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切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

切ないクラシックを一挙紹介!

一口に切ないクラシックといっても、その曲調はさまざまです。

今回はピアノからヴァイオリン、小品や室内楽、協奏曲やオーケストラの曲など、さまざまなクラシックの切ない名曲をピックアップしてみました。

定番のものはもちろんのこと、クラシックを愛聴している方でもなかなか聞き覚えのない、マイナーな作品まで幅広くラインナップしています。

これからクラシックを知りたい方でも、既にクラシックにどっぷり浸かっている方でも楽しめる内容になっていますので、ぜひ最後までごゆっくりとご覧ください!

切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(31〜40)

G線上のアリアJ.S.Bach

バッハ「G線上のアリア」 Bach “Air on G String”
G線上のアリアJ.S.Bach

音楽室には必ずと言っていいほど、肖像画が飾ってあったと思われる、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。

バロック音楽の最後尾にいるとされる音楽家で、クラシックの作曲家のなかでも高い評価を受けています。

こちらの『G線上のアリア』はブランデンブルグ協奏曲6つの曲の中の一つであり、日本でも広く親しまれている器楽だけの作品です。

愛しい人よNicolo Paganini

David Garrett feat. Andrea Deck – Paganini der Teufelsgeiger Io ti penso amore HD
愛しい人よNicolo Paganini

パガニーニは、ヴァイオリニスト兼作曲家。

超絶技巧を駆使した作品も多く、映画「愛と狂気のヴァイオリニスト」の主題歌として採用されています。

正式にはヴァイオリン協奏曲第4番から二楽章であり、日本では「私の愛しい人よ」というタイトルで有名ですね。

リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲Respighi

リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲 第3楽章 シチリアーナ
リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲Respighi

イタリアの作曲家で、妻も作曲家として有名なレスピーギ。

こちらの『リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲』は、和音の美しさに心を奪われるような素晴らしいメロディーに仕上げられています。

一度は聴いたことがあっても、曲名までは知らない方も多いでしょう。

そんな方はこちらのフルをぜひチェックしてみてください。

『ベルガマスク組曲』第3曲「月の光」Claude Debussy

「ベルガマスク組曲」は「前奏曲」、「メヌエット」、「月の光」、「パスピエ」の4曲からなっていて第3曲「月の光」は最も有名な曲の1つです。

曲のほとんどがピアニッシモで演奏される夜想曲で、優しく切ない曲想です。

ストコフスキーがオーケストラ版へ編曲したり、ディズニー映画などにも使われたりと親しまれています。

悲しきワルツSibelius

Jean Sibelius, Valse Triste (orch.Herbert von Karajan)
悲しきワルツSibelius

シベリウスは、彼の義兄である劇作家のアルヴィド・ヤルネフェルトの書いた戯曲『クオレマ(死)』のために、『悲しきワルツ』という劇音楽を作曲しました。

その中の一曲に手を加え、独立した作品として発表したのがこの曲です。

この曲は、母が死の幻影に誘われて病床から起き上がって踊る、という戯曲中の一つの情景を描写したワルツです。

死を目前とした人の悲しみや幻想性、そしてどこか狂気じみた感覚がシベリウスの独特な手法によって描かれています。

切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(41〜50)

ワルツ第10番Frederic Chopin

ワルツ 第10番(ショパン)Chopin – Waltz in B minor, Op.69 No.2 – pianomaedaful
ワルツ第10番Frederic Chopin

哀愁が漂う旋律に胸がギュッと締め付けられるような感覚をおぼえる、フレデリックショパン作曲の『ワルツ第10番 Op.69-2』です。

ショパンが19歳の頃に作曲したとされているシンプルな構成と素朴なメロディが印象的な作品です。

切なさに満ちた主題に対して、中間部は楽しかった昔に思いをはせているかのような温かく幸せな雰囲気に。

しかしそれも長くは続かず、深い悲しみに引き戻されます。

切ない気分に浸りたいとき、悲しみをゆっくり消化したいときに聴いてみてはいかがでしょうか?

交響曲第5番第4楽章Gustav Mahler

マーラー: 交響曲第5番 – 第4楽章 アダージェット[ナクソス・クラシック・キュレーション #癒し]
交響曲第5番第4楽章Gustav Mahler

1912年に公開されたルキノ・ヴィスコンティの映画、『ヴェニスに死す』の中で印象的に使われたことでも有名なこの曲。

マーラーが20歳年下のアルマと結婚し、さまざまな芸術家とつきあいを始めた絶頂期に書いた作品の一つです。

この曲は、結婚したばかりのアルマへのラブレターとも言われています。

神秘的なハープの伴奏を伴って、バイオリンが情緒的な旋律をゆったりと奏で始めます。

美しくも切ない旋律が紡がれながら、徐々に厚みと深みが増していく魅力的な一曲です。