「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(11〜20)
Sailor SongNEW!Gigi Perez

TikTokでのバイラルヒットから世界的な成功を収めた、ジジ・ペレスさんによる2024年7月のリリース作品。
女優のアン・ハサウェイに似た恋人への情熱的な想いが描かれた、インディーフォーク調のバラードです。
船乗りのような激しい愛を求める気持ちや、夢の中で会いたいと願う切ない感情が丁寧につづられています。
本作は女性同士の恋愛を率直に表現した作品として、イギリスやアイルランドでチャート1位を獲得しました。
誰かを深く想う気持ちや、会えない時間の苦しさに共感できる中学生の方に聴いてほしい一曲です。
Smoke n DrankNEW!Jordan Adetunji

TikTokを起点にバイラルヒット「KEHLANI」で世界的ブレイクを果たしたジョーダン・アデトゥンジさん。
ロンドンからベルファストへ移り住んだ経歴を持つ彼は、UKグライムとアフロビーツ、さらにはポストパンクまで横断するユニークなセンスで注目を集めています。
2025年11月にリリースされた新曲は、タイトルが示すとおり夜の享楽をテーマにした1曲。
短尺ながら美メロとクラブ適性を兼ね備えたフックが印象的で、彼が得意とするメロディックなラップとトラップ以降のビート感覚が見事に融合しています。
2025年にはグラミー賞の「Best Melodic Rap Performance」にノミネートされるなど、国際的な評価も急上昇中。
ダンスフロアで盛り上がりたいときや、都会の夜を彩るサウンドトラックが欲しいときにぴったりの作品ですね!
Squeeze MeNEW!Kraak & Smaak

オランダ出身の3人組プロデューサー・DJユニット、クラーク・エン・スマークさん。
2003年から活動を開始し、ブレイクビーツ・ハウス・ファンク・ディスコを自在に横断するクロスオーバーなサウンドで知られる彼らですが、2008年にリリースしたこちらの楽曲は、UKシンガーのベン・ウェストビーチさんをフィーチャーした代表曲です。
愛する人の温もりがすべてを好転させてくれるという、親密で温かなラブソングがテーマで、ソウルフルな歌声とブレイクビーツが見事に融合しています。
オランダ本国ではトップ10ヒットを記録し、紙のフリップブックを使った斬新なミュージックビデオも国際的に高評価を受けました。
英国スポーツ局BT Sportのトレーラーにも起用され、クラブ・ポップの新境地を切り拓いた1曲として今も聴き継がれています。
Salting The EarthNEW!Like Moths To Flames

オハイオ州出身のメタルコアバンド、ライク・モス・トゥ・フレイムス。
2010年の結成以来、激烈なブレイクダウンと叙情的なメロディを融合させた攻撃的なサウンドで知られる彼らが、2025年10月に新曲をリリースしました。
ザ・プロット・イン・ユーのランドン・トワーズさんをプロデューサーに迎えた本作は、ドロップチューニングの重厚なリフとクリス・ロエッターさんのスクリーム、そしてクリーンボーカルが交錯するダイナミックなナンバーです。
自己嫌悪や孤独、過去の選択が現在を侵食し続ける感覚を、塩を撒いて大地を不毛化するという強烈な比喩で描いた歌詞が印象的。
北米ヘッドライナーツアーの最中に投下されたこの一曲は、彼らの現在地を示すキラーチューンに仕上がっています。
SuddenlyNEW!Beatie Wolfe, Brian Eno

アンビエント・ミュージックの先駆者として知られるブライアン・イーノさんと、イノベーティブなアーティストとして活躍するビーティー・ウルフさんによる共作が2025年4月にリリースされました。
アルバム『Luminal』に収録されたこの楽曲は、穏やかなカントリー風ワルツのリズムに乗せて、繊細なレイヤーが重なり合う美しいデュエット作品です。
ポジティブで楽観的な言葉が紡がれる歌詞からは、突然訪れる感情の変化や予期せぬ出来事への期待感が伝わってきます。
ドリーミーな音色とともに心が解放されていくような感覚を味わえるでしょう。
すっきりしない曇り空を見上げながら、本作の透明感あふれるサウンドに身を委ねてみてはいかがでしょうか。
重苦しい気分を優しく包み込んでくれるはずです。
scratch his face up BASQUIATNEW!Edward Skeletrix

ジョージア州アトランタを拠点に、ラップとビジュアルアートを横断するエドワード・スケレトリックスさん。
音楽産業そのものを批評的に扱うコンセプチュアルな作品群で知られ、エクスペリメンタル・ラップやレイジといったジャンルを自在に操るアーティストです。
2025年10月にドロップされたこの楽曲は、プロデューサーのキャヴィトナックとのコラボレーション作品。
タイトルにはニューヨークの伝説的アーティスト、バスキアの名が刻まれており、顔を引っ掻くという視覚的なメタファーと音の削りや歪みを重ね合わせた実験的なアプローチが光ります。
硬質な808とプラグ由来のミニマルなビートワークに、ディストーション処理を施したボーカルが絡む本作は、アートとストリートカルチャーの境界を揺さぶる挑発的な一曲です。
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
Sympathy MagicNEW!Florence & The Machine

10月27日に通算6作目のアルバム『Everybody Scream』からのサード・シングルとして公開されたFlorence + The Machineの新曲は、共感と魔術という相反する要素を結びつけた祈りの楽曲です。
2023年のツアー中に緊急手術を経験したフローレンス・ウェルチさんの身体的回復と喪失をめぐる個人的体験が、ウィッチクラフトやフォーク・ホラーといった神秘的なモチーフと交差し、痛みを儀式的なカタルシスへと昇華させています。
アーロン・デスナーとダニー・L・ハーレによる制作陣が織りなす、オーガニックな構築美とエレクトロニックな現代性が同居したサウンドに、力強いヴォーカルが乗る本作は、癒やしと祈りを求めるすべての人に響くはずです。





