【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介
クラシック音楽の名曲は、テレビや映画、ショッピングモールなどで流れており、日常生活のBGMとして私たちの生活に浸透しています。
「この曲を聴くとなぜか涙が……」と感じていた楽曲が、実はクラシック音楽だったということも多くあります。
今回は、そんなクラシック作品のなかから、「泣けるほど切なく美しい」をテーマに、クラシック史に残る名曲を厳選!
繊細さと大胆さをあわせ持つクラシックならではの奥深い響きを、心ゆくまでお楽しみください。
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【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介(21〜30)
ヴォカリーズSergei Rachmaninov

「ヴォカリーズ」は音楽用語で「一つ以上の母音を用いて歌う歌詞のない発声練習法」のことを指します。
声楽において母音を使った発声練習は美しい歌声を出すうえで欠かせないもので、19世紀にはヴォカリーズの練習曲の楽譜も数多く出版されました。
そんな中、19世紀末あたりからヴォカリーズは単なる練習曲としてではなく芸術作品として扱われるようになります。
歌詞はありませんが、旋律の美しさや切なさが心に何かを訴えかけてきますよね。
アヴェ・ヴェルム・コルプスWolfgang Amadeus Mozart

クラシック音楽の世界で「奇跡の名曲」と称される本作。
その深い敬虔さと静謐な美しさは、聴く者の心に深く響きます。
わずか46小節という短さながら、その中に込められた祈りの力は計り知れません。
ニ長調から始まり、イ長調、ヘ長調、ニ短調と巧みに転調を重ねていく手法は、作曲家の卓越した技巧を物語っています。
1791年6月23日、ウィーン郊外の小さな教会で初演された際、その美しさに涙する聴衆も多かったといいます。
宗教音楽に興味のある方はもちろん、心静かに音楽と向き合いたい方にもおすすめの一曲です。
ラ・カンパネラFranz Liszt

イタリアのバイオリニスト、ニコロ・パガニーニの『バイオリン協奏曲第2番第3楽章』のロンド「ラ・カンパネラ」の主題を編曲して書かれたピアノ作品です。
パガニーニは超絶技巧でとくに有名であり、その演奏技術は「悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたものだ」と言われるほどでした。
彼の高度な技法がこの曲にもよく表れています。
ラ・カンパネラはイタリア語で鐘という意味をあらわし、冒頭の旋律から鐘の音が鳴り響いている様子が想起できますよね。
「レクイエム」より「涙の日(ラクリモーサ)」Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトが最後に残したのがこの『レクイエム』です。
この曲の第8曲目にあたる「ラクリモーサ」の8小節を書き終えたのが、モーツァルトの最期となりました。
9小節目以降はモーツァルトの弟子によって書かれています。
終始重く切ないメロディーは、まるでモーツァルトの魂が肉体から離れることを惜しんでいるようにも聴こえますね。
そして、涙を流しながらつらい審判に臨む死者たちの安息を、合唱がわが身のように願い、最後は「アーメン」と歌われ曲が終わります。
甘き死よ、来たれJ.S.Bach

バロック時代を代表するクラシック作曲家ヨハン・セバスティアン・バッハが、1716年に礼拝のために作曲したと伝えられている、全6曲から成る教会カンタータの第1曲目です。
カンタータとは、バッハが生きた17世紀から18世紀にかけて発展した、単声または多声のための、器楽伴奏付の声楽作品を指します。
バッハが残したカンタータの作品数は、なんと200曲以上!
何層もの音の重なりが美しい、教会音楽の世界をお楽しみください。



