「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(121〜130)
ShelterFit For A King

激しいサウンドの嵐の中に、希望の光のように差し込むメロディが胸を打つこの作品は、アメリカ・テキサス州出身のメタルコア・バンド、フィット・フォー・ア・キングによる楽曲です。
本作は、バンドが原点に立ち返り「自分たちのために作る」という決意で制作したアルバム『Lonely God』に収録されています。
内なる葛藤を乗り越え、心の安息地を見つけ出そうとする力強いメッセージが込められているように感じますよね。
爆発するようなシャウトと透き通るクリーンボーカルの鮮やかな対比が、そのドラマを一層際立たせています。
2025年8月にリリースされた通算8枚目のこのアルバムで、彼らの新たな決意を感じてみてください。
何かに行き詰まった時、この曲があなたの心を奮い立たせる「避難所」になってくれるはずです!
Second SkinThe Gits

ブルージーで激情的な歌声が魂を揺さぶるアメリカのバンドがザ・ギッツです。
メンバーはボーカルのミア・ザパタさん、ギターのアンディ・ケスラーさん、ベースのマット・ドレスドナーさん、ドラムのスティーヴ・モリアティさんの4人。
1989年にシアトルへ移住し、1992年発売のアルバム『Frenching the Bully』でアンダーグラウンドシーンから注目を集めました。
ミアさんの歌声はジャニス・ジョプリンさんにもなぞらえられ、そのソウルフルな叫びとバンドの激しいサウンドの融合は唯一無二の存在感を放っていたとされています。
しかし1993年7月、ミアさんが27歳で殺害されたことでバンドは悲劇的な終焉を迎えました。
魂を削るような生々しいロックを聴きたい人に刺さるバンドです。
SeetherVeruca Salt

90年代のグランジシーンにポップな風を吹き込んだのが、アメリカのバンド、ヴェルーカ・ソルトです。
1992年に結成され、ルイーズ・ポストさんとニーナ・ゴードンさんという女性ツインボーカルのハーモニーと、ファズの効いたギターサウンドの融合がとても印象的なバンド!
1994年に世に出た代表曲『Seether』は、Paste誌の「1990年代のグランジ名曲50選」で10位に選ばれるなど、大きな注目を集めました。
また、ヒット曲『Volcano Girls』は映画『Jawbreaker』のオープニングを飾ったことでも知られています。
一度は活動を休止しましたが、オリジナルメンバーで再結成を果たしていることから、復帰を心待ちにしていたファンも多いのだとか。
歪んだ音の中にも光るポップなメロディーを求める人にはたまらないはず。
SLEEPWALKERAries & brakence

YouTubeでのビート再現動画からキャリアを築いたアメリカのプロデューサー、アリエスさんと、オハイオ州出身の鬼才ブレイケンスさんによる注目のコラボレーションです。
本作は、愛する人の呼び声に導かれ、まるで夢遊病のように無意識に相手のもとへ向かう切ない心情を描いた物語。
スローで美しいサウンドの上で、アリエスさんの表現力豊かな歌声とブレイケンスさんの繊細なファルセットが溶け合い、聴く者の心を締め付けます。
ブレイケンスさんは2022年にアルバム『Hypochondriac』でチャート13位を記録した実力派。
2025年8月に公開されたこの待望のコラボに、多くのファンが歓喜したのも頷けますね。
静かな夜に一人、幻想的な音の世界に浸りたいときにぴったりの1曲です。
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(131〜140)
SirenaDirty Three

ヴァイオリンがまるで歌うように物語を紡ぐポストロックはいかがですか。
オーストラリア出身のダーティー・スリーは、ヴァイオリン、ギター、ドラムだけで壮大な音世界を築くインストゥルメンタル・トリオです。
この楽曲は、1998年3月リリースの名盤『Ocean Songs』に収められた一曲で、海の怪物「セイレーン」がテーマになっています。
静寂から湧き上がるヴァイオリンの旋律は、聴く人を物語の奥深くへと誘うようで、寄せては返す波のようなドラムとギターの響きが、その世界観を一層深めているような気がします。
本作はオーストラリア映画『Praise』に使用されたことでも知られています。
静かな夜に耳を傾ければ、まるで短編映画を観ているかのような気分を味わえるはずですよ。
StormGodspeed You! Black Emperor

静寂と轟音が織りなす音の叙事詩で世界を圧倒する、カナダの音楽集団ゴッドスピード・ユー!・ブラック・エンペラーの楽曲。
2000年10月に世に出た名盤『Lift Your Skinny Fists Like Antennas to Heaven』の幕開けを飾るこの楽曲は、言葉がないからこそ、聴き手の心に壮大な物語を映し出します。
穏やかな旋律から始まり、幾重にも音が重なり合って嵐のようなクライマックスへと到達する展開は圧巻の一言。
2025年12月には貴重な来日公演も決定している彼らですから、ポストロックに興味があるという方はぜひチェックしてみてくださいね。
SystemPrewn

心の奥深くに静かに忍び寄るようなサウンドが、聴く人の感情を揺さぶるこの曲は、アメリカ・ロサンゼルスを拠点とするイジー・ヘイガーップさんのプロジェクト、プレウンの作品です。
2023年8月のデビューから注目を集める彼女の、ダークで実験的な世界観が詰まっていますよね。
本作は、作者が「プライベートな日記」と語るように、激しい感情が過ぎ去った後の虚無感や内なる恐怖を描き出しているんです。
グランジ風のギターとストリングスが織りなす緊張感のあるメロディは、まるで心拍と同期するかのよう。
2025年10月に発売されるセカンド・アルバム『System』からの先行曲で、前作『Through The Window』からさらに深化した音像がたまりません!
一人静かに物思いにふける夜、この世界観にどっぷり浸ってみてくださいね!