「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(71〜80)
SkatingVince Guaraldi Trio

冬の空気がぴんと張りつめる季節になると、思わず聴きたくなるジャズ・ナンバーがあります。
1965年12月にアルバム『A Charlie Brown Christmas』の収録曲として発売されたこの楽曲は、ヴィンス・グアルディ・トリオによる書き下ろし作品です。
ピアノ・トリオという最小限の編成ながら、氷の上をすべるような浮遊感と軽やかさが見事に表現されています。
テレビアニメ特番『A Charlie Brown Christmas』の劇中音楽として使用され、子どもたちが冬を楽しむ情景にぴったり寄り添う仕上がりになっています。
本作の魅力は、派手なオーケストレーションに頼らず、ピアノのきらめくようなアルペジオとやわらかなリズムだけで冬景色を描き出しているところ。
切なさとあたたかさが同居する独特の空気感は、静かなクリスマスの夜にそっと寄り添ってくれます。
ロマンチックなひとときを過ごしたい方にもおすすめの一曲です。
Sunday (The Day Before My Birthday)Moby

「誕生日の前日」という、ちょっとした隙間の時間をテーマにした一曲をご紹介します。
エレクトロニカの巨匠モービーさんが2002年にリリースしたアルバム『18』に収録されたナンバーで、翌2003年にはシングルカットもされました。
70年代ソウルの女性ボーカルをサンプリングし、温かみのあるシンセパッドと浮遊感のあるリズムで包み込んだダウンテンポ調の仕上がりが魅力です。
夜が明けるまでのひとときのような、甘くもどこか切ない空気感がたまりません。
ミュージックビデオでは宇宙人キャラクターがハリウッドで成功と孤独を味わう寓話的な物語が展開され、楽曲の持つ陰影を視覚的に表現しています。
誕生日パーティーの喧騒が落ち着いたあとや、特別な日を前にした静かな夜にそっと流したい一曲。
大人っぽくおしゃれな雰囲気で誕生日を演出したい方にぴったりです。
Sex on the BeatADÉLA

2023年に韓国で行われたガールズグループオーディション番組『The Debut: Dream Academy』への参加で注目を集めた、スロバキア出身のシンガーソングライター、アデーラさん。
幼少期からクラシック・バレエを学び、ウィーンやロンドンの名門バレエ学校で研鑽を積んだ異色の経歴の持ち主です。
2025年5月にキャピトル・レコードと契約し、同年8月にはデビューEP『The Provocateur』をリリースしました。
本作はその中核を担う楽曲で、挑発的なタイトルとは裏腹に、女性アーティストが「セクシーであれ」と求められる構造そのものを、誇張とユーモアで皮肉るという批評性が光ります。
クラブ映えする硬質なビートに乗せた短尺のフックは中毒性抜群。
踊りたい夜にも、ポップの裏側を考えたい気分のときにもフィットする一曲です。
Satisfaction SkankFatboy Slim & The Rolling Stones

まさに歴史的瞬間といえる一曲がファットボーイ・スリムさんとThe Rolling Stonesの共演という形で実現しました。
1999年ごろに誕生したマッシュアップが、四半世紀以上の時を経てついに公式リリースされたのです。
ファットボーイ・スリムさんの代表曲『The Rockafeller Skank』のビッグビートにストーンズの伝説的なギターリフを重ねたこの楽曲は、長年クラブシーンで「持っている人だけが知っている」存在として語り継がれてきました。
権利の壁に阻まれ続けた末の公式化は、ダンスミュージックとロックの歴史が交差する貴重な瞬間です。
本作はクラブ仕様の拡張版も同時に公開されており、フロアで体感したい方にもぴったり。
世代を超えた音楽の魔法を味わいたいすべての人におすすめです。
Sugar On My TongueTyler, The Creator

ヒップホップの枠を軽々と飛び越える独創性で、世界中のリスナーを魅了し続けているタイラー・ザ・クリエイターさん。
2019年と2021年にグラミー賞最優秀ラップ・アルバム賞を連続受賞するなど、その音楽的才能は高く評価されています。
2025年7月にリリースされたアルバム『Don’t Tap the Glass』からの本作は、エレクトロやイタロ・ディスコ、ファンクを融合させたダンサブルなナンバー。
80年代テイストのシンセ・ファンクが心地よく響き、思わず体が動き出すグルーヴ感が魅力です。
ビルボードHot 100で最高41位を記録し、R&B/Hip-Hopチャートでは9位にランクインするなど、チャートでも存在感を示しました。
クセになるビートとユーモアあふれる世界観が、パーティーや余興の場にぴったり。
TikTokでもバズっている曲ですし、個性派ダンス曲を探している方にオススメです。
Shelter from the StormBob Dylan

アコースティック・ギターとベースだけという極めてシンプルな編成ながら、全編を貫く3コード進行の上に、詩的なイメージが幾重にも積み重なっていきますね。
1975年にリリースされた名盤『Blood on the Tracks』に収録されている、ボブ・ディランさんの珠玉のフォークバラッドです。
歌詞には、かつて自分を無条件に受け入れてくれた存在との出会いと、その決定的な喪失が描かれており、キリスト教的な象徴や神話的な比喩が織り込まれた深遠な世界観が広がります。
映画『ザ・エージェント』のサウンドトラックに別テイクが収録されたほか、『St. Vincent』ではビル・マーレイさんがこの曲を歌う印象的なシーンも。
人生の嵐の中で安らぎを求める気持ちに寄り添ってくれる一曲なので、心が疲れたときにそっと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
Simple Twist of FateBob Dylan

夜の港町で偶然めぐりあった男女の、たった一夜の恋物語。
そんな切なくも美しい情景を描いたこの楽曲は、ボブ・ディランさんの名盤『Blood on the Tracks』に収録された珠玉のバラードです。
1975年1月に発売された本作は、三人称の語りから一人称へと視点が移り変わる独特の構成が印象的で、聴き手はいつしか主人公の内面へと引き込まれていきます。
翌朝、女性が去った後に残される言いようのない空虚感。
それは「運命のひとひねり」とも呼ぶべき、人生における些細なすれ違いの残酷さを静かに物語っています。
アコースティックギターとベースだけという最小限の編成が、かえって深い余韻を生み出していますよね。
『Rolling Stone』誌の「100 Greatest Bob Dylan Songs」で第15位に選ばれるなど、批評家からも高く評価されている一曲。
失恋の記憶を抱えるすべての人の心に寄り添ってくれる、普遍的な名曲です。

