【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介
クラシック音楽の名曲は、テレビや映画、ショッピングモールなどで流れており、日常生活のBGMとして私たちの生活に浸透しています。
「この曲を聴くとなぜか涙が……」と感じていた楽曲が、実はクラシック音楽だったということも多くあります。
今回は、そんなクラシック作品のなかから、「泣けるほど切なく美しい」をテーマに、クラシック史に残る名曲を厳選!
繊細さと大胆さをあわせ持つクラシックならではの奥深い響きを、心ゆくまでお楽しみください。
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【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介(41〜50)
愛の夢 第3番Franz Liszt

リストのピアノ曲集『愛の夢』の第3番はとても有名で、結婚式などでも耳にすることの多いロマンチックで美しいメインのフレーズが印象深い作品です。
実はこの『愛の夢』は全3曲で構成された作品であるというだけではなく、もともとは歌曲として作曲されたものであったということはご存じでしょうか?
女性が歌うソプラノ独唱の歌曲として1845年ごろに作曲され、作品には『おお、愛せるだけ愛してください』というタイトルも付いているのですよ。
数年後の1850年にリスト本人がピアノ独奏曲として編曲、現在多く耳にする『愛の夢』が生まれたという経緯があるのです。
ドイツの詩人、フェルディナント・フライリヒラートの詩がついた歌曲『おお、愛せるだけ愛してください』も、歌入りならではの美しさを味わえますから、合わせて聴いてみることをオススメします!
パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」Sergei Rachmaninov

偉大な作曲家、セルゲイ・ラフマニノフさん。
ピアニストとしても活躍した彼は、生前多くの名作を作り出してきました。
そのなかでも感動を誘う名作が、こちらの『パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」』。
本作と肩を並べる美しいメロディを持つ名作として『ヴォカリーズ』が挙げられますが、こちらは哀愁のただよう悲しいメロディとは真逆の、希望を抱かせるような感動的なメロディに仕上げられています。
アルハンブラの思い出Francisco Tárrega

19世紀のスペインで活躍したフランシスコ・タレガによる、クラシックギターの名曲です。
トレモロ奏法を駆使して奏でられる、まるで水の流れや風のささやきを表現したかのような繊細で美しい音色が特徴的。
アルハンブラ宮殿を訪れた際の記憶をもとに作曲されたこの曲には、スペインの歴史や文化、そして壮大な建築美が凝縮されています。
ギタリストにとって究極の挑戦ともいえる技巧的な難しさを持ちながらも、聴く人の心に深く染み入る魅力を秘めた名作といえるでしょう。
即興曲15番 “エディットピアフを讃えて”Francis Poulenc

20世紀に活躍した「フランス6人組」と呼ばれる作曲家集団の1人であるプーランク。
この作品は、タイトルにある通り、エディット・ピアフへのオマージュとなっています。
旋回するようなメロディーは甘くそして切なく響き、最下声部はメロディーとかげながらのデュエットを仕立てています。
曲の途中でハ長調になり明るい曲になるのかと思いきや、結局最後はハ短調に戻ってしまうというメランコリックな心の揺れが表現されている1曲です。
オーボエ協奏曲二短調2楽章 アダージョヴェニスの愛Alessandro Marcello

1700年代から1740年代にかけて大活躍した天才、アレッサンドロ・マルチェッロ。
音楽の天才は多く存在しますが、彼は数学者や哲学者としても多くの功績を残しており、それに加えて音楽の才能もすさまじかったという、天に二物も三物も与えられた天才です。
こちらの『オーボエ協奏曲二短調2楽章 アダージョヴェニスの愛』は、彼の代表的な作品の一つで、美しさのなかに切なさがただよう構成に仕上げられています。
彼の得意としていたバロック音楽の一端を感じるメロディーに注目。
「樹の組曲」より「樅の木」Sibelius

原題は『ピアノのための5つの小品』ですが、すべての曲に樹木の名前がつけられていることから、日本では「樹の組曲」と呼ばれ親しまれています。
「モミの木」は常緑樹で、葉が枯れずに青々と茂り続けることから「永遠の命」の象徴とされており、クリスマス・ツリーにも使われています。
しかしこの曲では、クリスマスのような楽しげな雰囲気ではなく、作曲家シベリウスの故郷であるフィンランドの長く厳しい冬に耐えながら、緑の葉を絶やさずに立ち続ける「モミの木」の力強い姿が描かれています。
ペール・ギュント第1組曲より「オーゼの死」Edvard Grieg

ヘンリック・イプセンの戯曲『ペール・ギュント』のために作曲した劇付随音楽。
この戯曲は、夢想家で大ぼら吹きである主人公のペール・ギュントが世界を旅して、最後に年老いて故郷に戻るまでの波乱万丈の生涯を、ドタバタと描いた物語です。
一度町から出たペールが故郷へ戻ると、母オーゼは死の淵にありました。
オーゼがペールの空想話を聞き、ほほ笑みながら亡くなっていく場面でこの曲が演奏されます。
最愛の母をなくしたペールの深い悲しみが伝わってくるような作品です。



