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【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲
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秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのもジャズではないでしょうか。

暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。

実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。

本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。

物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(1〜10)

Autumn SerenadeJohn Coltrane & Johnny Hartman

セクシーなムードがただようバリトンボイスを持つ、ジャズボーカリストのジョニー・ハートマンさんとトップクラスのテクニックを持つ、テナーサックス奏者のジョニー・コルトレーンさんによる名曲『Autumn Serenade』。

コードよりもモード、つまり旋法を重視したモード・ジャズにあたる楽曲で、ハートマンさんのゆるやかなボーカルとコルトレーンさんのモードを重視したテナーサックスが秋らしい、しぶい雰囲気をかもしだしています。

What A Little Moonlight Can DoBillie Holiday

Billie Holiday – What a Little Moonlight Can Do (Official Audio)
What A Little Moonlight Can DoBillie Holiday

この曲はハリー・ウッズさん作詞作曲によるもので、イギリス映画『Road House』に使用されましたね。

邦題を『月光のいたずら』といいます。

実はこの曲は、ジャズの3大女性ヴォーカリストのひとりに数えられるビリー・ホリデイさんのヒット・チャートに入った最初の曲だともいわれています。

September Storm市川秀男

Hideo Ichikawa (市川秀男) – September Storm (1976)
September Storm市川秀男

寂しさの漂う季節に、心を癒やしてくれる1曲。

市川秀男さんのピアノが奏でる、都会的で洗練された音色が印象的です。

1976年にリリースされた『Invitation』に収録された本作は、秋の嵐をテーマにした情感豊かな楽曲。

スムーズな旋律が、季節の移ろいや心の揺れを見事に表現しています。

ゆったりとしたテンポと複雑なハーモニーが絶妙に絡み合い、聴く人の想像力をかき立てます。

物思いにふける午後のひと時や、静かな夜に聴きたい、大人の味わい深さを感じられる1曲です。

ジャズファンはもちろん、秋の夜長に心地よい音楽を求める方にもおすすめですよ。

Autumn NocturneLou Donaldson

Lou Donaldson Quartet – Autumn Nocturne
Autumn NocturneLou Donaldson

アメリカ出身のジャズ・サクソフォン奏者、ルー・ドナルドソンさん。

ジャズ・サクソフォン奏者としても有名ですが、ソウルやブルースのジャンルでも活躍していました。

チャーリー・パーカーさんから強い影響を受けており、楽曲はどれもパップに近いアレンジが加えられています。

こちらの『Autumn Nocturne』はアルバム『Blues Walk』に収録された、秋をテーマにした作品です。

しぶい1曲なので、ぜひチェックしてみてください!

Waltz for DebbyBill Evans

秋の夜長にぴったりの楽曲として、ビル・エヴァンスさんの名作をご紹介します。

子供の無邪気な世界を描いた歌詞が印象的で、ピアノの優しい旋律が心に染み渡ります。

1961年にニューヨークのライブハウスで録音された本作は、エヴァンスさんのトリオによる名演奏として知られています。

姪への愛情を込めて作られたこの曲は、純真な喜びと大人への成長を巧みに表現しており、聴く人の心に深い感動を与えます。

秋の夕暮れ時、窓辺でゆったりと過ごすひとときに、ぜひこの曲を聴いてみてください。

きっと、あなたの心に暖かな光を灯してくれることでしょう。

Lush LifeJohn Coltrane

Lush Life (Rudy Van Gelder Remaster 1958)
Lush LifeJohn Coltrane

愛好家も多い偉大なジャズサックス奏者であるジョン・コルトレーンさん。

彼の1957年と1958年のライブ音源を収録したアルバムの、タイトルチューンとして収録されたのが『Lush Life』です。

ピアニストのレッド・ガーランドさんの哀愁漂うイントロから始まるバラードで、続いて登場するサックスのメロディも美しいんですよね。

激しく高速のフレーズを得意としたコルトレーンさんのメロウなプレイが楽しめるナンバーで、秋の物悲しい雰囲気にもピッタリです。

DjangoThe Modern Jazz Quartet

夭折した天才ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトさんへささげられた、ピアニストのジョン・ルイスさんによる鎮魂の1曲です。

彼が音楽監督を務めたThe Modern Jazz Quartetは、クラシックの要素を取り入れた洗練された演奏で知られていますよね。

1954年に録音されたこの楽曲は、名盤『Django』の表題曲にもなっています。

静かで物悲しい序奏から、ミルト・ジャクソンさんのヴィブラフォンがブルージーな旋律を奏でる展開は、聴く者の心を深く揺さぶります。

本作の構築美は、まさに秋の夜長にじっくりと味わいたい芸術品。

物思いにふける時間に、しっとりと寄り添ってくれるのではないでしょうか。