【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲
秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのがやはりジャズですよね。
暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。
実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。
本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、そのものずばり秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。
物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!
【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(21〜30)
Five Spot After DarkCurtis Fuller

サックス奏者ベニー・ゴルソンさんが作曲の、ニューヨークにあるジャズクラブ「Five spot café」にちなんで作られたマイナーブルースです。
このカフェのあるニューヨークの9丁目は、コットンクラブやヴィレッジ・バンガードなどがあり、ニューヨークのジャズの中心地として現在も栄えていますよ。
Room 335Larry Carlton

アメリカ・カリフォルニア出身のジャズ・フュージョンギタリスト、ラリー・カールトンさんの代表曲です。
スティーリー・ダンにおける演奏なども評価が高く、ジャズ・フュージョンを代表するギタリストです。
ブルースやロック方面でも活躍もめざましく、熱くかっこいいギタープレイは多くのファンの心をつかみました。
【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(31〜40)
Lulu’s Back In TownThelonious Monk

アメリカ・ノースカロライナ出身のジャズ・ピアニスト、セロニアス・モンクさんの1964年のアルバム『It’s Monk Time』に収録されている楽曲です。
独特な即興演奏により、端正になりそうなスタンダードナンバーでも、彼らしさが強烈に刻印されていますね。
マイルス・デイヴィスさんやジョン・コルトレーンさんに並ぶジャズ界の巨人です。
ConstellationsBladverk Band

物悲しいトランペットの音色が秋にピッタリなのが、Bladverk Bandの『Constellations』です。
2019年にリリースされたEP『Laponia』の2曲目に収録されました。
ドラムのブラシワークによるアプローチやピアノソロからベースソロに移り変わっていくサウンドは、まさに王道のジャズバラードといった仕上がりになっています。
アルバム通して聴いても雰囲気のある作品なので、ぜひ秋の夜長に聴いてみてください!
Pithecanthropus erectusCharles Mingus

アメリカ・アリゾナ出身のジャズ・ベーシスト、チャールズ・ミンガスさんの1956年のアルバム『直立猿人』表題曲です。
バンドリーダーとしての才能を周知させた最初のアルバムで、文明社会を風刺するテーマ性とスリリングで自由な即興演奏が共存する素晴らしい作品ですね。
Old Devil MoonMary Stallings & Trio

1940年代のハーバーグ脚本によるミュージカル『フィニアンの虹』に出てくる曲として作られました。
ハーバーグは、西インド諸島の黒人たちの宗教であるブゥードゥー教の魔術 witchcraft を思い浮かべながら、いきあたりばったりで歌詞を書いたといわれている、ちょっと構成も変わっている曲ですね。
So WahtMiles Davis

アメリカ・イリノイ出身、ジャズの帝王と呼ばれるトランペッター、マイルス・デイヴィスさんの楽曲です。
1959年の代表作『カインド・オブ・ブルー』に収録されている楽曲で、コード進行をよりどころにしないアドリブを可能にしたモード・ジャズを完成させました。
理論の斬新さもさることながら、演奏の完成度が素晴らしい名曲となっています。