簡単にできる高齢者のレクリエーションにオススメの体操
デイサービスなどの介護施設や、高齢者の方が集まる場のレクリエーションにオススメの体操を紹介します!
高齢者の方の中には、足腰がなかなか自由に動かせなかったり、立つことが難しいという方も多いですよね。
ですが、全く体を動かさずにいるともっと体の動きが悪くなり、転倒や寝たきりのリスクが高まってしまいます。
そこでこの記事では、高齢者の方が簡単に体を動かせる体操を集めました。
座ったままでもできるものが多いので、ぜひ周りのお友達と一緒に運動不足を解消しましょう!
簡単にできる高齢者のレクリエーションにオススメの体操(11〜20)
口腔体操

口まわりや舌、唇などの筋肉を動かすことで、食べたり話したりする機能を保つ、口腔体操。
顔や首の筋肉をほぐす効果があるので、食事前の準備運動としておこなうのがオススメです。
息を吸って吐く動きから、慣れてきたら少しずつ、体全体を動かしていきます。
首や肩をほぐすように、リラックスした状態で運動しましょう。
顔をストレッチする場面では、表情筋を鍛えられるように、大きな動きを意識しましょう。
唇や舌を動かしながら声を出すことで、脳トレにもつながりますね。
指体操

リズムに合わせて手の指を動かすことで、簡単に脳トレができる指の体操。
1から10までの数を数えながら、同時に指を動かします。
テンポを調節したり、指を動かす順番を変えることで、頭の体操にもなります。
手のひらを合わせて数を数えたり、グーパー体操を取り入れた運動にも、チャレンジしましょう。
「覚えることが多くて難しい……」という方は、毎日の運動に取り入れることで、少しずつ覚えるのもオススメですよ。
座ったまま簡単にできるレクリエーションに、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。
棒体操

手に持った棒を動かすことで、運動不足を解消する棒体操。
座ったままで取り組める体操なので、デイサービスや介護施設に集まった、高齢者の方のレクリエーションにもぴったりですね。
両手で棒を持ってストレッチしたり、片手で棒を持って回したりと、さまざまな動きが楽しめます。
ゆっくりなテンポの歌謡曲や演歌に合わせて、歌を楽しみながら取り組むのもオススメです。
肩や腕を大きく動かすことで、いつもは使わない筋肉も鍛えられるでしょう。
剣技や肩たたき、鍋をかき混ぜる動作にもチャレンジしてみてくださいね。
足踏み体操

イスに座ったままで、高齢者の方も簡単に取り組めるのは足踏み体操。
元気よく腕を振って足を動かしながら、発声することで脳トレにもつながります。
3種類の体操のうち、1つ目は、五十音を順番に言いながら、足踏みするというもの。
足踏みのリズムに合わせて、ゆっくり発声することで表情筋も鍛えられますね。
2つ目は、かけ算しながら足踏みする方法。
数字を変えるだけで、簡単にアレンジできるのがポイント。
3つ目は、お題をこなしながら足踏みします。
難易度を変えたり、アレンジをしながら楽しいレクリエーションに取り組んでみてくださいね!
転倒予防体操

両手両足を使って体を動かすことで、座ったままできる転倒予防体操。
手足をゆっくりと前に出して動かす運動から、少しずつ動きのある体操にチャレンジしましょう。
手と足をいきなり同時に動かすのではなく、一つひとつの動きを丁寧におこなうのがオススメです。
基本の動きに慣れてきたら、体を大きく動かしたり、手足を使った体操に取り組んでくださいね。
リズムに合わせて簡単な動きを繰り返すことで、高齢者の方の脳トレにもつながります。
転倒や寝たきりを予防するレクリエーションに、取り入れてみてくださいね。