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秋におすすめのクラシックの名曲

秋をイメージさせる、オススメのクラシックの名曲を紹介!

クラシックのなかには四季をテーマにした作品が多く存在します。

今回は直接「秋」をテーマにしたものから、秋っぽさをイメージさせる曲までをピックアップしてみました!

暗い曲調のものから明るい曲調のものまで、さまざまな曲調からチョイスしているので、お気に入りの雰囲気の曲が見つかると思いますよ!

エピソードやちょっとした豆知識も紹介しているので、クラシックが好きな方は、ぜひ最後までご覧ください!

もくじ

秋におすすめのクラシックの名曲(61〜80)

愛のあいさつEdward Elgar

イギリスの作曲家エドワード・エルガーが1888年に妻アリスとの婚約記念に贈った曲がこちらです。

アリスはエルガーより8歳年上で、宗教や身分も違ったため、アリスの家族からは結婚を反対されていたそうですが、こんなにステキな曲を贈ってくれるなんて、粋な夫ですよね。

彼らは生涯仲が良く、支えあって生きたそうで、それを聴くとほっこりした気分になります。

エルガーはピアノ独奏用、ピアノとヴァイオリン用、小編成の管弦楽などいくつかのバージョンの楽譜を残しました。

ラプソディ・イン・ブルーGeorge Gershwin

ラプソディー・イン・ブルー バーンスタイン 1976
ラプソディ・イン・ブルーGeorge Gershwin

アメリカの作曲家ジョージ・これをきっかけにが作曲した曲で、ヨーロッパのクラシック音楽とアメリカのジャズを融合させた曲として人気となりました。

ガーシュウィンが2台のピアノ用に作曲したものを、ファーディ・グローフェがオーケストラ用に編曲しました。

印象的な曲で、アメリカ映画のワンシーンや、日本でもテレビ番組やCMなどに使われたので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

これをきっかけにガーシュウィンが作ったほかの曲も聴いてみると世界が広がりそうです。

カルメンGeorges Bizet

さまざまな場面で使用され、思わず体が揺れ動いてしまう前奏曲部分の特徴的なメロディーは、誰もが一度はきっと耳にしたことがあることでしょう。

フランスの作曲家、ジョルジュ・ビゼーが作曲したオペラの代表作です。

プロスペル・メリメの小説をもとに作られたこの曲は、日本でも藤原歌劇団などの上演によって幅広く長く親しまれています。

晴れやかになるメロディーで鮮やかな音像が心地よいですね。

運動会でもよく使用される楽曲なので秋のイメージと重なります。

はやる気持ちを抑えられないといった雰囲気が、楽しみな秋の行事やイベントによく合います。

「メサイヤ」よりハレルヤコーラスGeorg Friedrich Händel

この曲はヘンデルが新しく注目したジャンル、オラトリオという、音楽だけで物語をつづる音楽劇としてつくられました。

『メサイア』は救世主の英語での読み方からきており、ハレルヤとは、ヘブライ語由来の言葉で賛美を意味します。

イエス・キリストの生涯を歌った宗教的な曲ですが、言葉の違いもあり、日本ではあまり内容を知らずに聴いている人も多いかもしれません。

とはいえ、『ハレルヤ・コーラス』の部分はキャッチーなメロディーで、誰しもが知っていて、歌える曲ですよね。

カノンJohann Pachelbel

バロック時代のドイツの作曲家、ヨハン・パッヘルベルが作った曲で通称『パッヘルベルのカノン』として親しまれています。

1900年代になってから再評価されるようになったこちらの曲、今ではブライダルシーンでよく使われたり、山下達郎さんの曲の間奏に使われたりして、聴く機会が多いのではないでしょうか。

また、この曲のコード進行を使って現代でも数々の曲が生み出されており、いまでも音楽の中に息づいている曲の一つといえます。

交響曲第五番一楽章「運命」Ludwig van Beethoven

ベートーベン『運命』交響曲第五番第一楽章
交響曲第五番一楽章「運命」Ludwig van Beethoven

こちらの曲はベートーヴェンの作曲した5番目の交響曲で、日本では『運命』と呼ばれ親しまれています。

印象的な曲の冒頭部分、どん底の暗さから、徐々に段階を踏んで明るい世界に入っていく、巧妙な曲の構成を追って聴いていると、とてもワクワクしますよ。

まるでジェットコースターに乗っているかのような印象です。

1楽章の中でも暗さから明るさへの変化はあるのですが、1から4楽章にかけても徐々に明るくなってきますので、すべての楽章を通して聴くのもおススメです。