「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(101〜110)
Swamp ThingThe Chameleons

イングランド出身のザ・カメレオンズが描く、内面に渦巻く葛藤を幻想的なサウンドで表現した楽曲です。
幾重にも重なるギターの響きは、まるで夢と現実の狭間を漂っているかのよう。
「沼の怪物」というタイトル通り、出口のない暗闇でもがく苦しい心情が伝わってきます。
どうしようもない状況に追い込まれ、自分が自分でないような感覚に陥ってしまった経験、あなたにもありませんか?
しかし、マーク・バージェスさんの切実な歌声と美しいメロディは、そんな闇の中に差し込む一筋の光のよう。
この音の渦に身を任せると、心の重荷が少しだけ軽くなるかもしれませんね。
Streets of LondonZach Bryan

アメリカ海軍での従軍経験を持ち、沖縄で生まれたという異色の経歴のアメリカ人シンガーソングライター、ザック・ブライアンさんの楽曲です。
2024年7月に公開された本作は、初めて公演を行ったロンドンで感じた、故郷オクラホマへの痛いほどの郷愁と孤独感を歌い上げています。
静かなアコギで幕を開け、ストリングスやブラスが加わり壮大に展開するサウンドは、まるで一本の映画のようですよね。
デヴィッド・ボウイゆかりのスタジオで録音され、6万5千人を前にサプライズ披露されたエピソードも大きな話題となりました。
慣れない場所で心細い時や、故郷を想う夜に聴けば、切なくも美しいメロディがきっと心に寄り添ってくれます。
Space SongBeach House

夢の中に迷い込んだかのような幻想的なサウンドが印象的なのは、アメリカのデュオ、ビーチ・ハウスの楽曲です。
2015年8月に発表された名盤『Depression Cherry』に収録された本作は、歪んだオルガンと浮遊感のあるギターが織りなすドリームポップの真骨頂ともいえる一曲。
遠い宇宙に思いを馳せるかのような壮大なメロディに乗せて歌われるのは、失われた愛への郷愁です。
もう会えない誰かとの温かい記憶を、そっと抱きしめるような切なさが胸に迫ります。
Netflixの人気ドラマ『Wednesday』で耳にした方も多いのではないでしょうか?
一人きりで過ごす静かな夜、物思いにふけたい時にぴったりの名曲です。
Sweet DreamsEurythmics

1980年代のニュー・ウェーブを象徴するイギリスのデュオ、ユーリズミックスの名曲です。
1983年1月に発売されたセカンドアルバム『Sweet Dreams (Are Made of This)』からの楽曲で、商業的な失敗が続いていた彼らを一躍スターダムへと押し上げました。
アニー・レノックスさんのクールでありながら魂のこもった歌声と、デイヴ・スチュワートさんが作り出す印象的なシンセリフが絶妙に絡み合います。
人生における欲望や人間関係の複雑さを探求する普遍的なテーマは、今なお多くの人々の心に響き、考えさせられるのではないでしょうか。
度重なる苦悩の末に生まれた本作は、まさに彼らの代名詞とも呼べる一曲です。
Summertime SadnessLana Del Rey

アメリカ出身のシンガーソングライター、ラナ・デル・レイさんの代表曲『Summertime Sadness』。
夏の輝かしい日々と友人の悲劇的な最期による喪失感を歌った、あまりにも美しい一曲です。
ラナ・デル・レイさんのアンニュイで夢見るような歌声が、曲の持つメランコリックな世界観と見事にマッチしていますよね。
「行く前にもっと強くキスをして」と懇願するサビは、まるで悲劇映画のクライマックスのよう。
聴いていると、幸せだった記憶がよみがえるのと同時に、もう戻れないという現実を突きつけられ、涙が止まらなくなるかもしれません。