RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

切ないクラシックを一挙紹介!

一口に切ないクラシックといっても、その曲調はさまざまです。

今回はピアノからヴァイオリン、小品や室内楽、協奏曲やオーケストラの曲など、さまざまなクラシックの切ない名曲をピックアップしてみました。

定番のものはもちろんのこと、クラシックを愛聴している方でもなかなか聞き覚えのない、マイナーな作品まで幅広くラインナップしています。

これからクラシックを知りたい方でも、既にクラシックにどっぷり浸かっている方でも楽しめる内容になっていますので、ぜひ最後までごゆっくりとご覧ください!

もくじ

切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(61〜80)

アルビノーニのアダージョRemo Giazotto

パイプオルガン【アルビノーニのアダージョ】楽譜は解説欄イタリア収録 オルガニスト 長井浩美 (カラヤン「アダージェット」収録曲)
アルビノーニのアダージョRemo Giazotto

この曲は、レモ・ジャゾットが作曲した弦楽合奏とオルガンのための楽曲で、弦楽合奏のみでも演奏されます。

トマゾ・アルビノーニの作品の編曲と思われ、「アルビノーニのアダージョ」と呼ばれてきましたが、原作といわれるアルビノーニの素材はまったく含まれていなかったそうです。

「吹雪」より「春と秋」Georgy Sviridov

Sviridov – The Snowstorm – Spring and Autumn – PART 3 of 9
「吹雪」より「春と秋」Georgy Sviridov

20世紀後半のロシアを代表する作曲家、ゲオルギー・スヴィリードフ。

現在でも国民的な作曲家として人気があります。

春と秋というように、フルートの主題から始まる曲で、切なさの中に見たこともない遠い故郷を思い起こさせるような、哀愁の漂う楽曲に仕上げられています。

悲歌Sergei Rachmaninov

Rachmaninoff plays Elegie Op. 3 No. 1
悲歌Sergei Rachmaninov

ロシアよりアメリカに亡命を余儀なくされた作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。

作られた曲の多くが暗く物悲しい曲想のもので、故郷ロシアを思って書かれたことがわかります。

曲後半に、盛り上がり哀しい旋律が一気に押し寄せます。

もう一度聴きたくなる素晴らしい曲です。

「アランフェス協奏曲」より第二楽章Joaquín Rodrigo

癒し,Healing,アランフェス協奏曲 第2楽章,Aranjuez Guitar concerto 2nd,最高の音色,Best Sound,Arrange the autonomic nerves
「アランフェス協奏曲」より第二楽章Joaquín Rodrigo

スペインの偉大な作曲家であるロドリーゴ。

現在でも演奏会などで頻繁に演奏されることが多いギターの有名な曲です。

ギターの合間に出てくるオーボエやヴァイオリンのなども魅力的で、雄大であるとともにギターの響きが胸に響く曲ですね。

『14の歌曲集』第14曲「ヴォカリーズ」Sergei Rachmaninov

ヴォカリーズは主に発声練習のときに用いる「アー」など母音のみによって歌う歌唱法で、このラフマニノフの曲にも歌詞がありません。

はじめは独唱とピアノ伴奏でしたが、自ら管弦楽版を作りました。

ピアノ独奏版、チェロやヴァイオリンなどの独奏楽器とピアノ伴奏によるデュエット版がなどさまざまな編曲がされています。

編曲版では、ホ短調に移調されていることが多い作品です。

交響曲第9番『新世界より』第2楽章Antonín Dvořák

ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」第2楽章 ヘルベルト フォン カラヤン指揮ベルリン・フィル
交響曲第9番『新世界より』第2楽章Antonín Dvořák

交響曲第9番「新世界より」はチェコの作曲家、ドヴォルザークのアメリカ時代を代表する作品です。

「新世界より」という副題は、ドヴォルザークがアメリカから故郷のボヘミアを思って作曲したことによります。

イングリッシュホルンによる主題はとても有名で、歌詞をつけて「家路」や「遠き山に日は落ちて」などに編曲され、愛されています。