【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介
クラシック音楽の名曲は、テレビや映画、ショッピングモールなどで流れており、日常生活のBGMとして私たちの生活に浸透しています。
「この曲を聴くとなぜか涙が……」と感じていた楽曲が、実はクラシック音楽だったということも多くあります。
今回は、そんなクラシック作品のなかから、「泣けるほど切なく美しい」をテーマに、クラシック史に残る名曲を厳選!
繊細さと大胆さをあわせ持つクラシックならではの奥深い響きを、心ゆくまでお楽しみください。
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【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介(31〜40)
亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel

曲名になっている「亡き王女」のモデルと言われているのが、17世紀のスペイン王女マルガリータです。
ラヴェルは彼女の肖像画をルーヴル美術館でみてインスピレーションをえたといわれています。
彼はこの曲を「亡くなった王女を追悼する曲」ではなく、「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったような曲」と語っています。
ラヴェルは母を深く愛しており、母の死後「日ごとに絶望が深くなっていく」と友人に手紙を書いている程です。
古き良き時代を懐かしむかのような感傷的な曲調は、幼いころの母との思い出をラヴェルが思い出しているのかもしれませんね。
ため息Edward Elgar

バイオリンの美しい調べが心を打つ『愛の挨拶』で知られる、イギリスの作曲家エドワード・エルガーの楽曲。
1914年、第一次世界大戦の開戦直前に、弦楽合奏とハープ、オルガンのための作品として作曲されました。
幾重にも重なる重厚な弦楽器の音の後ろで、さりげなく奏でられるハープの音色が切なさを感じさせる、心に深くしみいる1曲です。
ハープのパートはピアノでも演奏されます。
さまざまな楽団の演奏で、楽器編成による音色の違いを楽しむのもおすすめですよ。
ラルゴ 変ホ長調Frederic Chopin

哀愁ただよう旋律に胸がギュッと締め付けられるような感覚をおぼえる、フレデリック・ショパンの『ラルゴ 変ホ長調』。
1837年に作曲されたこの曲は、ショパンの愛国心や故国への思いが込められた作品です。
反田恭平さんがショパン国際コンクールで演奏したことでも話題になりましたね。
ゆったりとしたテンポで奏でられる穏やかで感情豊かなメロディが、聴く人の心を深く揺さぶります。
ポーランドの歴史や文化への愛着が、繊細な表現力と技術的な精緻さを通じて表現されているのが特徴。
切ない気分に浸りたいとき、静かに心を整理したいときに聴いてみてはいかがでしょうか?
星の夜Claude Debussy

フランス印象派を代表する作曲家クロード・ドビュッシーの若き日の習作です。
18歳頃に作曲された本作は、後の印象主義音楽への道を開いた重要な作品として評価されています。
星空の下で夢見る様子を描いた詩に、柔らかな和音が寄り添い、穏やかで幻想的な世界を作り出しています。
ピアノパートの複合和音や、減7和音を用いた優しいニュアンスが特徴的で、ドビュッシーらしい繊細な音色が魅力を思う存分堪能できる1曲です。
星空を眺めながら、ゆったりと聴いてみてはいかがでしょうか?
交響曲第6番『悲愴』Pyotr Tchaikovsky

バレエ音楽『白鳥の湖』などの大作を数多く残したロシアの作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。
彼が残した最後の作品であり、19世紀後半の代表的交響曲の一つに数えられいます。
この作品について、チャイコフスキー自身が「これまでのどの作品よりもこれを誇りに思っています」と手紙に書き記したとされており、作曲者にとっての自信作であったことがうかがえます。
特に有名なのは、副題通り悲愴感に満ちた第4楽章。
心をえぐるような美しくも悲しいハーモニーを、静かに楽しんでみてはいかがでしょうか?



