【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲
秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのもジャズではないでしょうか。
暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。
実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。
本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。
物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!
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【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(51〜60)
Autumn in New YorkChet Baker

ヴァーノン・デュークさん作詞作曲による、邦題『ニューヨークの秋』で知られるスタンダードナンバーです。
レヴュー『サムズ・アップ』のために書かれたものでしたが、公開当時はあまり人気は出なかったようですね。
のちにフランク・シナトラさんがこの曲を歌ったことで、人気が出てスタンダードになったといわれています。
The Boulevard of Broken DreamsDiana Krall

この曲は、直接は季節の秋には関係ありませんが、人生の秋を感じる名曲のひとつですね。
ハリー・ウォーレンさん作曲、アル・ダービンさん作詞によるもので、人生で夢を見て、その夢が破れ落ちぶれていった人々の哀愁を都会的なメロディで描いています。
My RomanceGene Ammons

『My Romance』はリチャード・ロジャースさん作詞、ロレンツ・ハートさん作曲のジャズのスタンダードナンバーです。
もともとは1935年のミュージカル『Jumbo』の主題歌で、ボーカリストにも人気の1曲なんですよね。
ジャズサックス奏者ジーン・アモンズさんも1960年のアルバム『Boss Tenor』でカバーしていて、歌詞の内容では5月を歌っているのですが渋いサックスの音色なら秋にも似合うと思います。
La NevadaGil Evans

1960年にギル・エバンスさんがリリースしたアルバム、『Out of the Cool』に収録された曲がこちら。
曲はギル・エバンスさんのオリジナル曲で、マイナーブルースというコード進行を持っています。
ギル・エバンスさんの楽団はアレンジや楽器の組み合わせも個性的で、ちょっと聴くだけで彼の楽団たとわかるオリジナリティがあります。
ブルース進行の曲はソロがしやすく、もりあがるのでソリストをフィーチャーするのによく使われます。
【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(61〜70)
Rock ItHerbie Hancock

アメリカ・シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、ハービー・ハンコックの1983年のアルバム『Future Shock』に収録されている楽曲。
聴いてみると分かると思いますが、「……ジャズなのか?」と首をかしげるほど大胆にヒップホップを取り入れ、クラブ・ミュージックの先駆となりました。
話題となった『Head Hunters』をはじめ、枠にとらわれない音楽活動が特徵的なミュージシャンですね。
A Portrait Of TracyJaco Pastorius

アメリカ・フロリダ出身のジャズ・フュージョンベーシスト、ジャコ・パストリアスさんの1978年の名演です。
高度かつ多彩なテクニックでエレクトリック・ベースの表現を一段階上のものにしたプレイヤーで、35歳の若さでこの世を去りました。
しかし現在でも多くのミュージシャンやファンが彼のテクニックを絶賛し、数々のフォロワーを生んでいますね。
MuleKenny Burrell

アメリカ・デトロイト出身のジャズギタリスト、ケニー・バレルさんの1963年のアルバム『Midnight Blue』に収録されている楽曲です。
ブルースをルーツに持つプレイで、ジャズファンだけではなくブルースファンにも幅広く支持されているギタリストですね。





