「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(91〜100)
Shadow PeopleTestament

ベイエリア・スラッシュの代表格としてシーンに君臨するバンド、テスタメント。
スラッシュメタルが好きな方であれば、その名を知らない人はいないのではないでしょうか?
そんな彼らが、2025年10月に発売するアルバム『Para Bellum』より、先行となる楽曲を同年9月に公開しています。
本作は、スラッシュらしい高速リフだけでなく、スローに始まり徐々に緊張感を高めていくグルーヴ重視の構成が印象的です。
背後に忍び寄る影のような不穏な気配と、現代社会の孤立を描いた世界観が、重厚なサウンドと見事に融合しています。
新ドラマーを迎えたことで、バンドに新鮮な推進力が加わっている点も注目ですね。
ただ激しいだけではない、物語性のあるヘヴィミュージックを求める方にぴったりの一曲と言えるでしょう。
So LowThe Devil Wears Prada

小説『プラダを着た悪魔』から名付けられたアメリカ出身のメタルコアバンド、デヴィル・ウェアーズ・プラダ。
彼らが2025年11月に発売するアルバム『Flowers』に収録される一曲は、ポップなメロディと攻撃的な質感を両立させたロックナンバーです。
エレクトロニックな導入から重厚なギターリフが重なるサウンドに、マイク・フラニカさんのスクリームとジェレミー・デポイスターさんのクリーンボーカルによる豊かなコーラスワークが展開します。
退屈な日常を燃やし尽くしたいという破壊衝動と、その後に訪れる虚しさを描いた歌詞とともに、アグレッシブなバンド演奏が響き渡ります。
メタルコアというジャンルではあるものの、キャッチーさも兼ね備えているため、インパクトの強い作品を探している方には中毒性バツグンですよ。
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(101〜110)
SilenceThe Plot In You

メタルコアを基盤としながら、オルタナティブやエレクトロニックな要素も取り入れて進化を続けるザ・プロット・イン・ユー。
2018年のシングル『Feel Nothing』がプラチナ認定を受けるなど、シーンで確固たる評価を得ています。
そんな彼らが公開したのが、こちらの作品。
本作は、年齢を重ねることで得られる心の平穏をテーマにしており、過去を繰り返さないという決意が、あえて楽曲の反復構造を避けるという実験的な構成に反映されています。
目まぐるしく展開していくドラマチックな流れは、まさに彼らの成熟を物語るサウンドと言えるでしょう。
これまでの重さに加え、より洗練されたメロディが際立つ本作は、人生の岐路に立ち、静かな強さを求める人にこそ聴いてほしい一曲です。
ShapeshiftDayseeker

カリフォルニア州オレンジカウンティで結成されたポストハードコアバンド、デイシーカー。
彼らが2025年10月リリースのアルバム『Creature In The Black Night』からの一曲は、ボーカルのロリー・ロドリゲスさんが抱える不安との葛藤をテーマにしたパーソナルなロックナンバーです。
不安が自分を別人に変えてしまう感覚を、自身への手紙のように綴っています。
メランコリックだった名盤『Dark Sun』から一転、本作ではスクリームとヘヴィなリフが激しくぶつかり合う怒涛のサウンドへと回帰。
Zakk Cerviniさんがミックスを手がけた重厚な音像のなかで、クリーンとスクリームが織りなす緩急をつけたアンサンブルは見事としか言いようがない仕事っぷり!
精神的な深淵を覗き込むような、ヘヴィな世界観に浸りたい方におすすめです。
SuperstitionStevie Wonder

ソウル・ミュージックという枠内をこえて、歴史に残る名曲の数々を生み出したスティーヴィー・ワンダーさん。
ほとんどの楽器をこなすマルチプレイヤーでもある彼は、まさに天才という名にふさわしいアーティストですよね。
そんな彼の作品のなかで、オススメしたいのがこちらの名曲です。
日本では『迷信』のタイトルで知られており、根拠のない言い伝えに縛られて生きることの危うさを歌っています。
本作は1972年10月にシングルとして公開され、翌1973年初頭には全米1位を記録。
名盤『Talking Book』に収録されており、うねるようなクラビネットのグルーヴはいつ聴いてもかっこよすぎです!
ぜひチェックしてみてください。
Speeding 72Momma

90年代オルタナティブ・ロックの薫りを現代に蘇らせるサウンドで注目を集めるのが、ブルックリンを拠点とするバンド、モンマです。
ニルヴァーナやペイヴメントといった存在からの影響を公言する彼女たちは2022年7月に発表した名盤『Household Name』は、批評サイトで高得点を記録するなど音楽好きの間で高い評価を得ているのですね。
この楽曲は、歪んだギターが疾走する、まさに青春のサウンドトラックのようなドライブソング。
ライブで出会った二人が衝動のままに車を走らせる、甘酸っぱくも少し危うい恋の始まりが描かれています。
友だちとの気ままな旅のBGMにすれば、窓を全開にして大音量で流したくなるはず。
何気ない日常が映画のワンシーンのように輝いて見える、そんな魅力を持った一曲です。
Somebody’s Watching MeRockwell

「誰かに見られている…?」というフレーズが印象的な、思わず口ずさんでしまうあの名曲。
モータウン創業者を父に持つ実力派、ロックウェルさんの代表曲として知られていますよね。
父の名を伏せて契約を勝ち取ったという逸話を持つ彼の作品で、1983年12月当時に公開され、全米チャートで第2位を記録する大ヒットを巻き起こしました。
常に監視されているかのようなパラノイアな歌詞の世界観と、裏腹にダンサブルでキャッチーなシンセ・ファンクサウンドの組み合わせが秀逸です。
本作の聴きどころであるコーラスには、なんとマイケル・ジャクソンさんも参加しています。
デビューアルバム『Somebody’s Watching Me』にも収録されているこのナンバーは、ハロウィンの時期や、少しスリリングな気分を味わいたい時に聴きたくなる一曲です。





