【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介
クラシック音楽の名曲は、テレビや映画、ショッピングモールなどで流れており、日常生活のBGMとして私たちの生活に浸透しています。
「この曲を聴くとなぜか涙が……」と感じていた楽曲が、実はクラシック音楽だったということも多くあります。
今回は、そんなクラシック作品のなかから、「泣けるほど切なく美しい」をテーマに、クラシック史に残る名曲を厳選!
繊細さと大胆さをあわせ持つクラシックならではの奥深い響きを、心ゆくまでお楽しみください。
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【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介(51〜60)
『幻想的小品集』より第1番「悲歌(エレジー)」Sergei Rachmaninov

ロシアが生んだ世界的な作曲家にしてピアニスト、セルゲイ・ラフマニノフが手掛けた作品の持つ旋律は、美しくも悲哀にあふれたものが多いですよね。
今回の記事で紹介するのにふさわしいラフマニノフ作品は多く存在していますが、本稿で取り上げているのは1892年にラフマニノフが手掛けたピアノ独奏曲集『幻想的小品集』の第1曲『悲歌』です。
第2曲『前奏曲』の方が知名度という点では勝るかもしれませんが、こちらの作品が持つ旋律の美しさや切なさも素晴らしく、左手でつむがれるアルペジオのフレーズを軸としながら流麗かつメランコリックに展開していく様は実に美しいですね。
このような楽曲を19歳という若さで完成させたラフマニノフの才能たるや、恐るべしとしか言えません……。
ジムノペディ 第1番Erik Satie

フランスの作曲家エリック・サティが1888年に作曲した3つのピアノ曲『ジムノペディ』。
「ゆっくりと苦しみをもって」という副題が付けられた第1番は、3曲のなかでも特に知名度が高く、サティの代表作ともいえる作品です。
水彩画を連想させるような透明感あふれる楽曲ですが、ゆったりと進んでいくなかに時折あらわれる悩ましい和音に、苦しみや切なさを感じます。
心にじんわり染みてくる穏やかな作品なので、ぜひ、眠る前や心を落ち着かせたいときに聴いてみてはいかがでしょうか?
カンタービレ 変ロ長調Frederic Chopin

哀愁ただよう旋律に胸がギュッと締め付けられる、フレデリックショパンの作品。
1834年に作曲された本作は、ショパンの死後に出版された珠玉の小品です。
「歌うように」という意味を持つタイトルの通り、美しい旋律と歌唱的な性格を兼ね備えています。
演奏会などで披露される機会はそれほど多くないものの、静かで親密な響きを持つ変ロ長調の旋律は、聴く人の心に深い印象を与えます。
切ない気分に浸りたいとき、悲しみをゆっくり消化したいときに聴いてみてはいかがでしょうか?
トゥオネラの白鳥Jean Sibelius

フィンランドの国民的作曲家ジャン・シベリウスが紡ぎ出した美しき旋律は、まるで神話に生きる白鳥のように優雅に聴く者の心に寄り添います。
神秘的な情景を描き出す本作は、1895年に完成した『レンミンカイネン組曲』の一部として生まれました。
イングリッシュホルンが奏でる悲しげなメロディが、死の国を象徴する白鳥の姿をほうふつとさせ、静かに心を揺さぶります。
シベリウスならではの繊細な音色と大胆な構成は、北欧の自然や神話を鮮やかに描き出し、聴く者を幻想的な世界へと誘います。
クラシック音楽の魅力に触れたい方にぜひオススメしたい1曲です。
【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介(61〜70)
愛の悲しみKreisler=Rachmaninov

フリッツ・クライスラーさんの名作『愛の悲しみ』。
本作はバイオリンとピアノのための楽曲で、『愛の喜び』という作品と対をなす存在として作曲されました。
ピアノ独奏にしろ、バイオリン独奏にしろ、その美しい旋律と涙を誘う曲調は、高い演奏効果をほこることで知られており、多くの演奏家によって頻繁に演奏されています。
本作と『愛の喜び』『美しきロスマリン』は3部作ですので、合わせて聴いてみてください。
24のプレリュード 第4番Frederic Chopin

ショパンの葬儀の際、オルガンで演奏されたと言われている作品です。
半音階的な和声進行が特徴的であり、微妙に色合いが変化する左手の伴奏に乗って、右手が憂うつなメロディーを奏でます。
左手の連打による伴奏の上に、右手が単音の旋律を奏でるという音楽は「雨」を連想させます。
後半は悲痛な叫びのように盛り上がった後、静かに曲を結びます。
終始悲しい雰囲気が漂う曲ですが、単に悲しいだけでなく微妙な表情の変化が感じられる魅力的な作品です。
コンチェルティーノ Op.107Cécile Chaminade

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの作曲家、セシル・シャミナードさん。
彼女のフルートのための代表作は、1902年にパリ音楽院の試験用に書かれました。
一部構成のこの曲は、装飾的なソロ部分が特徴的で、高度な技巧を要する難曲としてコンクールなどでも人気の高い作品。
ロマンスと情熱を象徴するこの作品は、演奏者の表現力を存分に引き出します。
フルートの美しい音色と豊かな表現力を楽しみたい方にオススメの1曲です。



