簡単にできる高齢者のレクリエーションにオススメの体操
デイサービスなどの介護施設や、高齢者の方が集まる場のレクリエーションにオススメの体操を紹介します!
高齢者の方の中には、足腰がなかなか自由に動かせなかったり、立つことが難しいという方も多いですよね。
ですが、全く体を動かさずにいるともっと体の動きが悪くなり、転倒や寝たきりのリスクが高まってしまいます。
そこでこの記事では、高齢者の方が簡単に体を動かせる体操を集めました。
座ったままでもできるものが多いので、ぜひ周りのお友達と一緒に運動不足を解消しましょう!
簡単にできる高齢者のレクリエーションにオススメの体操(161〜170)
バウンドクッション

歩行をスムーズに進めるためには、足を持ち上げる力と踏み込む力の両方を鍛えていくことが重要ですよね。
そんな足のトレーニングの中でも、踏み込む力に意識が向けられるような内容です。
反発する構造のクッションを、両足で強く押しこむという流れを繰り返して、踏み込む力を鍛えていきます。
両足が乗せられる大きさもポイントで、両足の力のバランスといった部分も意識しましょう。
踏み込む瞬間に注目すれば瞬間的な足の力が、押し込んだクッションをゆっくりと戻していく形にすれば、力の持続力といった部分が鍛えられるのではないでしょうか。
座っておこなうラジオ体操

誰でも聴いたことがあるメロディで、長い間親しまれてきた「ラジオ体操」。
夏休みと言えばこの体操を思い浮かべる方も多いハズ!
老若男女関係なく、誰でも気持ちよく取り組める運動と、リズミカルなメロディが魅力の体操ですよね。
骨や関節、筋肉を均一に動かす全身運動で体の機能を高め、体力増進にも役立ちます。
実はラジオ体操には、公式で座っておこなう座位バージョンがあるんです。
そちらを参考に、無理のない範囲で楽しみながら体操してみてくださいね!
歌って踊って!ボール体操

音楽にあわせてボールを動かしていく、楽しく体が鍛えられる体操です。
『翼をください』の晴れやかな雰囲気を感じることで、大きく体を動かすことへの意識も高まりますね。
テンポがゆったりとした曲なので、時間をかけてボールにしっかりと力が加えられることも重要なポイントですね。
焦らずに動きをたしかめるように進行していくことが、体の滑らかな動作にもつながっていきます。
曲をイメージした振り付けを加えれば、曲の世界観を感じて、体操がさらに楽しくなりそうですね。
歌謡曲で指体操

歌謡曲で指体操といえば、懐かしの名曲『北国の春』を使ってみるのはいかがでしょうか。
千昌夫さんの温かな歌声に合わせて、指先をゆっくり動かしていきます。
サビの「♪北国の〜」のところで、親指と人差し指でハートの形を作ったり、「♪春が来た〜」で指をパッと開いたり。
歌詞に合わせて指の形を変えていくのも楽しいですよ。
無理のない範囲で指を動かしながら、歌に合わせて体も揺らしてみましょう。
懐かしい歌謡曲を聴きながら指を動かすことで、心も体もリフレッシュできそうですね。
童謡でリズム体操

童謡を使ったリズム体操、とってもいいですね!
「あんたがたどこさ」に合わせて手足を動かすのは、楽しさ満点です。
「さ」で足を上げるのがポイントで、認知症予防にもつながりそう。
朝の体操に取り入れると、気分も爽快になりますよ。
懐かしい童謡なので、自然と口ずさめて、体を動かすのが楽しくなります。
みんなで一緒に歌って体操すれば、会話も弾んでさらに楽しくなりそうですね。
ゆっくりと始めて、少しずつ動きを加えていけば、より充実した体操になりますよ。
おわりに
高齢者の方がレクリエーションで簡単にできる体操を紹介しましたが、いかがでしたか?
痛いところや動かしづらいところがある方は、無理のない範囲でおこなってくださいね。
一人よりもみんなで楽しく体を動かせば、体の健康はもちろん心の健康にもつながりますよ!