「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(71〜80)
Straight from the HeartBryan Adams

ハスキーな歌声が心に響くシンガーソングライター、ブライアン・アダムスさん。
彼がまだ18歳の頃に書き上げたという、キャリア初期を代表する珠玉のバラードです。
この楽曲は、心からの愛情をありのままに伝えようとするストレートな想いがテーマ。
静かなピアノの調べで始まり、徐々にバンドサウンドが重なっていくアレンジからは、ロックバラードならではのドラマチックな展開を感じられるのではないでしょうか。
名盤『Cuts Like a Knife』からのシングルとして1983年2月に登場し、彼にとってアメリカで初のトップ10ヒットを記録しました。
ブラジルのテレビドラマ『Guerra dos Sexos』のテーマ曲としても知られていますね。
大切な人へ素直な気持ちを伝えたいときに聴きたくなる、時代を超えて愛される名曲です。
Sister SisterHaschak Sisters

YouTubeを拠点に活動し、世界中にファンを持つリアルな4姉妹グループ、ハシャク・シスターズ。
幼い頃からダンスや歌の訓練を積んできた彼女たちは、楽曲制作から振り付けまで自らこなすクリエイター集団としても知られています。
そんな彼女たちが2020年6月に公開した本作は、まさに自分たちのことを歌った、姉妹愛にあふれるポップチューンです。
いつもそばにいてくれる存在がいることの心強さや、一緒にいるだけで無敵になれるようなポジティブな気持ちが、重なり合うキュートな歌声と弾けるようなサウンドから伝わってきますよね。
『Daddy Says No』などと並ぶ彼女たちのオリジナル作品のひとつで、姉妹はもちろん、大切な親友と聴けば、お互いの絆がもっと深まることは請け合いです!
Superman’s Big SisterIan Dury and The Blockheads

パンクの詩人とも称されるイアン・デュリーさんが率いたイギリスのバンド、イアン・デュリー・アンド・ザ・ブロックヘッズによる痛快なナンバーです。
アルバム『Laughter』からのシングルとして1980年11月に発売された本作は、誰もが知るヒーローに、もし自分より強いお姉さんがいたら?
というユニークな視点で描かれています。
どんな困難も解決するスーパーマンでさえ、姉の前ではタジタジになってしまう様子を歌った歌詞は、古い固定観念を軽やかにひっくり返す魅力に満ちています。
ファンクやパブロックを基盤とした演奏にストリングスが加わった厚みのあるサウンドも聴きどころ。
所属レーベルの100番目の記念シングルという逸話も含めて、その遊び心が伝わってくるというものでしょう。
強い女性に憧れる人や、スカッとしたいときにぴったりの一曲です。
Sister Oh SisterRodney Crowell

カントリーミュージックの重鎮であり、自身名義と提供曲をあわせて「15曲の全米No.1」を誇る偉大なシンガーソングライター、ロドニー・クロウェルさん。
作詞作曲家として知られており、多くのアーティストに楽曲を提供しています。
そんな彼が詩人メアリー・カーさんと共作した、こちらの作品は2012年6月に公開されたアルバム『KIN: Songs by Mary Karr & Rodney Crowell』に収録されています。
本作は、カーさんの自伝をもとに、困難な幼少期を支えてくれた姉への感謝を歌ったリリックで注目を集めました。
元妻のロザンヌ・キャッシュさんが歌っていることも、家族の絆というテーマをより深く感じさせますね。
姉妹のいる方は、ご自身の思い出と重ねながら聴くと、より一層感動できるのではないでしょうか?
SisterThe Nixons

1990年代のポストグランジ期に、ストレートで情熱的なロックを鳴らし続けたザ・ニクソンズ。
彼らが1995年5月に発売した名盤『Foma』には、時代を象徴する珠玉のナンバーが収められています。
本作は、その中でもひときわエモーショナルな輝きを放つアコースティック・バラードです。
ボーカルのザック・マロイさんの歌声は、時にパール・ジャムを彷彿とさせるほど力強く、姉への憧れや感謝、そして少しの距離感といった複雑な想いを描き出しているかのよう。
全米オルタナティヴ・チャートで11位を記録したこの美しいメロディを聴けば、懐かしい家族の記憶がよみがえってくるはず。
少し感傷的な気分に浸りたい夜にぴったりですよね。
StrangerDoja Cat

きらびやかなシンセの波とキャッチーなメロディラインが、まるで80年代の青春映画のワンシーンへと誘うようですね。
変幻自在なスタイルで常にファンを驚かせるドージャ・キャットさんですが、この曲ではポップな魅力を全開にしています。
この楽曲は、見知らぬ相手との危険な恋のスリルや、社会のルールから逃れて自分らしく愛することを祝福する、力強さとロマンが同居した一曲。
2025年9月リリースのアルバム『Vie』に収録されており、彼女が宣言したポップ路線を体現するようなサウンドが楽しめます。
ニューヨークでの祝賀イベントでMVがサプライズ公開され、花嫁姿での逃避行という刺激的な映像も話題になりましたね。
日常から少し抜け出して、自由な気分に浸りたい時にぴったりのナンバーではないでしょうか。
Straight Up (Needy)Meet Me @ The Altar

インターネットを介した活動からキャリアを築き、現在のポップ・パンクシーンで人気を集めるミート・ミー・アット・ジ・オルター。
多様性を象徴する存在としても注目されていますね。
そんな彼女たちの新曲が、持ち前のポップ・パンクサウンドに、より重厚なギターリフとエモーショナルな歌声を加えたロックナンバーです。
本作で歌われるのは、強気な態度の裏にある「正直、甘えたいし頼りたい」という切実な気持ち。
その人間味あふれる弱さの告白が、聴く人の心を揺さぶります。
2025年4月の創設メンバー脱退という転換点を経て、12月発売予定のEP『Worried Sick』からの先行シングルとなるこの一曲。
新しい章の始まりを告げる本作を聴けば、複雑な感情を抱えながらも前に進む勇気がもらえるかもしれませんね。





