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【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲

秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのもジャズではないでしょうか。

暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。

実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。

本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。

物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(81〜90)

Someone to Watch Over MeElla Fitzgerald

アメリカを代表するジャズシンガーであるエラ・フィッツジェラルドさんが歌う『Someone to Watch Over Me』は、日本ではコマーシャルソングに使用されたこともあるジャズのスタンダードナンバーです。

兄のアイラさん作詞、弟のジョージさん作曲のガーシュウィン兄弟による共作なんですよね。

愛しの人を探し求める歌詞は、切ない気分になる秋にもピッタリの1曲です。

エラさんのバージョンはインストでは省かれることの多い本編の前に置かれる導入部分であるヴァースから歌っているので、ぜひ聴いてみてください!

Get Out And Get Under The Moon(月光価千金)金子晴美

これも、月にちなんだ歌です。

もともとはラリー・シェイさん作曲、ウィリアム・ジェロームさん作詞の1920年代のアメリカのポップスで、邦題『月光値千金』ともいわれます。

この邦題は、この曲の日本語訳詞も手掛けた伊庭孝さんが蘇軾の「春夜詩」にある「春宵一刻値千金」から名付けたといわれています。

September Of My YearsFrank Sinatra

世界で最も商業的な成功を収めたジャズボーカリスト、フランク・シナトラさん。

アメリカ国内では非常に高い評価を受けていますね。

彼が活躍していた当時は、やたらとクリスマスソングの人気が高かったのですが、彼は何曲ものクリスマスソングをリリースしました。

出せばとりあえず売れていたので、がっぽり稼いでいたと思います。

こちらの『September Of My Years』は彼のヒットソングの一つで、秋をテーマにしたオーソドックスなジャズソングに仕上げられています。

My RomanceGene Ammons

『My Romance』はリチャード・ロジャースさん作詞、ロレンツ・ハートさん作曲のジャズのスタンダードナンバーです。

もともとは1935年のミュージカル『Jumbo』の主題歌で、ボーカリストにも人気の1曲なんですよね。

ジャズサックス奏者ジーン・アモンズさんも1960年のアルバム『Boss Tenor』でカバーしていて、歌詞の内容では5月を歌っているのですが渋いサックスの音色なら秋にも似合うと思います。

Rock ItHerbie Hancock

Herbie Hancock – Rockit (Official Video)
Rock ItHerbie Hancock

アメリカ・シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、ハービー・ハンコックの1983年のアルバム『Future Shock』に収録されている楽曲。

聴いてみると分かると思いますが、「……ジャズなのか?」と首をかしげるほど大胆にヒップホップを取り入れ、クラブ・ミュージックの先駆となりました。

話題となった『Head Hunters』をはじめ、枠にとらわれない音楽活動が特徵的なミュージシャンですね。

Theme From a Symphony 2Ornette Coleman

Dancing in Your Head Side 2/Theme From a Symphony 2
Theme From a Symphony 2Ornette Coleman

アメリカ・テキサス出身のジャズサックスプレーヤー、オーネット・コールマンさんの1977年のアルバム『Dancing Your Head』に収録されている楽曲です。

エレキ・ギターも導入し、ジャズというよりもはやアフロ・ファンクの装いといっても良い迷演です(笑)。

自由で不思議な魅力が満載の世界観をぜひ聴いてみてください。

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(91〜100)

Bridges伊藤君子

Kimiko Itoh “Bridges” live at Java Jazz Festival 2007
Bridges伊藤君子

「ブラジルの声」の異名を持つミルトン・ナシメントさんのデビューアルバムに収められている曲です。

世界的に有名になったのは、アメリカデビュー版で、ブラジル版では去っていった恋人を思うものでしたが、つけられた英語詞は人生を歌ったものになっていました。