「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(61〜70)
Sticky FingersAshnikko

鮮やかなブルーのヘアスタイルも強烈なインパクトを残す、アメリカ出身のシンガーソングライター兼ラッパー、アッシュニコさん。
彼女が2025年8月に公開した作品は、同年10月にリリースされるセカンドアルバム『Smoochies』からの1曲です。
本作はハイパーポップを基調としつつ、2000年代のガールズグループを思わせるサウンドに回帰しているのが痛快ですし、遊び心に満ちたトラックも彼女らしくて最高ですね。
自分を安っぽく扱う相手を一蹴し、自己肯定を貫くリリックは、まさにアッシュニコさんの真骨頂。
「私の価値が分からないなら触れないで」と言わんばかりのパワフルなスタンスがとにかくイケてるので、ありきたりなポップスに飽きている方はぜひチェックしてみてください。
SidewaysBalu Brigada

グルーヴ・ポップという独自のスタイルで国際的な知名度を高めている兄弟デュオ、バル・ブリガーダ。
2024年には楽曲『So Cold』がビルボードの「Alternative Airplay Chart」で1位を獲得し、一気にブレイクした存在ですね。
そんな彼らがデビューアルバム『Portal』のリリース直前、2025年8月に公開したのがこの一曲です。
本作は、80年代ニューウェーブを彷彿とさせるシンセと、サーフロックのようなざらついた質感をあわせ持つ、彼らならではのオルタナティブ・ポップに仕上げられています。
物事がまっすぐ進まないもどかしさを、軽快でありながらもどこか切ないグルーヴに乗せて表現するセンスが良いですよね。
ドライブしながら少し物思いにふけりたい夜などにぴったりの一曲ではないでしょうか。
Something WrongDJ Snake, Don Toliver

レディー・ガガさんのプロデュースも手掛けたフランスのDJ/プロデューサー、DJスネークさん。
彼が、トラヴィス・スコットさん主宰のレーベルに所属するドン・トリヴァーさんという人気アーティストを迎えてリリースしたこの楽曲は、2025年8月に公開された作品です。
DJスネークさんが2025年9月にリリースするアルバム『Nomad』からの先行シングルで、夏の終わりの気だるいエネルギーを音で表現したかのような趣となっています。
浮遊感のあるシンセとドン・トリヴァーさんの落ち着いたボーカルが混ざり合い、どこか物悲しい雰囲気を演出。
これまでのパワフルなダンスチューンとは一線を画す、感傷的なサウンドはヒットメーカーの新たな一面を感じさせますね。
秋の夜長に物思いにふけりながら聴くのにぴったりな一曲です。
Still BreathingFaouzia, G.E.M., ILLENIUM

モロッコ系カナダ人シンガーのファウジアさん、中国語圏を代表する歌姫G.E.M.さん、そしてアメリカのトッププロデューサーとして活躍するイレニウムによる、まさにグローバルなコラボレーションです。
本作は、胸の空気が紙のように薄くなるほどの孤独感の中、それでも呼吸を続ける限り希望はあるという、普遍的で力強いメッセージが込められていますね。
イレニウムさんらしいエモーショナルなトラックの上で、ファウジアさんの突き抜ける高音とG.E.M.さんの深みあるボーカルが融合し、聴く者の心を奮い立たせる壮大な一曲となっていますよ。
2025年8月に公開された作品で、困難に立ち向かうすべての人に聴いてほしい応援歌です。
気分を高めたい時にぜひチェックしてみてください!
SandmanNova Twins

ロンドンを拠点に2014年から活動するロック・デュオ、ノヴァ・ツインズ。
オルタナやパンク、ニューメタルにヒップホップまで飲み込んだサウンドが特徴で、2022年のアルバム『Supernova』はマーキュリー・プライズにノミネートされるなど高い評価を得ています。
そんな彼女たちの新作アルバム『Parasites & Butterflies』からの一曲が、こちらの作品。
本作はダブステップそのものと形容されるほど電子音楽へ傾倒しており、うねる重低音と劇的なドロップが強烈なインパクトを与えます。
「寄生と変容」というアルバムの核となるテーマを体現した、内省的でシュールな世界観は圧巻です。
ヘヴィで実験的なサウンドに没入したい方は、ぜひチェックしてみてください。
SHATTERED DREAMSStarset

科学者としての顔も持つフロントマンが率いる、シネマティック・ロックという独自の音楽性を追求するバンド、スターセット。
彼らが2025年8月に公開したのは、1987年にヒットしたポップソングを大胆にカバーした作品です。
原曲の持つ切なく美しいメロディを活かしながらも、バンド特有の重厚なギターサウンドと壮大なオーケストレーションを融合させ、不気味でムーディーな世界観へと再構築しています。
約束を破られ、砕け散った夢への痛切な思いが、まるで映画のサウンドトラックのようなドラマティックなアレンジによって増幅されていますね。
来るべきアルバム『SILOS』に収録される本作は、壮大なロックが好きな方や、原曲の新たな魅力を発見したい方には、たまらない仕上がりと言えるでしょう。
Scared of MyselfAlexander Stewart

YouTubeからキャリアを築き、心の痛みを正直に描くリリックで若者から絶大な支持を得るカナダ出身のシンガーソングライター、アレクサンダー・スチュワートさん。
彼が自身の誕生日である2025年8月に公開したこの楽曲は、来るべきセカンドアルバム『What If?』に収録される作品です。
本作は、自分自身の思考や過去と向き合うことへの恐れという、極めて内省的な葛藤を歌ったエモーショナルなポップナンバー。
制作そのものが癒やしだったと語る彼の、すべてをさらけ出すようなボーカルを聴けば、心に同じような闇を抱える多くの人が救われることでしょう。
メランコリックなメロディが胸を打つ、珠玉のミッドテンポチューンと言えるでしょう。