【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介
クラシック音楽の名曲は、テレビや映画、ショッピングモールなどで流れており、日常生活のBGMとして私たちの生活に浸透しています。
「この曲を聴くとなぜか涙が……」と感じていた楽曲が、実はクラシック音楽だったということも多くあります。
今回は、そんなクラシック作品のなかから、「泣けるほど切なく美しい」をテーマに、クラシック史に残る名曲を厳選!
繊細さと大胆さをあわせ持つクラシックならではの奥深い響きを、心ゆくまでお楽しみください。
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【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介(51〜60)
歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より「精霊たちの踊り」Christoph Willibald Gluck

歌劇『オルフェオとエゥリディーチェ』は全3幕からなる、ギリシャ神話時代の精霊の不思議な世界と現実を舞台にしたオペラです。
亡くなった妻を精霊の世界から取り戻し、再び現世に呼び戻すために勇敢に戦う夫オルフェと妻エゥリディーチェの愛を描いた物語。
日本神話において、イザナミに会うためにイザナギが黄泉の国へ行く話と似た物語です。
「精霊たちの踊り」は第2幕において、天国の野原で精霊たちが踊る場面で演奏されます。
精霊たちが楽しげに踊っているのを想像できるような、明るく美しい1曲ですよね。
24のプレリュード 第4番Frederic Chopin

ショパンの葬儀の際、オルガンで演奏されたと言われている作品です。
半音階的な和声進行が特徴的であり、微妙に色合いが変化する左手の伴奏に乗って、右手が憂うつなメロディーを奏でます。
左手の連打による伴奏の上に、右手が単音の旋律を奏でるという音楽は「雨」を連想させます。
後半は悲痛な叫びのように盛り上がった後、静かに曲を結びます。
終始悲しい雰囲気が漂う曲ですが、単に悲しいだけでなく微妙な表情の変化が感じられる魅力的な作品です。
即興曲15番 “エディットピアフを讃えて”Francis Poulenc

20世紀に活躍した「フランス6人組」と呼ばれる作曲家集団の1人であるプーランク。
この作品は、タイトルにある通り、エディット・ピアフへのオマージュとなっています。
旋回するようなメロディーは甘くそして切なく響き、最下声部はメロディーとかげながらのデュエットを仕立てています。
曲の途中でハ長調になり明るい曲になるのかと思いきや、結局最後はハ短調に戻ってしまうというメランコリックな心の揺れが表現されている1曲です。
「子供の情景」より「トロイメライ」Robert Schumann

ロベルト・シューマンによって、1838年から書かれた『子供の情景』の中の第7曲に当たる曲がこちら。
『子供の情景』の中ではもっとも有名な曲で、オルゴールなどでも人気の曲です。
この曲にフランツ・リストはいたく感動し、シューマンにいわゆるファンレターのような手紙をかいたそうです。
そののちシューマンが描いた子供用の練習曲『子供のためのアルバム』などとはちがい、このシリーズは子供の心を描いた、大人のための曲です。
「樹の組曲」より「樅の木」Sibelius

原題は『ピアノのための5つの小品』ですが、すべての曲に樹木の名前がつけられていることから、日本では「樹の組曲」と呼ばれ親しまれています。
「モミの木」は常緑樹で、葉が枯れずに青々と茂り続けることから「永遠の命」の象徴とされており、クリスマス・ツリーにも使われています。
しかしこの曲では、クリスマスのような楽しげな雰囲気ではなく、作曲家シベリウスの故郷であるフィンランドの長く厳しい冬に耐えながら、緑の葉を絶やさずに立ち続ける「モミの木」の力強い姿が描かれています。



