「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(81〜90)
Stretchin’ Out (In a Rubber Band)Bootsy’s Rubber Band

Pファンク軍団からのスピンオフとして誕生した、アメリカのバンド、ブーツィズ・ラバー・バンドのデビュー作『Stretchin’ Out in Bootsy’s Rubber Band』。
リーダーであるブーツィ・コリンズさんのアイコン「スペース・ベース」が唸りを上げるグルーヴは、一度耳にしたら忘れられない心地よさです。
体が自然と動き出すダンスナンバーから、うっとりするほど甘美なスロウジャムまで、多彩な楽曲が詰まった構成も本作の大きな魅力。
ファンクならではの楽しさと、ソウルの持つ歌心が見事に融合したサウンドの世界観に、どっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか。
Strings Of The Strings Of LifeDerrick May

アメリカの電子音楽界に名を刻むデリック・メイさんが発表した『Innovator』。
テクノの「革新者」という彼の名を冠したこの作品は、ジャンルの歴史が凝縮されたような1枚です。
彼の別名義での名曲も収められ、その軌跡をたどれるようになっています。
特に代表曲「Strings of Life」は、無機質なビートの上で奏でられるストリングスの旋律が、あまりにも感情的!
まるで未来都市の夜景と人のぬくもりが同居しているかのよう。
「テクノのマイルス・デイヴィス」とまで称されたその才能には、ただただ圧倒されますよね。
ぜひ、部屋を少し暗くして、その壮大な音の世界に身を委ねてみてはいかがでしょうか?
Serpentine FireEarth, Wind & Fire

ソウル~ディスコサウンドの大人気グループ、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの人気作品『All ‘n All』。
ファンクやソウル、ディスコなど多彩なジャンルを融合させた壮大なサウンドと、宇宙を旅するようなスピリチュアルな世界観がピッタリ合致!
アルバム冒頭の「Serpentine Fire」で強烈なファンクグルーヴに体を揺らしたかと思えば、続く「Fantasy」では夢のように美しいメロディに心を奪われます。
モーリス・ホワイトさんの巧みなプロデュースと、フィリップ・ベイリーさんの突き抜けるファルセットボイスが絡み合う様は、聴く人を一気に非日常の世界へと連れて行ってくれるでしょう。
彼らの音楽が持つ圧倒的なエネルギーと楽しさを存分に体感できる一枚です。
Sail On SailorThe Beach Boys

ザ・ビーチ・ボーイズが1973年に発表したアルバム『Holland』からのシングルです。
従来の陽気なサウンドとは趣を異にし、ブロンディ・チャップリンさんのソウルフルな歌声が心の奥まで染み渡るブルージーな一曲。
その力強いサウンドは、まるで荒波にもまれる船のようですよね。
人生という大海原で、時には嵐に見舞われ、進むべき道を見失いそうになること、ありませんか?
「進め、船乗りよ」と歌うこの曲は、そんな時にきっとあなたの背中を力強く押してくれるはず。
困難な航海を続ける自分を奮い立たせたい時、この魂の応援歌に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
Surf’s UpThe Beach Boys

ザ・ビーチ・ボーイズの芸術性が頂点に達したシンフォニックな名曲です。
かつて幻のアルバム『Smile』のために作られながら、一度はお蔵入りになったというドラマチックな背景を持っています。
ブライアン・ウィルソンさんの奏でる繊細なピアノの調べと、万華鏡のようにめくるめく展開を見せる壮大なメロディは、聴く人の心の奥まで静かに染み渡るようです。
「子供が大人を育てる」といった哲学的な歌詞の世界に、最初は少し戸惑ってしまうかもしれません。
ですが、繰り返し耳を傾けるうちに、その深遠な美しさにきっと心を奪われるはず。
音楽という芸術の持つ無限の可能性に、じっくりと浸ってみませんか?
Simmer DownThe Wailing Wailers

レゲエの神様となるボブ・マーリーさんたちのキャリアの幕開けを飾った記念碑的な一曲であり、ザ・ウェイリング・ウェイラーズが1964年に発表したデビュー・シングルです。
当時キングストンのストリートを騒がせていた「ルードボーイ」と呼ばれる血気盛んな若者たちに、「まあ落ち着けよ」と諭すメッセージが込められています。
バックを固めるザ・スカタライツの演奏も素晴らしく、弾むようなスカのリズムを耳にすれば、思わず体が動き出してしまいます。
深刻なテーマを陽気なビートに乗せてしまうこのセンスこそ、ジャマイカ音楽の真骨頂ではないでしょうか。
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(91〜100)
SweetnessElliot James Reay

甘い恋心に隠された、ほろ苦い依存と切なさを歌い上げる、イギリスの新星エリオット・ジェームズ・レイさんの楽曲です。
本作は、恋のときめきをベリーやピーチといった味覚で表現しながらも、それだけでは満たされない渇望や甘美な痛みを描き出しています。
TikTokで500万人以上の心を掴んだ彼が紡ぐメロディは、まるで古き良きロマンス映画の世界に迷い込んだかのよう!
2025年6月にEP『All This to Say I Love You』の一曲として公開された本作を聴けば、甘くて少し危険な恋の物語に心がとろけてしまうかもしれません。
レトロなサウンドに浸りたい夜にぴったりの一曲です。