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素敵なクラシック

【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介

クラシック音楽の名曲は、テレビや映画、ショッピングモールなどで流れており、日常生活のBGMとして私たちの生活に浸透しています。

「この曲を聴くとなぜか涙が……」と感じていた楽曲が、実はクラシック音楽だったということも多くあります。

今回は、そんなクラシック作品のなかから、「泣けるほど切なく美しい」をテーマに、クラシック史に残る名曲を厳選!

繊細さと大胆さをあわせ持つクラシックならではの奥深い響きを、心ゆくまでお楽しみください。

【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介(71〜80)

トゥオネラの白鳥Jean Sibelius

フィンランドの国民的作曲家ジャン・シベリウスが紡ぎ出した美しき旋律は、まるで神話に生きる白鳥のように優雅に聴く者の心に寄り添います。

神秘的な情景を描き出す本作は、1895年に完成した『レンミンカイネン組曲』の一部として生まれました。

イングリッシュホルンが奏でる悲しげなメロディが、死の国を象徴する白鳥の姿をほうふつとさせ、静かに心を揺さぶります。

シベリウスならではの繊細な音色と大胆な構成は、北欧の自然や神話を鮮やかに描き出し、聴く者を幻想的な世界へと誘います。

クラシック音楽の魅力に触れたい方にぜひオススメしたい1曲です。

24のプレリュード 第4番Frederic Chopin

ショパン/24のプレリュード前奏曲集第4番ホ短調Op.28-4/演奏:中川京子
24のプレリュード 第4番Frederic Chopin

ショパンの葬儀の際、オルガンで演奏されたと言われている作品です。

半音階的な和声進行が特徴的であり、微妙に色合いが変化する左手の伴奏に乗って、右手が憂うつなメロディーを奏でます。

左手の連打による伴奏の上に、右手が単音の旋律を奏でるという音楽は「雨」を連想させます。

後半は悲痛な叫びのように盛り上がった後、静かに曲を結びます。

終始悲しい雰囲気が漂う曲ですが、単に悲しいだけでなく微妙な表情の変化が感じられる魅力的な作品です。

プニャーニの様式による前奏曲とアレグロFritz Kreisler

クセになる!【プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ【F.Kreisler / Prelude and Allegro(クライスラー / 前奏曲とアレグロ)】
プニャーニの様式による前奏曲とアレグロFritz Kreisler

20世紀を代表する世界的バイオリニストの1人であるフリッツ・クライスラーの、バイオリンとピアノのための小品。

曲名にある「プニャーニ」とは、18世紀イタリアのバイオリニストであるガエターノ・プニャーニのことです。

冒頭、マルカートの4分音符のみで提示されるアレグロの主題は、聴く者の魂を揺さぶるかのような強い意志と悲劇性を帯びています。

やがて16分音符を中心にした技巧的な変奏曲が続き、重音を駆使した畳みかけるようなフレーズによって劇的なクライマックスへと向かっていきます。

歌劇「タイス」より「瞑想曲」Jules Massenet

1842年に生まれたフランスの作曲家、ジュール・マスネが作曲した曲がこちら。

1894年に初演された歌劇『タイス』の第2幕第1場と第2場の間の間奏曲としてつくられました。

宗教的な意味合いを持って作られた曲ですが、フランスの作曲家ならではのその甘美なメロディーは、一般的に言う宗教的な曲とはまた違った魅力を持っています。

バイオリン独奏曲としても人気があるこちらの曲、クラシックファンでなくても一度は聴いたことがある有名曲ではないでしょうか。

ジムノペディ 第1番Erik Satie

ジムノペディ 第1番(サティ)Satie – Gymnopedie No.1 – pianomaedaful
ジムノペディ 第1番Erik Satie

フランスの作曲家エリック・サティが1888年に作曲した3つのピアノ曲『ジムノペディ』。

「ゆっくりと苦しみをもって」という副題が付けられた第1番は、3曲のなかでも特に知名度が高く、サティの代表作ともいえる作品です。

水彩画を連想させるような透明感あふれる楽曲ですが、ゆったりと進んでいくなかに時折あらわれる悩ましい和音に、苦しみや切なさを感じます。

心にじんわり染みてくる穏やかな作品なので、ぜひ、眠る前や心を落ち着かせたいときに聴いてみてはいかがでしょうか?

古い時計台 Op.48-2Heino Kaski

H.Kaski: Das alte Glockentürmchen Op.48 Nr.2 カスキ:古い時計台 作品48-2
古い時計台 Op.48-2Heino Kaski

フィンランドを代表する偉大な作曲家、ヘイノ・カスキさん。

第一次世界大戦により大きな活躍はできませんでしたが、いくつかの名作を生み出してきました。

今回ご紹介する『古い時計台 Op.48-2』は、彼の代表作の一つ。

悲劇的なメロディが特徴で、暗い曲ではあるものの、きらびやかな雰囲気を感じさせます。

中盤の長調と短調が入り乱れる部分が、感情の揺れを見事に表現しているので、ぜひ注意しながら聴いてみてください。

コンチェルティーノ Op.107Cécile Chaminade

上野星矢(Live) C.シャミナード:コンチェルティーノ op.107 / C.Chaminade:Concertino op.107 (Live) by Seiya Ueno
コンチェルティーノ Op.107Cécile Chaminade

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの作曲家、セシル・シャミナードさん。

彼女のフルートのための代表作は、1902年にパリ音楽院の試験用に書かれました。

一部構成のこの曲は、装飾的なソロ部分が特徴的で、高度な技巧を要する難曲としてコンクールなどでも人気の高い作品。

ロマンスと情熱を象徴するこの作品は、演奏者の表現力を存分に引き出します。

フルートの美しい音色と豊かな表現力を楽しみたい方にオススメの1曲です。