切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
切ないクラシックを一挙紹介!
一口に切ないクラシックといっても、その曲調はさまざまです。
今回はピアノからヴァイオリン、小品や室内楽、協奏曲やオーケストラの曲など、さまざまなクラシックの切ない名曲をピックアップしてみました。
定番のものはもちろんのこと、クラシックを愛聴している方でもなかなか聞き覚えのない、マイナーな作品まで幅広くラインナップしています。
これからクラシックを知りたい方でも、既にクラシックにどっぷり浸かっている方でも楽しめる内容になっていますので、ぜひ最後までごゆっくりとご覧ください!
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切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(71〜80)
アランフェス協奏曲第2楽章Joaquín Rodrigo

第2楽章は哀愁が漂う美しい旋律で有名です。
ロドリーゴがスペインの古い都アランフェスのスペイン内戦での被害を目の当たりにして、平和への思いを込めて作りました。
特に第2楽章については、病気の妻や失った子どもに対する祈りがこもっているともいわれています。
ポピュラー・クラシックやジャズの編曲もあり、歌詞を付けた「恋のアランフエス」「我が心のアランフエス」も知られています。
「アランフェス協奏曲」より第二楽章Joaquín Rodrigo

スペインの偉大な作曲家であるロドリーゴ。
現在でも演奏会などで頻繁に演奏されることが多いギターの有名な曲です。
ギターの合間に出てくるオーボエやヴァイオリンのなども魅力的で、雄大であるとともにギターの響きが胸に響く曲ですね。
コル・ニドライMax Bruch

ブルッフが作曲したチェロと管弦楽のための協奏的作品です。
作曲にあたってブルッフは、ユダヤ教の音楽から、ユダヤ教の祭日で歌われる典礼歌「コル・ニドレ」と、哀歌「ああ、彼らのために泣け」という2つの旋律を使っています。
いろいろな民族音楽に興味を持っていて作品に取り入れたもので、ブルッフ自身はプロテスタントであり、ユダヤ音楽を作曲する気はなかったとされています。
アルビノーニのアダージョRemo Giazotto

この曲は、レモ・ジャゾットが作曲した弦楽合奏とオルガンのための楽曲で、弦楽合奏のみでも演奏されます。
トマゾ・アルビノーニの作品の編曲と思われ、「アルビノーニのアダージョ」と呼ばれてきましたが、原作といわれるアルビノーニの素材はまったく含まれていなかったそうです。
「讃美歌」320番「主よ 御許に近づかん」Eliza Flower)

ヤコブの夢を原典とした賛美歌は、神に近づく願いをテーマにした作品です。
エリザ・フラワーが美しい旋律を付けたこの曲は、深い感動を与え続けています。
歌詞には困難を経ても神に近づく意義が込められ、タイタニック号のエピソードでも知られています。
日本でも『フランダースの犬』最終回や葬儀で使われ、哀愁を帯びた別れの曲として親しまれています。
本作は、人生の試練に向き合う方々や、心に響く賛美歌を求める人におすすめです。
1841年に発表されて以来、世界中で歌い継がれる名曲となっています。
「吹雪」より「春と秋」Georgy Sviridov

20世紀後半のロシアを代表する作曲家、ゲオルギー・スヴィリードフ。
現在でも国民的な作曲家として人気があります。
春と秋というように、フルートの主題から始まる曲で、切なさの中に見たこともない遠い故郷を思い起こさせるような、哀愁の漂う楽曲に仕上げられています。
交響詩「わが祖国」モルダウBedrich Smetana

チェコの作曲家である、ベドルジハ・スメタナ。
作曲した当時ドイツ語が主流だったこともあり、モルダウとの曲名ですが、本来はチェコ名のヴルタヴァ川の名でもあります。
中学校では教科書に載るなど、その美しく雄大な曲でかなりの有名な曲です。






