切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
切ないクラシックを一挙紹介!
一口に切ないクラシックといっても、その曲調はさまざまです。
今回はピアノからヴァイオリン、小品や室内楽、協奏曲やオーケストラの曲など、さまざまなクラシックの切ない名曲をピックアップしてみました。
定番のものはもちろんのこと、クラシックを愛聴している方でもなかなか聞き覚えのない、マイナーな作品まで幅広くラインナップしています。
これからクラシックを知りたい方でも、既にクラシックにどっぷり浸かっている方でも楽しめる内容になっていますので、ぜひ最後までごゆっくりとご覧ください!
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切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(41〜50)
エチュード 作品2の1Alexander Scriabin

アレクサンドル・スクリャービンは、後期ロマン派の作曲家で「コサックのショパン」と呼ばれていました。
この作品はスクリャービンが14歳の時に作られたそうです。
恐ろしい才能ですね。
美しいメロディーで大変人気があり、有名なピアニストも好んで演奏するクラシックの名曲に、ぜひたっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか。
交響曲第5番第4楽章Gustav Mahler

1912年に公開されたルキノ・ヴィスコンティの映画、『ヴェニスに死す』の中で印象的に使われたことでも有名なこの曲。
マーラーが20歳年下のアルマと結婚し、さまざまな芸術家とつきあいを始めた絶頂期に書いた作品の一つです。
この曲は、結婚したばかりのアルマへのラブレターとも言われています。
神秘的なハープの伴奏を伴って、バイオリンが情緒的な旋律をゆったりと奏で始めます。
美しくも切ない旋律が紡がれながら、徐々に厚みと深みが増していく魅力的な一曲です。
レクイエムGabriel Urbain Fauré

フランスの作曲家フォーレの作品の中で最も演奏機会が多く、レクイエムの傑作として知られています。
モーツァルト、ヴェルディ作曲のレクイエムとともに「三大レクイエム」と呼ばれることもあります。
作曲当時、「斬新すぎる」という理由から批判を受けた作品ではありますが、「死は苦しみというより、むしろ永遠の至福の喜びに満ちた開放である」と考えていたフォーレの思考が詰まった一曲です。
宗教的幻想の中に、永遠的な安らぎという安心感が感じられる作品です。
ピアノ協奏曲第1楽章Robert Schumann

シューマンが唯一完成させたピアノ協奏曲です。
ピアノ曲や歌曲は数多く作っていましたが、この頃4つの交響曲をはじめ、いろいろな管弦楽作品も手がけるようになりました。
第1楽章が先にできあがり、第2、3楽章は4年後の完成です。
時にはピアノがオーケストラの伴奏を受け持ったり、メロディーをかけあったりと、ピアノをオーケストラ楽器の1つとして扱っているところもあります。
ツィゴイネルワイゼンPablo de Sarasate

スペイン出身のバイオリニストであるサラサーテが作曲し、1878年に完成した管弦楽伴奏付きのヴァイオリン独奏曲がこちら。
日本ではいろいろな不幸を感じるシーンなどに効果音のように使われていたりするので、クラシックファンでなくても一度は耳にしたことがある有名曲ではないでしょうか。
フィギュアスケートのプログラムに使用されることも多いです。
バイオリンのテクニックや見せ場がたくさん用意されていて、人を引き付けるすばらしい曲です。
交響曲第7番第2楽章Anton Bruckner

交響曲第7番はブルックナーの交響曲の中で、初めて初演が成功した曲とされ、第4番と並んで人気が高い曲の1つです。
第2楽章の作曲中に敬愛するワーグナーが危篤となり、ブルックナーは彼の死を予感しながら書き進め、ワーグナーが死去すると、ワーグナーのために「葬送音楽」とするコーダを付け加えました。
ツィゴイネルワイゼンPablo de Sarasate

題名は「ジプシー(ロマ)の旋律」という意味で、ハンガリー民謡や大衆音楽の旋律をいくつかを組み合わせて作曲されています。
原曲は独奏ヴァイオリンと管弦楽によるものですが、ピアノ伴奏で演奏することも多く、とくに弱音器を付けて奏でるハンガリー民謡を題材とした第2部は哀愁がただよいます。
サラサーテ自身が演奏したレコードが残されています。






