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「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ

「S」から始まるアーティストの音楽は、驚くほど多彩な表情を見せてくれます。

イギリスのエド・シーランさんがインドの伝統音楽を取り入れた斬新な試み、ガーナ出身のMOLIYさんが届けるアフロビーツの躍動感、そしてパラダイス・ロストが奏でるゴシックメタルの深遠な世界。

国境を超えて響く音楽の魅力を、心ゆくまでご堪能ください。

「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜40)

Street Fighter MasNEW!Kamasi Washington

現代ジャズ界に新風を吹き込むアーティストが数多く登場する中、アメリカ・ロサンゼルス出身のサックス奏者カマシ・ワシントンさんもまさにその1人と言えるでしょう。

彼の音楽は多様なジャンルを融合させた壮大なスケール感が魅力ですね。

今回ご紹介するのは、彼が2018年6月にシングルとしてリリースし、同年のアルバム『Heaven and Earth』にも収録した、ある有名な対戦型格闘ゲームにちなんだ一曲。

カマシさん自身が、まるでボクサーの入場曲のように自身のテーマソングとして制作したと語る本作は、幼少期にアーケードゲームに熱中した記憶や、争いをゲームで解決できたらという平和への願いが込められているそうです。

シンプルながら力強いファンク・ドラムのグルーヴに、エピックなメロディと即興ソロが絡み合い、聴く者を高揚させるエネルギーに満ちています。

擬似サイレント映画風のミュージックビデオも印象的で、UK Music Video Awardsにノミネートされるなど映像作品としても評価されました。

フュージョンの新たな形を感じたい方、現代ジャズを知りたい方はぜひチェックしてみてください。

Samurai Hee-HawNEW!Marc Johnson

マーク・ジョンソンさんといえば、アメリカ出身で世界的に評価の高いジャズ・ダブルベース奏者です。

1978年には、25歳でビル・エヴァンスさんの最終期トリオに抜擢され、その音楽性に大きな影響を受けました。

今回ご紹介するのは、彼がリーダーを務めたカルテットが1985年に録音し、ECMレーベルから届けられたアルバム『Bass Desires』の冒頭を飾るナンバー。

東洋的な音階とアメリカ西部の乾いた空気を同時に感じさせる、非常にユニークな魅力を持つ本作は、歌詞こそありませんが、聴く者の想像力を掻き立てるインストゥルメンタルです。

ビル・フリゼルさんとジョン・スコフィールドさんという二大ギタリストの火花散るインタープレイは圧巻で、フュージョンならではの即興性とグルーヴ感に満ちています。

エネルギッシュでありながらどこか郷愁を誘うこのサウンドは、ドライブのお供や、新たな音楽との出会いを求める方にぴったりと言えましょう。

Sometimes I…NEW!Scott Kinsey

シンセサイザーを駆使し、エレクトリック・ジャズ/フュージョン界を牽引するアメリカ出身のキーボーディスト、スコット・キンゼイさん。

名門トライバル・テックでの活動でも知られ、その独創的なプレイは「世界でもっとも創造的なシンセサイザー・即興演奏家の一人」と称されますね。

彼の初リーダー作、2006年10月発表のアルバム『Kinesthetics』に収められた一曲は、まさに「会話する音楽」と呼ぶにふさわしい、スリリングなインタープレイが炸裂するナンバーです!

本作はアップテンポでエネルギッシュ、即興性に富んだ展開が聴く者を高揚させるでしょう。

歌詞のないインストゥルメンタルだからこそ、サウンドが織りなす物語に深く没入できます。

この作品が収録された名盤『Kinesthetics』は、「過去10年間で最高のジャズロック/フュージョンCD」とも評されたほど。

ドライブのお供や、気分を上げたい時にぜひ体験してほしい、技巧と熱量が融合したフュージョン・チューンですよ!

SomebodyNEW!Dagny

Dagny – Somebody (Official Music Video)
SomebodyNEW!Dagny

北欧ノルウェーの音楽シーンで、ひときわ輝きを放つ才能がダニーさんです。

音楽一家に育ち、ポップを基盤にインディーやエレクトロの要素を織り交ぜたサウンドは、聴く者の心を躍らせます。

2009年に活動を開始、2016年公開の「Backbeat」はApple Beats 1やドラマ『グレイズ・アナトミー』起用で世界的に注目されました。

2020年のデビュー・アルバム『Strangers / Lovers』はノルウェーで大ヒットし、収録曲「Somebody」はP3 Gull「Song of the Year」を受賞、ラジオで18週首位を記録。

Katy Perryさんの大ヒット曲「Never Really Over」共作の才能も光る彼女の音楽は、高揚感あるポップスを求めるファンにとって、まさに宝物のような存在ではないでしょうか。

StrangersNEW!Sigrid

Sigrid – Strangers (Official Video)
StrangersNEW!Sigrid

ノルウェーのオーレスンから登場したシンガーソングライター、1996年生まれのシグリッドさん。

2017年に公開されたシングル『Don’t Kill My Vibe』は世界的な共感を呼び、彼女を一躍シーンの注目株へと押し上げました。

彼女の魅力は、エレクトロポップを軸にしたサウンドに、透き通るような歌声と実体験に基づいた感情豊かな歌詞が融合している点でしょう。

16歳で自身の楽曲制作を開始したという早熟な才能は、翌2018年のBBC Music Sound of 2018受賞という形で結実し、多くの若者から支持されています。

誠実で心に響くポップスを聴きたい方に、ぜひおすすめしたいアーティストですよ。