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「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ

「S」から始まるアーティストの音楽は、驚くほど多彩な表情を見せてくれます。

イギリスのエド・シーランさんがインドの伝統音楽を取り入れた斬新な試み、ガーナ出身のMOLIYさんが届けるアフロビーツの躍動感、そしてパラダイス・ロストが奏でるゴシックメタルの深遠な世界。

国境を超えて響く音楽の魅力を、心ゆくまでご堪能ください。

もくじ

「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜40)

Sudden SambaNEW!Neil Larsen

アメリカのジャズ・キーボーディスト、ニール・ラーセンさん。

1969年のベトナム戦争従軍経験も持つ彼は、多彩な才能でジャズ・フュージョン界に貢献してきました。

彼のデビュー・アルバム『Jungle Fever』冒頭を飾るインストゥルメンタル作品は、サンバのリズムとジャズやラテンが見事に融合した、音の万華鏡のような一曲です。

躍動的なリズムと華麗なキーボードが、聴く者を明るく高揚させ、まるで色彩豊かな祝祭に招かれたような気分にさせてくれます。

1978年に発表されたこの楽曲は、ティム・ワイスバーグ・バンドにもカバーされました。

ラーセンさんは翌年、アルバム『High Gear』のタイトル曲でグラミー賞にもノミネートされています。

開放的な気分になりたい時や、ドライブシーンを彩るBGMとしても最適です。

Silence Like The GraveNEW!Paradise Lost

PARADISE LOST – Silence Like The Grave (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
Silence Like The GraveNEW!Paradise Lost

英国が誇るゴシック・メタルのパイオニア、パラダイス・ロスト。

彼らが2025年9月リリースのアルバム『Ascension』に先駆けて公開した楽曲は、まさにバンドの真髄を感じさせる仕上がりですね。

リフを主体としたヘヴィなサウンドの中に、思わず体を揺らすグルーヴと美しいメロディが溶け込んでいて、ニック・ホルムズさんのデスヴォイスとクリーンヴォイスが織りなすコントラストが、聴く者を一瞬で彼らの世界へと誘いますよ。

本作は2025年6月にシングルとしてリリースされ、前作『Obsidian』から実に5年ぶり、通算17作目となるアルバム『Ascension』の幕開けを飾る一曲。

ミュージックビデオも公開されており、ヨーロッパツアーでのパフォーマンスにも期待が高まります。

長年のファンはもちろん、ダークでいて美しい旋律を求めるメタルリスナーにはたまらない、深遠な魅力に満ちた作品です。

Scent of the ObsceneNEW!SikTh

1999年にイングランドで結成されたシクスは、プログレッシブ・メタルを軸に、マスコアやアヴァンギャルド・メタルの要素を大胆に取り入れた音楽性で知られています。

彼らの持ち味は、予測不可能なリズムチェンジ、不協和音を効果的に用いた楽曲構成、そして圧倒的な演奏技術です。

2003年にリリースされたデビュー・アルバム『The Trees Are Dead & Dried Out… Wait for Something Wild』は、その革新性でシーンに衝撃を与えました。

また、2002年にはボーカルのマイキー・グッドマンさんが手掛けたMV「How May I Help You?」が専門誌で年間ベストビデオ賞を受賞し、彼独特の「scatcore」スタイルも注目を集めました。

技巧的でスリリング、既存のジャンルでは括れない刺激を求めるリスナーに強く推薦したいバンドです。

SMiLENEW!DOMi & JD BECK

DOMi & JD BECK – SMiLE (Official Video)
SMiLENEW!DOMi & JD BECK

SNSでの超絶技巧動画で注目を集め、「ジェネレーションZのジャズ大使」とも称されるドミ&JDベック。

フランス出身のキーボーディスト、ドミ・ルナさんとアメリカ出身のドラマー、JD・ベックさんによるこのデュオが2022年4月にリリースした、デビューアルバム『NOT TiGHT』からの先行シングルは、聴く者を笑顔にする遊び心と超絶技巧が同居したナンバーですね。

ドミさんのキーボードが奏でる70年代フュージョン風の色彩豊かな旋律と、ゲーム音楽のような電子音の融合は実にユニーク。

JDベックさんの複雑でグルーヴィーなドラムが絡み、若さと自信に溢れたサウンドを展開しています。

アンダーソン・パークさん監督、マック・デマルコさんが出演したミュージックビデオも話題になりました。

新しい音楽体験を求める方や、ドライブを盛り上げる一曲としてもってこいではないでしょうか!

Street Fighter MasNEW!Kamasi Washington

現代ジャズ界に新風を吹き込むアーティストが数多く登場する中、アメリカ・ロサンゼルス出身のサックス奏者カマシ・ワシントンさんもまさにその1人と言えるでしょう。

彼の音楽は多様なジャンルを融合させた壮大なスケール感が魅力ですね。

今回ご紹介するのは、彼が2018年6月にシングルとしてリリースし、同年のアルバム『Heaven and Earth』にも収録した、ある有名な対戦型格闘ゲームにちなんだ一曲。

カマシさん自身が、まるでボクサーの入場曲のように自身のテーマソングとして制作したと語る本作は、幼少期にアーケードゲームに熱中した記憶や、争いをゲームで解決できたらという平和への願いが込められているそうです。

シンプルながら力強いファンク・ドラムのグルーヴに、エピックなメロディと即興ソロが絡み合い、聴く者を高揚させるエネルギーに満ちています。

擬似サイレント映画風のミュージックビデオも印象的で、UK Music Video Awardsにノミネートされるなど映像作品としても評価されました。

フュージョンの新たな形を感じたい方、現代ジャズを知りたい方はぜひチェックしてみてください。