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【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲

秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのもジャズではないでしょうか。

暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。

実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。

本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。

物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(51〜60)

Softly as in a morning sunriseMichael Brecker

ジャズ・スタンダードの中でもジャムセッションで演奏される確率がとても高い有名ナンバーがこちら。

ジャズボーカリストによってもよく歌われます。

1928年にシグマンド・ロンバーグさんが作曲し、オスカー・ハマースタイン2世さんが作詞しました。

もともとはスウィングナンバーではなく、タンゴのリズムで演奏されていたそうです。

今は亡きマイケル・ブレッカーさんのすばらしいテナーをお楽しみください。

Un Poco LocoBud Powell

アメリカ・ニューヨーク出身のジャズ・ピアニスト、バド・パウエルさんの1951年の名演です。

ビバップスタイルのジャズピアニストの第一人者といわれ、優雅ながら管楽器に負けない勢いとテクニックが記録されていますね。

彼の高速の指遣いとコードプレイは、モダンジャズの演奏法の典型となりました。

La NevadaGil Evans

The Gil Evans Orchestra, “La Nevada” (opening)
La NevadaGil Evans

1960年にギル・エバンスさんがリリースしたアルバム、『Out of the Cool』に収録された曲がこちら。

曲はギル・エバンスさんのオリジナル曲で、マイナーブルースというコード進行を持っています。

ギル・エバンスさんの楽団はアレンジや楽器の組み合わせも個性的で、ちょっと聴くだけで彼の楽団たとわかるオリジナリティがあります。

ブルース進行の曲はソロがしやすく、もりあがるのでソリストをフィーチャーするのによく使われます。

Ain’t Got No, I Got LifeNina Simone

アメリカが逃した最大のシンガーと言われている、伝説のボーカリスト、ニーナ・シモンさん。

アメリカでは有名でもヨーロッパでは実力を認められていないアーティストは多くいますが、彼女はヨーロッパでも実力を評価されている数少ないボーカリストの1人です。

こちらの『Ain’t Got No, I Got Life』は彼女の名曲の一つで、他人や環境に流されない自分自身の生き方が大切という強いメッセージがこめられています。

秋をテーマにしたわけではありませんが、紅葉や雰囲気のある秋の町並みにぴったりな1曲です。

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(61〜70)

Autumn In RomePeggy Lee

もともとは、イタリア映画『終着駅』主題歌でした。

この映画にはイタリア版とアメリカ版があり、このペギー・リーさんの歌う『ローマの秋』が挿入されているのはアメリカ版の方ですね。

この映画はヒットしたようですが、主題歌はあまり話題にならなかったようです。

Moon Over Bourbon StreetSting

1984年にポリスを解散したスティングさんが、翌年に出した初のソロアルバムに収録されている曲です。

このアルバムの制作にあたって、スティングさんは4人のジャズメンを起用したそうです。

ちなみに、バーボン・ストリートはアメリカのニューオーリンズのフレンチ・クォーターを横切る有名な通りの名称だそうですよ。

September Of My YearsFrank Sinatra

世界で最も商業的な成功を収めたジャズボーカリスト、フランク・シナトラさん。

アメリカ国内では非常に高い評価を受けていますね。

彼が活躍していた当時は、やたらとクリスマスソングの人気が高かったのですが、彼は何曲ものクリスマスソングをリリースしました。

出せばとりあえず売れていたので、がっぽり稼いでいたと思います。

こちらの『September Of My Years』は彼のヒットソングの一つで、秋をテーマにしたオーソドックスなジャズソングに仕上げられています。