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【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲

秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのがやはりジャズですよね。

暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。

実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。

本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、そのものずばり秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。

物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!

もくじ

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(61〜80)

Drawing Room BluesJoe Henderson

テナーサックスのレジェンドであるジョー・ヘンダーソンさんが奏でる独特の暖かい音色は、秋に聴くのにピッタリです。

中でもドラムレスでプレイされる『Drawing Room Blues』は、秋の夜長にオススメなんですよね。

デューク・エリントンさんの片腕として活躍した作曲家ビリー・ストレイホーンさんへのトリビュートアルバム『LUSH LIFE』に収録されていて、アルバムは1992年のグラミー賞を受賞しています。

Stormy WeatherLena Horne

もともとはハロルド・アーレンさんとテッド・ケーラーさんにより作られた、邦題『荒れ模様』といわれる曲です。

当初は作曲者であるアーレンにより歌が吹き込まれたそうですね。

1940年代に、同名映画の中でリナ・ホーンさんが歌い、彼女の代表曲となりました。

SkylarkLinda Ronstadt

『Skylark』は、1942年にジョニー・マーサーさんが作詞を、ホーギー・カーマイケルさんが作曲を務めたポピュラーソングであり、多くのアーティストがカバーしているジャズのスタンダードナンバーとしても著名な名曲です。

優美かつ哀愁を帯びたメロディとマーサーさんが当時恋人であったジュディ・ガーランドさんに向けて書いたと言われている歌詞がなんとも切ないですね。

今回は1984年にアメリカのシンガーソングライター、リンダ・ロンシュタットさんが1984年に発表したジャズ・アルバム『Lush Life』に収録されているバージョンをご紹介します。

秋の夜長にぴったりなムードですから、ぜひ楽しんでくださいね。

That’s AllBen Webster

『That’s All』はジャズのスタンダードナンバーで、アラン・ブラントさんとボブ・ヘイムスさんによって作曲されました。

アメリカで大きな影響力を持った流行歌のことを指す、グレイト・アメリカン・ソングブックにも選ばれています。

多くのミュージシャンによってカバーされている楽曲ですが、中でもテナーサックス奏者のベン・ウェブスターさんのバージョンが秋にはオススメなんです。

優しく哀愁の漂うブロウしたテナーサックスの音色が、秋の夜に聴くには最高の1曲ですよ!

A Lovely Way To Spend An EveningAnn Burton

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A Lovely Way To Spend An EveningAnn Burton

ハロルド・アダムソンさん作詞、ジミー・マクニューさん作曲により作られ、男女を問わず多くのボーカリストにカバーされる佳曲です。

邦題を『宵のひととき』または『恋に過ごせし宵』といいます。

もともとは映画のために作られた曲でしたが、フランク・シナトラさんの創唱ともいわれ、彼のレパートリーのひとつでもありました。

My RomanceGene Ammons

『My Romance』はリチャード・ロジャースさん作詞、ロレンツ・ハートさん作曲のジャズのスタンダードナンバーです。

もともとは1935年のミュージカル『Jumbo』の主題歌で、ボーカリストにも人気の1曲なんですよね。

ジャズサックス奏者ジーン・アモンズさんも1960年のアルバム『Boss Tenor』でカバーしていて、歌詞の内容では5月を歌っているのですが渋いサックスの音色なら秋にも似合うと思います。