【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲
秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのがやはりジャズですよね。
暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。
実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。
本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、そのものずばり秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。
物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!
【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(41〜50)
MuleKenny Burrell

アメリカ・デトロイト出身のジャズギタリスト、ケニー・バレルさんの1963年のアルバム『Midnight Blue』に収録されている楽曲です。
ブルースをルーツに持つプレイで、ジャズファンだけではなくブルースファンにも幅広く支持されているギタリストですね。
【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(51〜60)
The SidewinderLee Morgan

アメリカ・フィラデルフィア出身のジャズトランペッター、リー・モーガンさんの1963年のアルバム『The Sidewinder』表題曲です。
8ビートをジャズに取り入れ、ジャズ・ロックなどと呼ばれ大ヒット、ハード・バップを代表するトランペッターとして評価されています。
Theme From a Symphony 2Ornette Coleman

アメリカ・テキサス出身のジャズサックスプレーヤー、オーネット・コールマンさんの1977年のアルバム『Dancing Your Head』に収録されている楽曲です。
エレキ・ギターも導入し、ジャズというよりもはやアフロ・ファンクの装いといっても良い迷演です(笑)。
自由で不思議な魅力が満載の世界観をぜひ聴いてみてください。
Autumn In RomePeggy Lee

もともとは、イタリア映画『終着駅』主題歌でした。
この映画にはイタリア版とアメリカ版があり、このペギー・リーさんの歌う『ローマの秋』が挿入されているのはアメリカ版の方ですね。
この映画はヒットしたようですが、主題歌はあまり話題にならなかったようです。
September In the RainRoy Hargrove

9月の雨を思い出すジャズナンバーといえば『September In The Rain』です。
1937年の映画『Melody for Two』の劇中歌として作曲され、現在でもスタンダード曲として親しまれています。
若くして亡くなった1990年代、2000年代を代表するジャズトランペッターであるロイ・ハーグローヴさんも、2009年のアルバム『Emergence』でビックバンドにアレンジしてカバーしているんですよね。
St.ThomasSonny Rollins

アメリカ・ニューヨーク出身のジャズ・サックス奏者、ソニー・ロリンズさんの楽曲です。
勢いと鳴りの良さをあわせ持ったメロディアスなアドリブで大ブレイクした、ハード・バップの第一人者ともいわれる活躍を見せました。
曲はロリンズさんが作曲し、ジャズのスタンダードとして広く演奏されています。
CherokeeUptown Jazz Orchestra

1930年代にイギリスのレイ・ノーブルさんがアメリカ先住民の民謡をもとに作詞作曲した楽曲です。
チェロキー族は、アメリカの先住民の一部族ですね。
それを、チャーリー・バネットさんがアメリカに逆輸入して、自分の楽団でアレンジし、アップテンポのインスト曲として発表したところ、大ヒットしたそうです。