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切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

切ないクラシックを一挙紹介!

一口に切ないクラシックといっても、その曲調はさまざまです。

今回はピアノからヴァイオリン、小品や室内楽、協奏曲やオーケストラの曲など、さまざまなクラシックの切ない名曲をピックアップしてみました。

定番のものはもちろんのこと、クラシックを愛聴している方でもなかなか聞き覚えのない、マイナーな作品まで幅広くラインナップしています。

これからクラシックを知りたい方でも、既にクラシックにどっぷり浸かっている方でも楽しめる内容になっていますので、ぜひ最後までごゆっくりとご覧ください!

もくじ

切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(41〜60)

交響曲第7番第2楽章Anton Bruckner

交響曲第7番はブルックナーの交響曲の中で、初めて初演が成功した曲とされ、第4番と並んで人気が高い曲の1つです。

第2楽章の作曲中に敬愛するワーグナーが危篤となり、ブルックナーは彼の死を予感しながら書き進め、ワーグナーが死去すると、ワーグナーのために「葬送音楽」とするコーダを付け加えました。

交響詩『わが祖国』第2曲「ヴルタヴァ(モルダウ)」Bedrich Smetana

スメタナ 連作交響詩 『わが祖国』 から、ヴルダヴァ(モルダウ) ピエロブラーヴェク
交響詩『わが祖国』第2曲「ヴルタヴァ(モルダウ)」Bedrich Smetana

交響詩「わが祖国」の第2曲「ヴルタヴァ(モルダウ)」は、スメタナの曲の中でも最も有名な曲です。

2つの源流が合わさって1つの流れとなり、森や牧草地を抜け、廃虚となった宮殿のそばを流れ、川幅を広げながら、最後は他の大きな川へと消えていく様子が描かれています。

最初の主題は歌曲や合唱曲に編曲されたり、ジャズやロック・ポピュラー曲へもアレンジされたりして親しまれています。

ツィゴイネルワイゼンPablo de Sarasate

サラサーテ作曲 ツィゴイネルワイゼン 全楽章
ツィゴイネルワイゼンPablo de Sarasate

題名は「ジプシー(ロマ)の旋律」という意味で、ハンガリー民謡や大衆音楽の旋律をいくつかを組み合わせて作曲されています。

原曲は独奏ヴァイオリンと管弦楽によるものですが、ピアノ伴奏で演奏することも多く、とくに弱音器を付けて奏でるハンガリー民謡を題材とした第2部は哀愁がただよいます。

サラサーテ自身が演奏したレコードが残されています。

『シャコンヌ』 ト短調Tomaso Antonio Vitali

ヴィターリはバッハと同じバロック時代にイタリアで生まれたヴァイオリン奏者です。

作品はいくつかを残されていますが、この「シャコンヌ ト短調」だけが知られています。

「シャコンヌ」とはこの時代の3拍子の舞曲で、「シャコンヌ」といえばバッハかヴィターリかというぐらい有名な曲です。

熱い主題と変奏が美しい曲ですが、近年の研究で、この曲はヴィターリのものではないという可能性も指摘されています。

悲歌のシンフォニーから第二楽章Henryk Górecki

Gorecki Symphony No. 3 “Sorrowful Songs” – Lento e Largo
悲歌のシンフォニーから第二楽章Henryk Górecki

ポーランド出身の作曲家、ヘンリク・グレツキ。

この曲は第二次世界大戦で、ユダヤ人の少女が壁に書き残した詩を元に作曲されました。

悲痛な叫びが表現されており、歌声とその歌詞が心に響く作品となっています。

歌詞も合わせて読み取ってほしい作品です。

交響曲第9番 新世界第二楽章「家路」Antonín Dvořák

ドヴォルザーク 交響曲第9番新世界より第2楽章 家路 Karajan
交響曲第9番 新世界第二楽章「家路」Antonín Dvořák

日本ではよく帰宅の時間に流れる曲として知られている『交響曲第9番 新世界第二楽章 家路』。

そのメロディーは美しくも、なぜか寂しい気分にさせます。

チェコ出身のドヴォルザークはスラブ舞曲集で有名になりましたが、この曲はアメリカに在住中に完成した曲です。