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切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

切ないクラシックを一挙紹介!

一口に切ないクラシックといっても、その曲調はさまざまです。

今回はピアノからヴァイオリン、小品や室内楽、協奏曲やオーケストラの曲など、さまざまなクラシックの切ない名曲をピックアップしてみました。

定番のものはもちろんのこと、クラシックを愛聴している方でもなかなか聞き覚えのない、マイナーな作品まで幅広くラインナップしています。

これからクラシックを知りたい方でも、既にクラシックにどっぷり浸かっている方でも楽しめる内容になっていますので、ぜひ最後までごゆっくりとご覧ください!

切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(41〜50)

交響詩『わが祖国』第2曲「ヴルタヴァ(モルダウ)」Bedrich Smetana

スメタナ 連作交響詩 『わが祖国』 から、ヴルダヴァ(モルダウ) ピエロブラーヴェク
交響詩『わが祖国』第2曲「ヴルタヴァ(モルダウ)」Bedrich Smetana

交響詩「わが祖国」の第2曲「ヴルタヴァ(モルダウ)」は、スメタナの曲の中でも最も有名な曲です。

2つの源流が合わさって1つの流れとなり、森や牧草地を抜け、廃虚となった宮殿のそばを流れ、川幅を広げながら、最後は他の大きな川へと消えていく様子が描かれています。

最初の主題は歌曲や合唱曲に編曲されたり、ジャズやロック・ポピュラー曲へもアレンジされたりして親しまれています。

切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(51〜60)

『シャコンヌ』 ト短調Tomaso Antonio Vitali

ヴィターリはバッハと同じバロック時代にイタリアで生まれたヴァイオリン奏者です。

作品はいくつかを残されていますが、この「シャコンヌ ト短調」だけが知られています。

「シャコンヌ」とはこの時代の3拍子の舞曲で、「シャコンヌ」といえばバッハかヴィターリかというぐらい有名な曲です。

熱い主題と変奏が美しい曲ですが、近年の研究で、この曲はヴィターリのものではないという可能性も指摘されています。

ピアノ協奏曲第1楽章Robert Schumann

Schumann Piano Concerto, in A minor, OP. 54 Martha Argerich & Riccardo Chailly
ピアノ協奏曲第1楽章Robert Schumann

シューマンが唯一完成させたピアノ協奏曲です。

ピアノ曲や歌曲は数多く作っていましたが、この頃4つの交響曲をはじめ、いろいろな管弦楽作品も手がけるようになりました。

第1楽章が先にできあがり、第2、3楽章は4年後の完成です。

時にはピアノがオーケストラの伴奏を受け持ったり、メロディーをかけあったりと、ピアノをオーケストラ楽器の1つとして扱っているところもあります。

悲しみのうたHeitor Villa-Lobos

Tristorosa (Heitor Villa-Lobos) Piano: Carla Reis
悲しみのうたHeitor Villa-Lobos

ブラジルの作曲家、エイトル・ヴィラ=ロボス。

いくつもの情熱的な音楽を描く一方、このようなしっとりとした大人っぽい曲も手がける幅広い音楽性が印象的な作曲家ですね。

他にもギターやピアノの作品も発表しており、どれもはっきりとした旋律により、親しみやすいものに仕上げられています。

エチュード 作品2の1Alexander Scriabin

Horowitz plays SCRIABIN Etude in C-Sharp Minor, Opus 2, No.1
エチュード 作品2の1Alexander Scriabin

アレクサンドル・スクリャービンは、後期ロマン派の作曲家で「コサックのショパン」と呼ばれていました。

この作品はスクリャービンが14歳の時に作られたそうです。

恐ろしい才能ですね。

美しいメロディーで大変人気があり、有名なピアニストも好んで演奏するクラシックの名曲に、ぜひたっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか。

悲歌のシンフォニーから第二楽章Henryk Górecki

Gorecki Symphony No. 3 “Sorrowful Songs” – Lento e Largo
悲歌のシンフォニーから第二楽章Henryk Górecki

ポーランド出身の作曲家、ヘンリク・グレツキ。

この曲は第二次世界大戦で、ユダヤ人の少女が壁に書き残した詩を元に作曲されました。

悲痛な叫びが表現されており、歌声とその歌詞が心に響く作品となっています。

歌詞も合わせて読み取ってほしい作品です。

ツィゴイネルワイゼンPablo de Sarasate

ツィゴイネルワイゼン(ヤッシャ・ハイフェッツ)
ツィゴイネルワイゼンPablo de Sarasate

スペイン出身のバイオリニストであるサラサーテが作曲し、1878年に完成した管弦楽伴奏付きのヴァイオリン独奏曲がこちら。

日本ではいろいろな不幸を感じるシーンなどに効果音のように使われていたりするので、クラシックファンでなくても一度は耳にしたことがある有名曲ではないでしょうか。

フィギュアスケートのプログラムに使用されることも多いです。

バイオリンのテクニックや見せ場がたくさん用意されていて、人を引き付けるすばらしい曲です。