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【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲

秋の夜長にじっくりと聴いてみたい、そんな音楽ジャンルの筆頭に挙げられるのもジャズではないでしょうか。

暑かった夏が過ぎ去って、独特の寂しさが漂う季節にジャズという音楽は実によく似合います。

実際、秋をテーマとしたジャズのスタンダードナンバーは多く、相性の良さは折り紙付きと言えるでしょう。

本稿では「秋に聴きたいジャズの名曲」と題して、秋が主題の曲はもちろん、秋っぽい雰囲気を感じさせる秋ジャズの名曲をたっぷりとご紹介いたします。

物思いにふける午後の一時に、大人の気分を味わってみたい静かな夜に……ぜひお楽しみください!

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(1〜10)

Waltz for DebbyBill Evans

秋の夜長にぴったりの楽曲として、ビル・エヴァンスさんの名作をご紹介します。

子供の無邪気な世界を描いた歌詞が印象的で、ピアノの優しい旋律が心に染み渡ります。

1961年にニューヨークのライブハウスで録音された本作は、エヴァンスさんのトリオによる名演奏として知られています。

姪への愛情を込めて作られたこの曲は、純真な喜びと大人への成長を巧みに表現しており、聴く人の心に深い感動を与えます。

秋の夕暮れ時、窓辺でゆったりと過ごすひとときに、ぜひこの曲を聴いてみてください。

きっと、あなたの心に暖かな光を灯してくれることでしょう。

Lush LifeJohn Coltrane

Lush Life (Rudy Van Gelder Remaster 1958)
Lush LifeJohn Coltrane

愛好家も多い偉大なジャズサックス奏者であるジョン・コルトレーンさん。

彼の1957年と1958年のライブ音源を収録したアルバムの、タイトルチューンとして収録されたのが『Lush Life』です。

ピアニストのレッド・ガーランドさんの哀愁漂うイントロから始まるバラードで、続いて登場するサックスのメロディも美しいんですよね。

激しく高速のフレーズを得意としたコルトレーンさんのメロウなプレイが楽しめるナンバーで、秋の物悲しい雰囲気にもピッタリです。

IsfahanDuke Ellington

ジャズの巨匠として知られるデューク・エリントンさん。

彼が率いた楽団は、ジャズを芸術の域まで高めたことで有名ですね。

本作は、彼の右腕であったビリー・ストレイホーンさんとの共作で、秋の物憂げな雰囲気にぴったりのインストゥルメンタルバラードです。

ジョニー・ホッジスさんが奏でるアルトサックスの甘美で切ない音色は、遠い異国の古都に漂う夕暮れの空気を思わせ、聴く人をノスタルジックな気分に浸らせます。

この楽曲は1967年6月リリースの名盤『The Far East Suite』に収められた1曲で、演劇の着想源にもなりました。

物思いにふける静かな夜に、じっくり味わいたい名演です。

【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲(11〜20)

MilestonesMiles Davis

Miles Davis – Milestones (Audio) (Official Audio)
MilestonesMiles Davis

ジャズの帝王と呼ばれたトランペッターであるマイルス・デイヴィスさんが演奏する『Milestones』は、のちのジャズ界に大きな影響を与えたジャズのスタンダードナンバーです。

この楽曲が収録された1958年リリースのアルバム『Milestones』も、「ジャズの歴史を形作る一助となる重要なアルバムのひとつ」として数えられる名盤なんですよね。

疾走感のあるタイトな演奏がとてもクールなので、ぜひ木枯らしの吹く秋の日に聴いてほしい1曲です!

Autumn RainAhmad Jamal

秋の雨をテーマに、ジャズピアニストの巨匠が紡ぎ出す音の世界。

アーマッド・ジャマルさんの2012年リリースの本作は、静けさとはかなさをたたえた珠玉の1曲です。

ゆったりとしたテンポに乗せて、繊細なタッチのピアノが雨音を表現。

シンプルながら深い情感が漂うサウンドに、心が洗われるような感覚を覚えます。

1986年のアルバム『Rossiter Road』に収録された楽曲で、長年のファンにも愛され続けています。

秋の夜長、窓辺で雨音を聴きながらゆったりと過ごしたいとき。

本作を聴けば、きっと心地よい秋の雰囲気に包まれることでしょう。

MoonglowArtie Shaw

ジャズとクラシックの融合を試みた革新性を持つ、クラリネット奏者のアーティ・ショウさん。

彼が率いるビッグバンドによる本作は、月の光がテーマのロマンチックなスタンダードナンバーです。

ゆったりとしたフォックストロットのリズムに乗せたスウィングジャズにあたる作品で、ショウさんの流麗で艶のあるクラリネットの音色が、秋の夜空に輝く月を思わせ、聴く人を切なくも甘いムードで包み込みます。

この楽曲は、1941年にシングルとして発売された作品で、その後アルバム『Four Star Favorites』にも収録されました。

物思いにふける秋の午後に、じっくりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

I Fall in Love Too EasilyChet Baker

「プリンス・オブ・クール」と称され、クール・ジャズを代表するチェット・ベイカーさん。

彼の魅力はトランペットだけでなく、その繊細でどこか物悲しいボーカルにあります。

そんな彼の名バラードが、秋の夜長にしっくりくるこちらの1曲です。

恋に落ちやすいけれど、その恋がいつも実らないやるせない気持ちが、ベイカーさんのはかない歌声と見事に調和しています。

本作は1954年に世に出た名盤『Chet Baker Sings』に収められた作品で、当時の人気はすさまじく、人気投票ではマイルス・デイビスさんらを抑えるほどでした。

感傷的な気分に浸りたい秋の夜にぴったりの作品ですね!