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【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲

秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのもジャズではないでしょうか。

暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。

実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。

本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。

物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(81〜90)

Sing Sing SingBenny Goodman

アメリカ・シカゴ出身のジャズ・クラリネット奏者、バンドリーダー、ベニー・グッドマンさんの代表曲です。

スウィング・ジャズの王様と呼ばれ、ビッグバンド全盛の時代の第一人者として活躍しましたね。

この曲はスタンダードナンバーとして数多くのバンドが演奏しています。

Minor SweetBooker Little

Booker Little Quartet – Minor Sweet
Minor SweetBooker Little

アメリカ・テネシー出身のジャズ・トランペッター、ブッカー・リトルさんの1960年のアルバム『Booker Little』に収録されている名演ですね。

23歳の若さでこの世を去った早熟の天才ですが、ジャズ界に与えた影響は大きく、ワンホーンのトランペットの魅力を最大限まで引き出している名曲と言えるでしょう。

Someone to Watch Over MeElla Fitzgerald

アメリカを代表するジャズシンガーであるエラ・フィッツジェラルドさんが歌う『Someone to Watch Over Me』は、日本ではコマーシャルソングに使用されたこともあるジャズのスタンダードナンバーです。

兄のアイラさん作詞、弟のジョージさん作曲のガーシュウィン兄弟による共作なんですよね。

愛しの人を探し求める歌詞は、切ない気分になる秋にもピッタリの1曲です。

エラさんのバージョンはインストでは省かれることの多い本編の前に置かれる導入部分であるヴァースから歌っているので、ぜひ聴いてみてください!

Moonlight in vermontJo Stafford

こちらは1944年にジョン・ブラックバーンさんが歌詞を書き、カール・スエスドーフさんが曲を書いた、バーモント州の情景を描いた曲で、今でいういわゆるご当地ソングです。

歌詞に電線が出てくるため、電力会社のCMとして作られたという説があるのですが、資料としては残っていないのだとか。

ほとんどの曲は韻を踏んでいることが多いのですが、この曲は珍しく韻を踏んでいません。

最初に歌ったのはマーガレット・ホワイティングさんですが、ジョー・スタッフォードさんのバージョンもすてきです。

Drawing Room BluesJoe Henderson

テナーサックスのレジェンドであるジョー・ヘンダーソンさんが奏でる独特の暖かい音色は、秋に聴くのにピッタリです。

中でもドラムレスでプレイされる『Drawing Room Blues』は、秋の夜長にオススメなんですよね。

デューク・エリントンさんの片腕として活躍した作曲家ビリー・ストレイホーンさんへのトリビュートアルバム『LUSH LIFE』に収録されていて、アルバムは1992年のグラミー賞を受賞しています。

Stormy WeatherLena Horne

もともとはハロルド・アーレンさんとテッド・ケーラーさんにより作られた、邦題『荒れ模様』といわれる曲です。

当初は作曲者であるアーレンにより歌が吹き込まれたそうですね。

1940年代に、同名映画の中でリナ・ホーンさんが歌い、彼女の代表曲となりました。

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(91〜100)

SkylarkLinda Ronstadt

『Skylark』は、1942年にジョニー・マーサーさんが作詞を、ホーギー・カーマイケルさんが作曲を務めたポピュラーソングであり、多くのアーティストがカバーしているジャズのスタンダードナンバーとしても著名な名曲です。

優美かつ哀愁を帯びたメロディとマーサーさんが当時恋人であったジュディ・ガーランドさんに向けて書いたと言われている歌詞がなんとも切ないですね。

今回は1984年にアメリカのシンガーソングライター、リンダ・ロンシュタットさんが1984年に発表したジャズ・アルバム『Lush Life』に収録されているバージョンをご紹介します。

秋の夜長にぴったりなムードですから、ぜひ楽しんでくださいね。