【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲
秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのがやはりジャズですよね。
暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。
実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。
本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、そのものずばり秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。
物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!
【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(21〜30)
My Heart Is For YouPeter Sandberg

スウェーデン出身のピアニスト、ピーター・サンドバーグさんの楽曲『My Heart Is For You』は、落ち着いた優雅なサウンドが美しいジャズバラードです。
2015年にリリースされたEP『A Scandinavian Thing』に収録されました。
透き通ったピアノの音色はただただ美しく、心が洗われるようです。
長い冬を迎える北欧で演奏されるジャズはどこか幻想的で叙情的なところが特徴なので、肌寒くなってくる秋にもオススメです!
All the things you areCharlie Parker

アメリカ・カンザスシティ出身のアルトサックス奏者、チャーリー・パーカーさんの名演です。
作曲はNYのミュージカル作曲家、ジェローム・カーンさんです。
バードの異名をとる天才肌のミュージシャンで、モダンジャズの原型となるビバップを創造したことでも有名ですね。
この曲でも十分に即興のひらめきが発揮されています。
Early AutumnAnita O’Day

1940年代にラルフ・バーンズさんがウディー・ハーマン楽団のために書き下ろした曲で、スタン・ゲッツさんがソロパートを演奏し、そのクールなソロが当時話題になったようです。
のちに、ジョニー・マーサーさんによって秋っぽい切ない歌詞がつけられました。
Autumn LeavesBill Evans

アメリカ・ニュージャージー出身のジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンスさんの1959年のアルバム『Portrait In Jazz』に収録されている楽曲です。
モダンジャズを代表するピアニストであり、美しいピアノタッチと彩り豊かなアレンジは、時を経ても色あせることがありませんね。
曲はジャズのスタンダードとしても名高いシャンソンの名曲『枯葉』です。
Early AutumnWoody Herman

クラリネット奏者、サクソフォン奏者としての顔を持ちながら、ボーカリストとしても活躍していたマルチアーティスト、ウディ・ハーマン。
単純に楽曲を得意としているボーカリストというわけではなく、どの楽器もプロとして一線に立つほどの実力を持っていました。
そんな彼の名曲として有名なこちらの『Early Autumn』は、1949年にジャズ・ピアニストのラルフ・バーンズさんによって作曲されました。
タイトルからも分かるとおり、秋のおとずれをテーマにした美しい作品です。
You Only Live TwiceBill Frisell

アメリカ・ボルチモア出身のジャズ・ギタリスト、ビル・フリーゼルさんの2015年のアルバム『When You Wish Upon A Star』に収録されている楽曲です。
フォークやカントリーの素養を感じさせる穏やかで美しい音色のギタープレイと、ペトラ・ハデンさんのやさしいボーカルが絡み合った名曲ですね。
PriestessBilly Harper

アメリカ・ヒューストン出身のジャズサックスプレーヤー、ビリー・ハーパーさんの1977年のアルバム『Love On The Sudan』に収録されている楽曲です。
自由かつ豪快なプレイスタイルに圧倒されるとともに、一筋縄ではいかない複雑な曲構造が独特の世界観を創り出していますね。