【グリーグの名曲、人気曲】ノルウェーの自然を感じられる作品たち
ノルウェーの民族音楽からアイデアを得て、国民楽派の作曲家として注目されたエドヴァルド・グリーグ。
数々の名曲を残し、没後も後世にその名前をとどろかせました。
グリーグの作品は、ノルウェーの自然豊かな風景を連想させる美しい作品が多くあります。
本記事では、そんなグリーグの名曲、人気曲を紹介します。
ピアノ曲や歌曲、管弦楽曲や吹奏楽曲などさまざまなジャンルの作品があるので、クラシックに馴染みがある方もそうでない方も、ぜひ一度彼の作品に触れてみてください!
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【グリーグの名曲、人気曲】ノルウェーの自然を感じられる作品たち(71〜75)
朝Edvard Grieg

グリーグはノルウェーの民族音楽から深い影響を受けた国民楽派の作曲家で、ピアノ曲も多く書いていることから「北欧のショパン」とも呼ばれます。
この「朝」は戯曲として書かれたペールギュントから独立した曲で、フルートの奏でるメロディーは鳥の鳴き声を表しているといわれます。
交響的舞曲Edvard Grieg

4つの交響的舞曲とも呼ばれています。
初めはピアノ連弾曲として作曲され、後に管弦楽編曲として完成しました。
とても軽やかなに楽曲が始まります。
全体的に華やかさのある曲想となっています。
落ち着きのある場面に導入する際には、ファゴットの柔らかい響きが多用されています。
秘密Edvard Grieg

ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグが1893年に発表した『抒情小曲集』第6巻の1曲。
グリーグは66曲からなるこの曲集を34年もの歳月をかけて完成させました。
本作は、ノルウェーの自然や民族的特色に根ざした深い抒情性と繊細な感情表現が特徴です。
右手と左手の旋律が対話するかのような構成や、静かな部分と力強い部分のコントラストが印象的。
最後に響き渡る分散和音は、何かが解決されたような感覚をもたらします。
ノルウェーの風土や民話からインスピレーションを得たこの曲は、静かな内省と情感の深さを求める方にオススメです。
抒情小品集 第1集 Op.12 第4曲「妖精の踊り 」Edvard Grieg

ノルウェーを愛し、故郷の民族音楽からインスピレーションを得て数々の作品を生み出したエドヴァルド・グリーグ。
『抒情小品集』第1集に収められた『妖精の踊り』は、その名の通り妖精たちが踊る様子を思わせる軽快なリズムと旋律が特徴的な1曲です。
ピアノならではの繊細な音色と表情豊かな演奏で、北欧独特の風景が感じられるこの曲は、ピアノを学ぶ人からプロの演奏家まで、幅広い層に愛されています。
秋にEdvard Grieg

冒頭は厳かに、重々しく始まります。
まるで、木々が紅葉に変わり落ち葉へとなっていく様子を表現しているかのようです。
楽曲全体的に重低音が広がり、秋の何とも言えない寂しい気持ちが湧き出します。
細かなリズムは木の葉が風でクルクルと回る様子やリスの軽やかな動きを表しているようです。
おわりに
グリーグの名曲、人気曲を紹介しました。
どの曲も聴いているだけで、ノルウェーの自然豊かな風景を感じられますよね。
ほかにも美しい曲がたくさんあり、とくに『抒情小曲集』は全部で66曲あるので、ぜひ気になった方は聴いてみてください!