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【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲

秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのもジャズではないでしょうか。

暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。

実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。

本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。

物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(21〜30)

Autumn LeavesMiles Davis

Miles Davis – Autumn Leaves (Live at Salle Pleyel, Paris Oct 1, 1964)
Autumn LeavesMiles Davis

抑制の効いたトランペットの音色で、ジャズの歴史を塗り替えてきたマイルス・デイヴィスさん。

彼の数ある名演のなかでも、秋の夜長にしっとりと聴きたいのがこの1曲です。

過ぎ去った恋を象徴する落ち葉と、その思い出を慈しむ歌詞の世界観を、彼のクールで叙情的なトランペットが雄弁に物語ります。

この解釈は、彼が「インスピレーションはすべて彼から得た」と公言するほど敬愛したピアニスト、アハマド・ジャマルさんの影響が色濃く出ていますよね。

本作は1958年3月に録音され、アルトサックス奏者キャノンボール・アダレイさんの名盤『Somethin’ Else』に収録されたテイクが有名です。

物思いにふける静かな夜のお供に、ぜひチェックしてみてください。

Satin DollDuke Ellington

アメリカ・ワシントンDC出身、おもに30年代から活躍を続けたジャズ・ピアニスト、デューク・エリントンさんの名曲です。

整った身なりからデュークという公爵の意味をもつ異名をアーティスト名に冠した彼は、演奏面でもとおり名のように、優雅で上品な数々の名演をこなしました。

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(31〜40)

September SongElla Fitzgerald

アメリカを代表するフィメールジャズシンガーのエラ・フィッツジェラルドさん。

ビリー・ホリデイさんやサラ・ヴォーンさんに並ぶ、商業的に大きな成功を収めたジャズボーカリストの1人ですね。

こちらの『September Song』はカート・ウェイルさんが作曲したものを、劇作家として有名なマクスウェル・アンダーソンさんが作詞した曲で、フランク・シナトラさんにも歌われた、アメリカでは非常に有名な歌です。

秋の夜にぴったりなスロージャズに仕上げられています。

My Heart Is For YouPeter Sandberg

スウェーデン出身のピアニスト、ピーター・サンドバーグさんの楽曲『My Heart Is For You』は、落ち着いた優雅なサウンドが美しいジャズバラードです。

2015年にリリースされたEP『A Scandinavian Thing』に収録されました。

透き通ったピアノの音色はただただ美しく、心が洗われるようです。

長い冬を迎える北欧で演奏されるジャズはどこか幻想的で叙情的なところが特徴なので、肌寒くなってくる秋にもオススメです!

September In The RainRed Garland Trio

レスター・ヤングさんやチャーリー・パーカーさんのバックを務め、1955年にはマイケル・デイヴィスさんのバンドに参加した功績を持つ、ジャズ・ピアニストのレッド・ガーランドさん。

個性的なジャズ・ピアニストとして知られ、ブロックコードをアレンジした、独特の演奏法からジャズマニアの間では、彼の演奏法は「ガーランド節」と呼ばれています。

こちらの『September In The Rain』も、ガーランド節が味わえる秋をテーマにした1曲です。

Autumn In New YorkBillie Holiday

味わい深いボーカルで人気を集めた女性ジャズボーカリスト、ビリー・ホリデイさん。

若くして亡くなってしまった彼女ですが、その人気は現在でもすさまじく、多くのジャズ・マニアに愛され続けています。

そんな彼女の名曲のなかでも、特に秋にピッタリなジャズ・ナンバーがこちらの『Autumn In New York』。

彼女が抱えていた精神的な闇が影響してか、淡くはかないボーカルに仕上げられています。

ぜひチェックしてみてください。

All the things you areCharlie Parker

アメリカ・カンザスシティ出身のアルトサックス奏者、チャーリー・パーカーさんの名演です。

作曲はNYのミュージカル作曲家、ジェローム・カーンさんです。

バードの異名をとる天才肌のミュージシャンで、モダンジャズの原型となるビバップを創造したことでも有名ですね。

この曲でも十分に即興のひらめきが発揮されています。