「あ」から始まるタイトルの名曲
「あ」から始まる楽曲には、心を揺さぶる豊かな音色と深い感情が詰まっています。
カンザキイオリさんの『あんたは死んだ』で存在の儚さに触れ、murauさんの『あけたらしめろよ星人』で思わず笑顔になり、ちゃんみなさんの『I hate this love song』で甘酸っぱい恋心に浸る。
一つひとつの曲に込められた想いが、日常に彩りを添え、時には涙を誘い、また希望を運んでくれるのです。
「あ」から始まるタイトルの名曲(381〜400)
明石海峡水森かおり

哀愁がただようメロディーが印象的な水森かおりさんの名曲『明石海峡』。
瀬戸内海の観光スポット、明石海峡を舞台にした作品で、非常に切ない哀愁を感じさせるメロディーが特徴です。
やや音域の広い楽曲ですが、2~3音の音程の上下を繰り返すようなこぶしは登場せず、全体を通して歌いやすいボーカルラインにまとめられています。
裏声がキツいと感じる方は、キーを下げて歌ってみるのがオススメですが、逆に低音が出なくなった場合は、裏声を発声しやすいところまでキーを上げてみてください。
あおにもどるGalileo Galilei

過去と現在を結ぶエモーショナルなロックチューンです。
Galileo Galileiがアルバム『BLUE』とともに2025年3月にリリースした、再始動後のナンバー。
青春期の不安定な感情から、成長して得た確かな思いまでを、メロディアスなギターサウンドと奥行きのあるコーラスワークで表現。
自分の中にある変わらない感情と向き合いたい時にオススメです。
ありがとうSun Set Swish

感謝の気持ちを優しく包み込むような温かいメロディーと、真っすぐな歌詞が心に響く作品です。
たった一言の「ありがとう」を伝えることの大切さと、支えてくれる人への思いを穏やかに語りかけます。
バンドのリーダー石田順三さんが紡ぎ出す、きめ細やかな歌詞の数々は、母への感謝を静かに、しかし力強く表現しています。
本作は2007年8月にリリースされ、アニメ『おおきく振りかぶって』のエンディングテーマとしても起用されました。
アルバム『PASSION』にも収録され、ファンから愛され続けています。
毎日の暮らしの中で、素直に「ありがとう」を伝えられない方に、ぜひ聴いてほしい一曲です。
プレゼントと一緒に母の日の贈り物としてもステキな楽曲ですよ。
あの頃も 今も ~花の24年組~長山洋子

「花の24年組」という言葉を目にして、少女漫画の歴史に詳しい方であれば思わずはっとなるのでは?
竹宮惠子さんや萩尾望都さん、樹村みのりさんに大島弓子さんといった日本の漫画の歴史において重要な作家たちは「花の24年組」と呼ばれ、そういった団塊世代の少女漫画家たちのレジェンドに向けて歌った楽曲がこちらの『あの頃も 今も ~花の24年組~』なのですね。
演歌というよりは昭和歌謡風の香りも濃厚で、長山さんの歌唱も演歌的なテクニックは控えめで、ナチュラルな歌い方を意識している印象です。
演歌初心者の方には歌いやすいメロディと言えそうですし、カラオケで歌う際には三連のリズムを意識して、歌詞に込めれられたメッセージを大切にしながら心を込めて歌ってみてくださいね。
愛してみてよ減るもんじゃないしねぐせ。

恋する相手への一方的な思いと複雑な感情を描いた、ねぐせ。が手掛けた女性目線の片思いソング。
2023年4月にリリースされたこの曲は、SNSで話題となり、ミュージックビデオの再生回数が9月には200万回を突破。
ポップでキャッチ―なサウンドとは対照的に、歌詞には「好き」という感情の重さや切なさが滲み出ています。
相手との距離感に悩んだり、恋愛に不安を抱えたりしている方に寄り添う1曲。
もどかしい恋心に共感できる方にオススメの楽曲です。