【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲
秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのもジャズではないでしょうか。
暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。
実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。
本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。
物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!
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【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(51〜60)
These Foolish ThingsNat King Cole

伝説のジャズボーカリスト、ナット・キング・コールさん。
多くのジャズボーカリストのなかでも、ダントツで温かい声の持ち主で、その甘いバリトンボイスはプロからも愛されています。
こちらの作品は、ふとした瞬間に目にする取るに足らない物事が、まるで映画のワンシーンのように過ぎ去った恋を呼び起こす、そんな切ない心情を歌ったジャズナンバーに仕上げられています。
1957年11月に発売された名盤『Just One of Those Things』に収められた1曲で、ビリー・メイさんが手掛けた華やかなオーケストラの演奏と、コールさんの優しくも寂しげな歌声が見事にマッチしており、秋らしい物悲しい雰囲気をかもしだしています。
Round MidnightThelonious Monk

真夜中という言葉がこれほど似合う曲もそうないかもしれませんね。
あまりにも美しく、そして哀愁ただようメロディが心に染みわたる本作は、モダンジャズの巨匠セロニアス・モンクさんが生み出したジャズバラードの金字塔です。
歌詞の世界では、失った愛へのどうしようもない孤独感や切なさが描かれています。
モンクさん特有の意外性のある和音が、そのやるせない心情を一層深く表現しているようです。
この楽曲は、モンクさん自身の1947年の録音がアルバム『Genius of Modern Music Vol. 1』で聴けるほか、マイルス・デイヴィスさんも名盤『’Round About Midnight』で取り上げています。
1986年には同名の映画が制作されたことでも知られています。
秋の夜長、物思いにふけりたい時にぴったりの1曲です。
The Way You Look TonightTony Bennett

20世紀アメリカを代表する偉大な歌手、トニー・ベネットさん。
彼の数ある名唱の中でも、秋の夜長にじっくりと味わいたいのがこちらの作品です。
愛する人の何気ない姿の美しさをたたえる、この上なくロマンチックな世界観が魅力ではないでしょうか。
落ち込んでいる時の表情でさえ愛おしいと歌うその優しいまなざしは、聴く人の心を温かく包み込んでくれるようです。
本作は1958年のアルバム『Long Ago and Far Away』に収録された楽曲で、その後もたびたび再録音されています。
中でも1997年には映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』で使用されたことでも知られています。
肌寒くなってきた季節に、大切な人を思う時間にぴったりの1曲です。
WindowsChick Corea

ジャズ・フュージョンの先駆者として、また多彩なバンド活動で知られるチック・コリアさん。
グラミー賞を23回も受賞した功績を持つ、まさにレジェンドですよね。
彼が1966年に作曲した初期の名曲は、窓の外に広がる秋景色を眺めているかのような、瞑想的な雰囲気がただよう作品です。
この楽曲はモーダルな響きとワルツのリズムが心地よく、どこか物悲しくも美しい旋律が、秋のセンチメンタルな気分に寄り添ってくれます。
名盤『Now He Sings, Now He Sobs』に収録された演奏が有名ですが、実は初録音は1966年1月のセッションでした。
物思いにふける秋の午後に、ぴったりではないでしょうか?
A Lovely Way To Spend An EveningAnn Burton

ハロルド・アダムソンさん作詞、ジミー・マクニューさん作曲により作られ、男女を問わず多くのボーカリストにカバーされる佳曲です。
邦題を『宵のひととき』または『恋に過ごせし宵』といいます。
もともとは映画のために作られた曲でしたが、フランク・シナトラさんの創唱ともいわれ、彼のレパートリーのひとつでもありました。
Un Poco LocoBud Powell

アメリカ・ニューヨーク出身のジャズ・ピアニスト、バド・パウエルさんの1951年の名演です。
ビバップスタイルのジャズピアニストの第一人者といわれ、優雅ながら管楽器に負けない勢いとテクニックが記録されていますね。
彼の高速の指遣いとコードプレイは、モダンジャズの演奏法の典型となりました。
Autumn in New YorkChet Baker

ヴァーノン・デュークさん作詞作曲による、邦題『ニューヨークの秋』で知られるスタンダードナンバーです。
レヴュー『サムズ・アップ』のために書かれたものでしたが、公開当時はあまり人気は出なかったようですね。
のちにフランク・シナトラさんがこの曲を歌ったことで、人気が出てスタンダードになったといわれています。
The Boulevard of Broken DreamsDiana Krall

この曲は、直接は季節の秋には関係ありませんが、人生の秋を感じる名曲のひとつですね。
ハリー・ウォーレンさん作曲、アル・ダービンさん作詞によるもので、人生で夢を見て、その夢が破れ落ちぶれていった人々の哀愁を都会的なメロディで描いています。
My RomanceGene Ammons

『My Romance』はリチャード・ロジャースさん作詞、ロレンツ・ハートさん作曲のジャズのスタンダードナンバーです。
もともとは1935年のミュージカル『Jumbo』の主題歌で、ボーカリストにも人気の1曲なんですよね。
ジャズサックス奏者ジーン・アモンズさんも1960年のアルバム『Boss Tenor』でカバーしていて、歌詞の内容では5月を歌っているのですが渋いサックスの音色なら秋にも似合うと思います。
La NevadaGil Evans

1960年にギル・エバンスさんがリリースしたアルバム、『Out of the Cool』に収録された曲がこちら。
曲はギル・エバンスさんのオリジナル曲で、マイナーブルースというコード進行を持っています。
ギル・エバンスさんの楽団はアレンジや楽器の組み合わせも個性的で、ちょっと聴くだけで彼の楽団たとわかるオリジナリティがあります。
ブルース進行の曲はソロがしやすく、もりあがるのでソリストをフィーチャーするのによく使われます。


