「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(51〜60)
Second BestThe Last Dinner Party

2021年にロンドンで結成されたザ・ラスト・ディナー・パーティーは、バロック・ポップとアート・ロックを融合させた独自のサウンドで2024年の2月にデビューアルバム『Prelude to Ecstasy』が全英チャート1位を獲得、ブリット・アワードで新人賞を受賞するなど一気にブレイクした5人組バンドです。
そんな彼らのセカンドアルバム『From the Pyre』からの先行曲である本作は、愛する人から二番目の存在として扱われることに甘んじてしまう心の葛藤を描いた楽曲。
スパークスからの影響を感じさせる尖ったメロディと跳ねるような鍵盤、力強いベースラインが印象的で、ポップさとアート性が見事に融合されています。
自己肯定感を失いかけている方に、ぜひ聴いてほしい1曲です。
Second SleepMagdalena Bay

フロリダ州マイアミ出身で、現在はロサンゼルスを拠点とするシンセポップ・デュオ、マグダレーナ・ベイ。
ボーカルのミカ・テネンバウムさんとプロデュースのマシュー・ルーインさんによるユニットで、2021年のデビューアルバム『Mercurial World』は各メディアで絶賛され、一躍注目を集めました。
そんな彼らが、高い評価を得た2024年のアルバム『Imaginal Disk』に続いて届けてくれたのが、ダブルシングルとして公開されたうちの一曲です。
この楽曲はアルバムの世界観を補完する作品なのですが、彼ら特有のドリーミーなシンセポップにオーケストラルな響きが溶け込んだ、壮麗で幻想的なサウンドに仕上げられています。
浮遊感のあるポップスや、シネマティックな音楽が好きな方にはたまらない一曲と言えるでしょう。
ShiversEd Sheeran

2021年9月にリリースされた本作は、エド・シーランさんのアルバム『=(Equals)』からのセカンド・シングルです。
ダンスポップとエレクトロニックロックが融合したサウンドで、冒頭の切れのあるストリングスから始まり、彼の温かな歌声が包み込むように響きます。
歌詞では、愛する人と一緒にいるときのドキドキとした高揚感、肌が触れ合う瞬間の震えるような感覚が情熱的に綴られていて、恋の喜びが全身に染み渡るような感動を味わえます。
英国では首位を獲得し、MTV Video Music Awardsでも複数部門にノミネートされるなど高い評価を受けました。
冬の寒い夜、大切な人と過ごす温もりを思い起こさせてくれる、心が躍るウィンターソングです。
Secrets (ft. Lindsey Buckingham, Mick Fleetwood)Miley Cyrus

多彩な音楽性でポップシーンの第一線を走り続けるシンガーソングライター、マイリー・サイラスさん。
そんな彼女がドロップした作品は、なんとフリートウッド・マックのリンジー・バッキンガムさんとミック・フリートウッドさんをフィーチャーした、世代を超えたソフトロックバラードです。
実の父であるビリー・レイ・サイラスさんへの和解の贈り物として書かれたそうで、大切な人の秘密を静かに守り抜こうとする、深く繊細な愛情が歌われています。
親密さと脆さを伴った歌声は、聴く人の心にそっと寄り添うようですね。
この楽曲は2025年9月に公開されたアルバム『Something Beautiful』のデラックス版に収録されたもの。
静かな夜、大切な人との関係についてじっくり考えたい時にぴったりの1曲に仕上げられています。
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(61〜70)
SnowAngus&Julia Stone

オーストラリアの兄妹デュオ、Angus & Julia Stoneが2017年にリリースした同名アルバムの表題曲は、静かな冬の夜にぴったりの1曲です。
従来の個別作曲から共同制作へと転換を図った本作は、ジャズやフォークの要素を含むミッドテンポの曲調に、兄妹が掛け合うように歌う構成が印象的ですね。
150ドルで購入した中古オルガンやドラムマシンを取り入れた音作りは、アコースティックを基盤にしながらも新たな表現の広がりを感じさせます。
バイロンベイのスタジオで6か月かけて録音されたアルバム『Snow』は、オーストラリアで2位を記録しました。
ゆったりと雪を眺めながら、繊細なハーモニーに身を委ねたい方にオススメです。
Snowed InChance the Rapper & Jeremih

シカゴ出身のヒップホップMC、チャンス・ザ・ラッパーさんとR&Bシンガーのジェレマイさんによる、クリスマスをテーマにしたコラボレーション作品。
雪に閉ざされた夜、恋人と寄り添う親密なひとときを描いた本作は、チャンスさんの詩的なラップとジェレマイさんのメロウなボーカルが絶妙に絡み合います。
2016年12月にミックステープ『Merry Christmas Lil’ Mama』の一曲として公開され、2020年12月には拡張版にも収録されました。
ゴスペルやソウル、シカゴ由来のジュークなど多彩な要素を取り入れたサウンドが特徴で、従来のクリスマスソングとは一線を画すモダンなホリデーミュージックとなっています。
雪の降る夜、大切な人とゆっくり過ごしたい時にぴったりの1曲です。
Snow WhiteLaufey

ジャズやクラシック、ボサノヴァを融合させた独自のスタイルで注目を集めているアイスランド出身のシンガーソングライター、ラウフェイさんが2025年8月にリリースした楽曲は、完璧さへの果てしない追求と、そこから生まれる葛藤を描いた作品です。
鏡に映る自分と理想の姿を比べ続ける女性の苦悩が、繊細なオーケストラアレンジと彼女の震える歌声によって表現されています。
クラシカルなサウンドが冬の静けさと美しく調和し、雪の降る夜にゆっくりと自分自身と向き合いたいときにぴったりの1曲です。
本作は2025年8月にリリースされたアルバム『A Matter of Time』からの先行曲で、より大きくスケール感のある音楽性へと進化した彼女の新たな一面を感じられます。





