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素敵なクラシック

【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介

クラシック音楽の名曲は、テレビや映画、ショッピングモールなどで流れており、日常生活のBGMとして私たちの生活に浸透しています。

「この曲を聴くとなぜか涙が……」と感じていた楽曲が、実はクラシック音楽だったということも多くあります。

今回は、そんなクラシック作品のなかから、「泣けるほど切なく美しい」をテーマに、クラシック史に残る名曲を厳選!

繊細さと大胆さをあわせ持つクラシックならではの奥深い響きを、心ゆくまでお楽しみください。

【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介(31〜40)

シャコンヌTomaso Antonio Vitali

甘美で物悲しげでありながらも、華々しさも伴うバイオリン曲。

この曲が世に出たのは、ヴィターリが生きた時代から1世紀弱過ぎた19世紀のこと。

バイオリニストのダヴィッドが、世に知られていなかった『シャコンヌ ト短調』を編曲し発表したことによって、この曲は広く知られるようになりました。

しかし、編曲の際に参考にした楽譜がヴィターリが直接書いたものではなかったため、偽作ではないかという説もあるいわくつきの曲でもあります。

交響曲第6番『悲愴』Pyotr Tchaikovsky

Tchaikovsky Symphony No.6 “Pathetique” Movement 4(IV. Finale. Adagio lamentoso – Andante)
交響曲第6番『悲愴』Pyotr Tchaikovsky

バレエ音楽『白鳥の湖』などの大作を数多く残したロシアの作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。

彼が残した最後の作品であり、19世紀後半の代表的交響曲の一つに数えられいます。

この作品について、チャイコフスキー自身が「これまでのどの作品よりもこれを誇りに思っています」と手紙に書き記したとされており、作曲者にとっての自信作であったことがうかがえます。

特に有名なのは、副題通り悲愴感に満ちた第4楽章。

心をえぐるような美しくも悲しいハーモニーを、静かに楽しんでみてはいかがでしょうか?

カンタービレ 変ロ長調Frederic Chopin

F. Chopin : Cantabile B-Dur /F. ショパン:カンタービレ 変ロ長調【ピアニスト 藤岡晴佳/Piano, Haruka Hujioka】
カンタービレ 変ロ長調Frederic Chopin

哀愁ただよう旋律に胸がギュッと締め付けられる、フレデリックショパンの作品。

1834年に作曲された本作は、ショパンの死後に出版された珠玉の小品です。

「歌うように」という意味を持つタイトルの通り、美しい旋律と歌唱的な性格を兼ね備えています。

演奏会などで披露される機会はそれほど多くないものの、静かで親密な響きを持つ変ロ長調の旋律は、聴く人の心に深い印象を与えます。

切ない気分に浸りたいとき、悲しみをゆっくり消化したいときに聴いてみてはいかがでしょうか?

ラルゴ 変ホ長調Frederic Chopin

KYOHEI SORITA – Largo in E flat major , Op. posth. (18th Chopin Competition, third stage)
ラルゴ 変ホ長調Frederic Chopin

哀愁ただよう旋律に胸がギュッと締め付けられるような感覚をおぼえる、フレデリック・ショパンの『ラルゴ 変ホ長調』。

1837年に作曲されたこの曲は、ショパンの愛国心や故国への思いが込められた作品です。

反田恭平さんがショパン国際コンクールで演奏したことでも話題になりましたね。

ゆったりとしたテンポで奏でられる穏やかで感情豊かなメロディが、聴く人の心を深く揺さぶります。

ポーランドの歴史や文化への愛着が、繊細な表現力と技術的な精緻さを通じて表現されているのが特徴。

切ない気分に浸りたいとき、静かに心を整理したいときに聴いてみてはいかがでしょうか?

EARTH村松崇継

【高木綾子 earth】T.Muramatsu-“earth” by Ayako Takagi of live performance with pianist Itsuko Sakano.
EARTH村松崇継

フルートとピアノのデュオで奏でられるこの曲は、地球環境や自然の美しさをテーマにした壮大な作品です。

フルートの柔らかな旋律とピアノの豊かな響きが絶妙に絡み合い、まるで大自然の中を巡る旅をしているような感覚を与えてくれます。

曲の構成は静かな導入から始まり、次第にドラマティックな展開を迎え、最後は穏やかな終息へと向かいます。

この抑揚のある展開が、楽曲に深い感情表現をもたらし、聴く人の心を惹きつけます。

自然や地球への想いを音楽で感じたい方、フルートの魅力を堪能したい方におすすめの一曲です。

【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介(41〜50)

アヴェ・マリアGiulio Caccini

Charlotte Church, Charles Gounod – Ave Maria (Dormition Abbey 2000)
アヴェ・マリアGiulio Caccini

終始、厳かで切ない雰囲気を持った作品。

歌詞も旋律も単純ではありますが、単純だからこそ直接心に響く力を持った作品です。

この曲は「カッチーニのアヴェマリア」として、シューベルトのアヴェマリア、グノーのアヴェマリアとともに「3大アヴェマリア」と言われていましたが、実は旧ソ連のヴァヴィロフによる作品ではないかと推測されています。

彼は20世紀のギタリスト・リュート奏者であり、正式な作曲の教育を受けておらず自分の名前で作品を発表するのをためらったために、カッチーニの名前を出して作品を発表したのではないかと言われています。

「四季」より「10月〜秋の歌」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー:10月 秋の歌 / アシュケナージ 1998
「四季」より「10月〜秋の歌」Pyotr Tchaikovsky

ロシアの風物詩を曲の題材として作曲された全12曲のピアノ曲集である『四季』。

これはもともと音楽雑誌の企画で、毎月の季節感が表現されたロシアの詩人による作品と、その詩の性格を音楽的に描写したチャイコフスキーのピアノ曲が掲載されました。

この『10月』という曲とともに掲載された詩には、秋になり葉が落ちていき、庭から彩が消えていく寂しさや切なさが表現されています。