「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(101〜110)
She (ft. Kurtis Wells)Rich Brian

インドネシア出身のラッパーとして、国際的なシーンで確固たる地位を築いているRich Brianさん。
2018年にはデビューアルバムでアジア系アーティストとして初めてiTunesヒップホップチャート1位に輝いたことでも知られています。
今回紹介するのは、彼の6年ぶりとなるスタジオ・アルバム『WHERE IS MY HEAD?』からの一曲。
この楽曲は、過ぎ去った恋人との関係を振り返る、内省的でメロウな雰囲気が魅力です。
彼のメロディアスな歌唱とラップが心地よく溶け合い、フィーチャリングアーティストの美しいファルセットが切ない空気感を演出しています。
本作は、深夜のドライブや部屋で一人静かに過ごす時間にぴったりの、心を落ち着かせてくれるチルなナンバーです。
Something WrongDJ Snake, Don Toliver

レディー・ガガさんのプロデュースも手掛けたフランスのDJ/プロデューサー、DJスネークさん。
彼が、トラヴィス・スコットさん主宰のレーベルに所属するドン・トリヴァーさんという人気アーティストを迎えてリリースしたこの楽曲は、2025年8月に公開された作品です。
DJスネークさんが2025年9月にリリースするアルバム『Nomad』からの先行シングルで、夏の終わりの気だるいエネルギーを音で表現したかのような趣となっています。
浮遊感のあるシンセとドン・トリヴァーさんの落ち着いたボーカルが混ざり合い、どこか物悲しい雰囲気を演出。
これまでのパワフルなダンスチューンとは一線を画す、感傷的なサウンドはヒットメーカーの新たな一面を感じさせますね。
秋の夜長に物思いにふけりながら聴くのにぴったりな一曲です。
Saturday Mornings (feat. Lil Wayne)Cordae

オールドスクールと現代ヒップホップの架け橋的存在、コーデーさん。
2019年のデビューアルバム『The Lost Boy』でグラミー賞にノミネートされた、シーンの重要人物ではないでしょうか?
そんな彼がレジェンドであるリル・ウェインさんを客演に迎えた、こちらの作品。
本作は、ソウルフルで心地よいサウンドに、内省的なリリックが乗せられた奥深い一曲に仕上げられています。
成功の裏にあるリアルな葛藤や、誠実な人間関係への渇望が描かれており、週末の解放感とはひと味違う、土曜日の静かな時間を感じさせますね。
この楽曲は2024年7月に公開された、アルバム『The Crossroads』からの一曲。
少し物思いに耽りたい休日に聴くには、もってこいの作品でしょう。
SaturdayFall Out Boy

2000年代にとてつもない人気を集めたポップパンクバンド、フォール・アウト・ボーイ。
彼らの初期衝動が詰まった、週末をテーマにした作品です。
こちらの楽曲は、単に週末の解放感を歌うのではなく、退屈な日常から抜け出したいと願う焦燥感や内なる葛藤が、疾走感あふれるサウンドに乗って表現されています。
終盤に向けて感情が爆発するような展開は、聴いているだけで胸が熱くなるのではないでしょうか。
本作は2003年発売の名盤『Take This to Your Grave』に収録された一曲で、ライブではキャリアを通して常に演奏され続ける、まさにアンセムです。
週末の始まりに、鬱屈した気分を吹き飛ばしたい時に聴いてみてはいかがでしょうか?
Saturday Nights (REMIX)Khalid, Kane Brown

週末の夜、少し物思いに耽りたい時にぴったりの作品が、R&Bシンガーのカリードさんとカントリー界のスター、ケイン・ブラウンさんの共演作です。
この楽曲は、家族との間に生まれた溝や、どこか満たされない気持ちを抱える若者に寄り添う物語が描かれているのですね。
アコースティックギターの優しい音色を背景に、カリードさんの繊細な歌声とケイン・ブラウンさんの温かい低音が対話のように重なり、本作の感動を一層深めています。
もとはEP『Suncity』に収められた作品のリミックスで、2019年1月に公開されると、アルバム『Free Spirit』にも収録されました。
賑やかな土曜日とはまた違う、静かな夜のひとときに耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(111〜120)
Saturday (Oooh! Ooooh!) ft. Sleepy BrownLudacris

イリノイ州出身のラッパー、リュダクリスさん。
俳優としても活躍しており、人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズでおなじみの方も多いのではないでしょうか?
そんな彼の作品のなかで、土曜の夜にぴったりのパーティーアンセムが、こちらの1曲です。
1週間の仕事を終えた解放感と、これから始まる夜への期待感を高めてくれる内容が描かれています。
アトランタの名門、オーガナイズド・ノイズによるグルーヴィーなトラックに、スリーピー・ブラウンさんのソウルフルな歌声が絡み合い、最高の週末ムードを演出していますね。
2001年発売の名盤『Word of Mouf』からのシングルで、映画『ラッシュアワー2』のサウンドトラックにも起用されました。
週末のドライブやパーティーが始まる前のBGMにすれば、気分が上がること間違いなしです。
ShimbalaiêMaria Gadú

MPBを基軸に多彩な音楽性でシーンを更新し続ける才能、マリア・ガドゥさん。
カエターノ・ヴェローゾさんら巨匠たちをも唸らせた、現代ブラジル音楽を代表する存在と言えるでしょう。
本稿で取り上げるのは、彼女が10歳の時に作ったというキャリアの原点となる楽曲です。
夕暮れの海辺で浮かんだというメロディに乗る言葉は、意味を持たない創作語。
まるで子ども時代にだけ口ずさめた魔法の呪文のようで、聴く人の心を優しく解きほぐします。
彼女の深く豊かな歌声と、マラカトゥのリズムを刻むアコースティックな響きがなんとも心地よいですよね。
デビュー盤『Maria Gadú』からのシングルで、テレビドラマ『Viver a Vida』に起用され、遠くイタリアでは2011年夏にチャート1位を獲得。
ノスタルジックな気分に浸りたい時にぴったりの名曲と言えます。





