており、根拠のない言い伝えに縛られて生きることの危うさを歌っています。
本作は1972年10月にシングルとして公開され、翌1973年初頭には全米1位を記録。
名盤『Talking Book』に収録されており、うねるようなクラビネットのグルーヴはいつ聴いてもかっこよすぎです!
ぜひチェックしてみてください。
SUPAFLEE (Bri Steves)Joey Bada$$

90年代ヒップホップ黄金期のサウンドを現代に継承するラッパー、ジョーイ・バッドアスさん。
俳優としても成功を収めており、主演した短編映画が第93回アカデミー賞を受賞するなど、その多才ぶりはとどまるところを知りませんね。
そんな彼が約3年ぶりとなる4thアルバム『Lonely at the Top』を2025年8月にリリースしました。
本作は、そのアルバムに収録された1曲です。
Pro Eraの盟友カーク・ナイトさんが手がけたトラックは、2000年代初頭のクラブを熱狂させたNeptunesを彷彿とさせ、彼の自信に満ちたラップが火を吹いています。
客演のブライ・スティーブスさんによるフックも中毒性が高く、週末のドライブやパーティーで気分を上げたい方は必聴ですよ。





