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切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

切ないクラシックを一挙紹介!

一口に切ないクラシックといっても、その曲調はさまざまです。

今回はピアノからヴァイオリン、小品や室内楽、協奏曲やオーケストラの曲など、さまざまなクラシックの切ない名曲をピックアップしてみました。

定番のものはもちろんのこと、クラシックを愛聴している方でもなかなか聞き覚えのない、マイナーな作品まで幅広くラインナップしています。

これからクラシックを知りたい方でも、既にクラシックにどっぷり浸かっている方でも楽しめる内容になっていますので、ぜひ最後までごゆっくりとご覧ください!

もくじ

切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(61〜80)

ワルツ第10番Frederic Chopin

ワルツ 第10番(ショパン)Chopin – Waltz in B minor, Op.69 No.2 – pianomaedaful
ワルツ第10番Frederic Chopin

哀愁が漂う旋律に胸がギュッと締め付けられるような感覚をおぼえる、フレデリックショパン作曲の『ワルツ第10番 Op.69-2』です。

ショパンが19歳の頃に作曲したとされているシンプルな構成と素朴なメロディが印象的な作品です。

切なさに満ちた主題に対して、中間部は楽しかった昔に思いをはせているかのような温かく幸せな雰囲気に。

しかしそれも長くは続かず、深い悲しみに引き戻されます。

切ない気分に浸りたいとき、悲しみをゆっくり消化したいときに聴いてみてはいかがでしょうか?

エチュード 作品2の1Alexander Scriabin

Horowitz plays SCRIABIN Etude in C-Sharp Minor, Opus 2, No.1
エチュード 作品2の1Alexander Scriabin

アレクサンドル・スクリャービンは、後期ロマン派の作曲家で「コサックのショパン」と呼ばれていました。

この作品はスクリャービンが14歳の時に作られたそうです。

恐ろしい才能ですね。

美しいメロディーで大変人気があり、有名なピアニストも好んで演奏するクラシックの名曲に、ぜひたっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか。

ピアノ協奏曲第1楽章Robert Schumann

Schumann Piano Concerto, in A minor, OP. 54 Martha Argerich & Riccardo Chailly
ピアノ協奏曲第1楽章Robert Schumann

シューマンが唯一完成させたピアノ協奏曲です。

ピアノ曲や歌曲は数多く作っていましたが、この頃4つの交響曲をはじめ、いろいろな管弦楽作品も手がけるようになりました。

第1楽章が先にできあがり、第2、3楽章は4年後の完成です。

時にはピアノがオーケストラの伴奏を受け持ったり、メロディーをかけあったりと、ピアノをオーケストラ楽器の1つとして扱っているところもあります。

愛の悲しみKreisler=Rachmaninov

愛の悲しみ(クライスラー/ラフマニノフ編曲)Kreisler/Rachmaninoff – Liebesleid (Love’s Sorrow) – pianomaedaful
愛の悲しみKreisler=Rachmaninov

20世紀最大のロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフの『愛の悲しみ』は、同時代を生きたオーストリア出身の作曲家兼バイオリニスト、フリッツ・クライスラー作曲の同タイトルの楽曲をピアノ独奏版に編曲した作品。

日本では、2016年に公開された漫画が原作の映画『四月は君の嘘』の挿入曲として起用され、話題となりました。

悲しみをたたえた曲調でありつつも、どこか望みや憧れといった華やかさも感じられる不思議な雰囲気に引き込まれる、非常に魅力的な1曲です。

ノクターン 第18番 ホ長調 作品62-2Frederic Chopin

ショパン:ノクターン第18番 ホ長調 Op.62-2 Pf.高木早苗 Chopin:Nocturne E-dur Op.62-2 Pf.Sanae Takagi
ノクターン 第18番 ホ長調 作品62-2Frederic Chopin

ロマン派を代表する作曲家フレデリック・ショパンの晩年の傑作です。

1846年に発表されたこの作品は、ショパンの円熟した技巧と深い感性が融合した珠玉の一曲。

夜の静けさを思わせる瞑想的な旋律が、聴く者の心に染み入ります。

本作は、ショパンの避けられない運命への受容を象徴しているとも解釈され、憂いと諦観が漂う中にも、美しい和声と繊細な旋律線が光ります。

クラシック音楽に親しみたい方や、心を癒す音楽を求める方におすすめの一曲です。

悲しみのうたHeitor Villa-Lobos

Tristorosa (Heitor Villa-Lobos) Piano: Carla Reis
悲しみのうたHeitor Villa-Lobos

ブラジルの作曲家、エイトル・ヴィラ=ロボス。

いくつもの情熱的な音楽を描く一方、このようなしっとりとした大人っぽい曲も手がける幅広い音楽性が印象的な作曲家ですね。

他にもギターやピアノの作品も発表しており、どれもはっきりとした旋律により、親しみやすいものに仕上げられています。