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【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲

秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのもジャズではないでしょうか。

暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。

実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。

本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。

物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(21〜30)

These Foolish ThingsNat King Cole

伝説のジャズボーカリスト、ナット・キング・コールさん。

多くのジャズボーカリストのなかでも、ダントツで温かい声の持ち主で、その甘いバリトンボイスはプロからも愛されています。

こちらの作品は、ふとした瞬間に目にする取るに足らない物事が、まるで映画のワンシーンのように過ぎ去った恋を呼び起こす、そんな切ない心情を歌ったジャズナンバーに仕上げられています。

1957年11月に発売された名盤『Just One of Those Things』に収められた1曲で、ビリー・メイさんが手掛けた華やかなオーケストラの演奏と、コールさんの優しくも寂しげな歌声が見事にマッチしており、秋らしい物悲しい雰囲気をかもしだしています。

Round MidnightThelonious Monk

真夜中という言葉がこれほど似合う曲もそうないかもしれませんね。

あまりにも美しく、そして哀愁ただようメロディが心に染みわたる本作は、モダンジャズの巨匠セロニアス・モンクさんが生み出したジャズバラードの金字塔です。

歌詞の世界では、失った愛へのどうしようもない孤独感や切なさが描かれています。

モンクさん特有の意外性のある和音が、そのやるせない心情を一層深く表現しているようです。

この楽曲は、モンクさん自身の1947年の録音がアルバム『Genius of Modern Music Vol. 1』で聴けるほか、マイルス・デイヴィスさんも名盤『’Round About Midnight』で取り上げています。

1986年には同名の映画が制作されたことでも知られています。

秋の夜長、物思いにふけりたい時にぴったりの1曲です。

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(31〜40)

The Way You Look TonightTony Bennett

20世紀アメリカを代表する偉大な歌手、トニー・ベネットさん。

彼の数ある名唱の中でも、秋の夜長にじっくりと味わいたいのがこちらの作品です。

愛する人の何気ない姿の美しさをたたえる、この上なくロマンチックな世界観が魅力ではないでしょうか。

落ち込んでいる時の表情でさえ愛おしいと歌うその優しいまなざしは、聴く人の心を温かく包み込んでくれるようです。

本作は1958年のアルバム『Long Ago and Far Away』に収録された楽曲で、その後もたびたび再録音されています。

中でも1997年には映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』で使用されたことでも知られています。

肌寒くなってきた季節に、大切な人を思う時間にぴったりの1曲です。

September In The RainRed Garland Trio

レスター・ヤングさんやチャーリー・パーカーさんのバックを務め、1955年にはマイケル・デイヴィスさんのバンドに参加した功績を持つ、ジャズ・ピアニストのレッド・ガーランドさん。

個性的なジャズ・ピアニストとして知られ、ブロックコードをアレンジした、独特の演奏法からジャズマニアの間では、彼の演奏法は「ガーランド節」と呼ばれています。

こちらの『September In The Rain』も、ガーランド節が味わえる秋をテーマにした1曲です。

All the things you areCharlie Parker

アメリカ・カンザスシティ出身のアルトサックス奏者、チャーリー・パーカーさんの名演です。

作曲はNYのミュージカル作曲家、ジェローム・カーンさんです。

バードの異名をとる天才肌のミュージシャンで、モダンジャズの原型となるビバップを創造したことでも有名ですね。

この曲でも十分に即興のひらめきが発揮されています。

November TwilightJulie London

“スモーキー”と評される味わい深い歌声で、多くのジャズマニアをとりこにしたジュリー・ロンドンさん。

女優としても活躍した彼女ですが、その官能的なボーカルは秋の夜長にしっくりきますね。

1956年当時にリリースされた名盤『Calendar Girl』は、月ごとのテーマで構成された人気のコンセプトアルバムです。

その中の1曲で、11月の黄昏時のもの悲しさを歌ったジャズバラード。

本作では、過ぎ去った愛を静かに思い返す主人公の姿が、冷たい秋風や落ち葉の風景とともに目に浮かぶようです。

ささやくように歌う彼女のスタイルは、まるで耳元で秘密の物語を打ち明けられているかのような親密さがあります。

秋の夜、一人でじっくりと音楽の世界に浸りたいときにぴったりの名曲です。

Autumn In New YorkBillie Holiday

味わい深いボーカルで人気を集めた女性ジャズボーカリスト、ビリー・ホリデイさん。

若くして亡くなってしまった彼女ですが、その人気は現在でもすさまじく、多くのジャズ・マニアに愛され続けています。

そんな彼女の名曲のなかでも、特に秋にピッタリなジャズ・ナンバーがこちらの『Autumn In New York』。

彼女が抱えていた精神的な闇が影響してか、淡くはかないボーカルに仕上げられています。

ぜひチェックしてみてください。