「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(61〜70)
SorryParcels

オーストラリアのバイロンベイで結成され、現在はベルリンを拠点に活動するエレクトロポップ・バンド、パーセルズ。
ディスコやファンク、ソウルを独自に昇華させた温かみのあるサウンドで、世界中に多くのファンを獲得してきました。
2025年9月にリリースされたサード・アルバム『LOVED』に収録されている本作は、ベルリンやシドニーなど複数のスタジオで録音され、ナイロンギターの柔らかな響きとラテン音楽の要素が融合した、メランコリックかつ躍動感のある楽曲です。
真摯な謝罪と距離感が入り混じる曖昧な歌詞が、冬の澄んだ空気の中で聴くとより一層胸に染み入ります。
静と動のコントラストが美しい本作は、雪景色を眺めながら1人で車を走らせる時にそっと寄り添ってくれるような、心にじんわりと響く一曲となっています。
snowflake (ft. Jaden, Sarcastic Sounds)Powfu

ローファイ・ヒップホップの潮流で注目を集めるカナダ出身のラッパー、Powfuさん。
バンドマンの父を持ち、自宅での音楽制作から世界的なヒットを生み出した彼が、2021年にリリースしたEP『tell me your feelings and i won’t tell you mine』の冒頭を飾る作品です。
雪の結晶のように繊細で儚い恋心を描いた本作は、ジェイデンさんとのコラボレーションによるリズミカルなラップと、チルなローファイビートが織りなす幻想的な世界観が魅力。
手の中で溶けてしまう雪片のような恋の切なさを、温かみのある歌声で包み込んでいます。
感情を伝えることの難しさをテーマに制作されたこの曲は、雪降る夜に大切な人を想いながら聴いていただきたいウィンターソングです。
Sometimes It Snows in AprilPrince

音楽史に名を刻む天才ミュージシャン、プリンスさん。
彼がアルバム『Parade』のラストトラックとして1986年にリリースした本作は、映画『Under the Cherry Moon』の登場人物クリストファー・トレイシーの死を歌った作品です。
春に降る雪という逆説的な表現で、予期せぬ喪失や悲しみが描かれており、静かなピアノとアコースティックギターの調べが心に染み入ります。
プリンスさんが亡くなった2016年4月21日は、奇しくも本作を録音した日と同じ日付でした。
大切な人を失った経験がある方や、静かに思い出に浸りたい夜に聴いていただきたい一曲です。
SnowRicky Montgomery

TikTokでのバイラルヒットで注目を集めたリッキー・モンゴメリーさん。
2016年のデビューアルバム『Montgomery Ricky』のラストを飾るこちらの曲は、A♭メジャーのキーで紡がれる静かな別れの物語です。
雪が降り積もる情景の中で、届かない想いと失われた関係への後悔が切なく描かれています。
繊細なピアノとギターのアレンジが冬の寒さと孤独を見事に表現しており、他の収録曲とは一線を画す脆さが印象的です。
本作は感情をストレートに伝えることを重視したモンゴメリーさんらしい作風で、派手さはないものの心に深く残る一曲となっています。
窓の外に雪が舞う夜、一人静かに過去を振り返りたいときに聴くにはうってつけです。
Silent DiscoJade

世界的な人気を誇るリトル・ミックスのメンバーとして活躍したジェイドさん。
グループ活動休止後、ソロアーティストとしてのキャリアを本格的にスタートさせたのですが、Brit AwardsでBest Pop Actを受賞するなど早くも大きな成功を収めていますね。
そんな彼女が2025年9月にリリースしたデビューアルバム『That’s Showbiz Baby!』の最後を飾るのが、こちらの作品。
アルバムの華やかな雰囲気とは一線を画し、本作はふわりとしたシンセが心地よい、内省的でメランコリックなサウンドに仕上がっています。
成功の裏にある痛みや孤独、そして平穏への願いといった複雑な心境が繊細な歌声で表現されており、聴く人の心に深く染み渡ります。
ダンスの要素も感じさせつつ、静かな余韻を残す見事なポップソングとなっており、アルバムの物語を締めくくるにふさわしい一曲と言えそうですね。
SisterAimee Carty

大学生活の心情を綴った自作曲がSNSで注目を集めた、アイルランド出身のエイミー・カーティさん。
フォークとポップを融合させた、物語を紡ぐような音楽スタイルで知られるシンガーソングライターです。
そんな彼女が、実の妹さんへの深い愛情を歌い上げたのが本作です。
姉の視点から、かけがえのない妹を優しく見守る気持ちが、美しいピアノの旋律と温かな歌声に乗せて届けられます。
姉から妹へ送る手紙とも言えるその歌詞は、聴く人の心をそっと包み込む素晴らしい出来栄えです。
2024年12月に公開されたこの作品は、彼女の持ち味である共感を呼ぶストーリーテリングが光っています。
大切な姉妹がいる方はもちろん、家族との絆をあらためて感じたい時に聴いてほしい名曲です。
So Happy It HurtsBryan Adams

どこまでも続く道を走り出したくなるような、底抜けに明るいロックンロールナンバーです。
この楽曲は、長年シーンの最前線で活躍するブライアン・アダムスさんのアルバム『So Happy It Hurts』の表題曲で、2021年10月に先行して公開されました。
閉塞感から解放され、自由を取り戻す喜びを「痛いほど幸せ」と歌っていて、聴く人にポジティブなエネルギーを与えてくれます。
ブライアンさん自身がほとんどの楽器を演奏したという本作は、第65回グラミー賞にノミネートされるなど、改めてその実力を示した作品といえるでしょう。
窮屈な日常を吹き飛ばしたい時や、爽快なドライブのお供にすれば、最高の気分にひたれるのではないでしょうか。





