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【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲

秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのがやはりジャズですよね。

暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。

実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。

本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、そのものずばり秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。

物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(71〜75)

Drawing Room BluesJoe Henderson

テナーサックスのレジェンドであるジョー・ヘンダーソンさんが奏でる独特の暖かい音色は、秋に聴くのにピッタリです。

中でもドラムレスでプレイされる『Drawing Room Blues』は、秋の夜長にオススメなんですよね。

デューク・エリントンさんの片腕として活躍した作曲家ビリー・ストレイホーンさんへのトリビュートアルバム『LUSH LIFE』に収録されていて、アルバムは1992年のグラミー賞を受賞しています。

Fly Me To The MoonJulie London

Julie London – Fly Me To The Moon – Best of Smooth Jazz
Fly Me To The MoonJulie London

秋といえば中秋の名月ということで、月にちなんだ曲を取り上げてみます。

この曲は、1950年代にバート・ハワードさん作詞作曲によって誕生しましたが、当初は』In Other Words」というタイトルのワルツでした。

1960年代に、ジョー・ハーネルさんがボサノバ風にアレンジし、タイトルを変え、のちに多くのミュージシャンが自由自在にアレンジし、好んで演奏してきた楽曲です。

Stormy WeatherLena Horne

もともとはハロルド・アーレンさんとテッド・ケーラーさんにより作られた、邦題『荒れ模様』といわれる曲です。

当初は作曲者であるアーレンにより歌が吹き込まれたそうですね。

1940年代に、同名映画の中でリナ・ホーンさんが歌い、彼女の代表曲となりました。

SkylarkLinda Ronstadt

『Skylark』は、1942年にジョニー・マーサーさんが作詞を、ホーギー・カーマイケルさんが作曲を務めたポピュラーソングであり、多くのアーティストがカバーしているジャズのスタンダードナンバーとしても著名な名曲です。

優美かつ哀愁を帯びたメロディとマーサーさんが当時恋人であったジュディ・ガーランドさんに向けて書いたと言われている歌詞がなんとも切ないですね。

今回は1984年にアメリカのシンガーソングライター、リンダ・ロンシュタットさんが1984年に発表したジャズ・アルバム『Lush Life』に収録されているバージョンをご紹介します。

秋の夜長にぴったりなムードですから、ぜひ楽しんでくださいね。

Softly as in a morning sunriseMichael Brecker

ジャズ・スタンダードの中でもジャムセッションで演奏される確率がとても高い有名ナンバーがこちら。

ジャズボーカリストによってもよく歌われます。

1928年にシグマンド・ロンバーグさんが作曲し、オスカー・ハマースタイン2世さんが作詞しました。

もともとはスウィングナンバーではなく、タンゴのリズムで演奏されていたそうです。

今は亡きマイケル・ブレッカーさんのすばらしいテナーをお楽しみください。