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「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ

「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?

普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。

ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。

この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。

これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!

「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(131〜140)

Svefn-g-englarSigur Rós

アイスランド出身のバンド、シーガー・ロスが紡ぐ、夢の中を旅しているかのような一曲。

ヨンシーさんの透き通るファルセットと、チェロの弓で奏でられるギターの幻想的な響きは、まさに癒やしの音景そのもの!

本作は、意図的に意味をぼかした歌詞によって、言葉を超えた感情が聴き手の心の奥まで直接響いてきます。

この曲は1999年6月に発表された名盤『Ágætis byrjun』に収録されており、映画『バニラ・スカイ』を彩ったことでも広く知られています。

静かな夜に一人でじっくりと耳を傾ければ、壮大なサウンドスケープに包まれて、まるで映画の主人公になったような気分を味わえるでしょう。

Save Me (Ft. Lø Spirit)Thousand Below

Thousand Below – Save Me Ft. Lø Spirit (Official Visualizer)
Save Me (Ft. Lø Spirit)Thousand Below

美しいメロディと魂の叫びが交錯する、感情の頂点を描いた壮大なバラードです。

アメリカのポストハードコアバンド、サウザンド・ビロウが、2025年8月リリースのアルバム『Buried In Jade』に先駆けて公開した本作は、ゲストのロ・スピリットさんと共に心の深淵を探求します。

幸運に囲まれながらも満たされない虚しさと、誰かに救い出してほしいと願う切実な思いを描いているかのよう。

二人のボーカルの掛け合いが、その葛藤をより一層際立たせます。

2022年の前作とは制作体制も異なり、音の深みも格別です。

どうしようもない孤独に苛まれたとき、そっと心に寄り添い、感情を解放へと導いてくれるような一曲です。

Seed of DeathNervosa

NERVOSA – Seed of Death (Official Video) | Napalm Records
Seed of DeathNervosa

サンパウロから世界に咆哮を放つ、パワフルなオール女性スラッシュ/デスメタルバンドがネルヴォサです。

彼女たちの音楽の核にあるのは、政治や社会の不平等に対する痛烈なメッセージ!

SlayerやSepulturaを思わせる猛烈なスピードと攻撃性を武器に、その怒りをサウンドに叩きつけているんです。

2014年のデビューから一貫した姿勢を貫き、2021年のアルバム『Perpetual Chaos』はドイツ公式チャート18位を記録する快挙を達成しました。

度重なるメンバー交代の嵐を乗り越え、創設者プリカ・アラマルさんを中心に進化し続ける姿は、バンドの強靭さそのもの。

社会と向き合うヘヴィな音楽を探している方にとって、これ以上ない存在かもしれませんね。

Sobre O TempoPato Fu

遊び心と実験精神でブラジル音楽のイメージを塗り替えるパト・フは、1992年に結成されたインディー・ロックバンドです。

1995年に公開された「Sobre o Tempo」で人気に火が付き、名盤『Isopor』でゴールドディスクを獲得しました。

彼らの音楽キャリアで特筆すべきは、2001年に米タイム誌によってU2やレディオヘッドと並び「世界のトップ10バンド」に選出された輝かしい経歴ですよね。

おもちゃの楽器だけでアルバム『Música de Brinquedo』を作り上げるなど、そのユニークな発想にはいつも驚かされます。

ピチカート・ファイヴにも通じるひねりの効いたポップネスと、ジャンルを軽々と越える自由なサウンドは、新しい音楽体験を求めるあなたの好奇心をきっと満たしてくれるのではないでしょうか?

Solidão de VoltaTerno Rei

サンパウロの街並みが目に浮かぶような、都会的でセンチメンタルなサウンドを奏でるブラジルの4人組がテルノ・レイです。

彼らの音楽は、インディー・ロックを基盤にシュゲイザーやドリーム・ポップの要素が溶け込んだ、どこか内省的で美しい響きが特徴なんですよね。

2010年頃の結成後、バンドの評価を決定づけたのが2019年リリースの名盤『Violeta』。

この作品は国内メディアから「年間第2位のアルバム」と絶賛されるなど、大きな注目を集めました。

Lollapaloozaのような大きな舞台にも立つ彼らの楽曲は、聴く人の孤独にそっと寄り添ってくれるはずです。

物憂げな気分の夜に、浮遊感のある洗練された音の世界に浸りたい、そんな方にぴったりのバンドではないでしょうか?

SOSLupe Fiasco

Lupe Fiasco – SOS (Official Lyric Video)
SOSLupe Fiasco

ジャズの温かい響きと洗練されたラップが融合した、アメリカ・シカゴ出身のラッパー、ルペ・フィアスコさんの楽曲です。

グラミー賞受賞歴もある彼が紡ぐ言葉は、まるで剃刀のように鋭く、聴く者の心を揺さぶりますよね。

本作では、穏やかなサウンドとは裏腹に、魂の叫びにも似た救いを求める切実なメッセージが込められているかのようです。

公式リリックビデオも公開されているこの楽曲は、2025年7月にリリースされ、アルバム『Samurai』の世界をさらに広げるEP『Samurai DX』に収録されています。

静かな夜、自分自身と向き合いながらじっくりと言葉を噛み締めたい、そんな時にぴったりの一曲ではないでしょうか。

Sugar Sweet (feat. Shenseea & Kehlani)Mariah Carey

ポップディーヴァとして君臨するアメリカの歌姫、マライア・キャリーさんがシェンシアさん、ケラーニさんと組んだ豪華な楽曲です。

ダンスホールのビートと夢見心地なシンセが織りなすサウンドは、まるでゆったりとした夏のスローモーションのようですよね。

三者三様の甘くセクシーな歌声が溶け合い、自信にあふれた大人の恋の駆け引きを巧みに表現しています。

本作は2025年9月発売予定のアルバム『Here For It All』からの先行シングルで、ケラーニさんが初めて覚えた歌がマライアさんの曲だったというエピソードも。

夏の午後に聴けば、とろけるように甘美な世界観に誰もがうっとりしてしまうのではないでしょうか。