お年寄りが喜ぶ簡単折り紙。季節を感じる折り紙で心躍る時間を過ごそう
折り紙は季節の風情を楽しむ、すてきな趣味のひとつですね。
特に春のクローバー、夏のはっぴ、秋の紅葉など、季節を感じられる作品には不思議と心が温まります。
今回は高齢者の方と一緒に楽しめる、季節の折り紙をご紹介します。
見た目の美しさはもちろん、指先を使うことで脳を活性化する効果も期待できますよ。
シンプルで簡単な折り方のものが多いので、お年寄りも気軽に参加いただけます。
施設でのイベントや、ご家族との交流にもぴったりですよ。
折り紙を通して、すてきなひとときをお過ごしくださいね。
動物・昆虫の折り紙(1〜10)
超簡単!セミ

夏の虫の定番と言えば、セミを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
セミのなき声も、夏の暑さを強調させますよね。
そのため7月にセミの折り紙を折ると、高齢者の方にもすぐに夏をイメージしていただけそうです。
シンプルな折り方のセミの折り紙を折ってみましょう。
複雑な工程は少ない折り紙でも、指先を使うので脳の活性化にもつながりますよ。
お腹のあたりを細かく折ることで、リアルなセミの形を表現できます。
セミの折り紙を折りながら、高齢者の方と今までの夏のエピソードのお話で盛り上がるかもしれませんね。
折り紙ちょうちょ

折り紙を使ったちょうちょの土台にさまさまなパーツを加えて立体的に仕上げていく内容です。
ペーパークイリングを使うのは触角のパーツで、しっかりと紙を巻きつけて広げることで立体的な曲線が生まれますよ。
ちょうちょの土台は蛇腹に折ったものを束ねて広げるだけのシンプルなものですが、蛇腹の細かさや広げ方を工夫すればより美しい見た目が完成します。
使用する折り紙のチョイスも美しく仕上げるための大切なポイントですね。
あとは土台に飾り付けを取り付ければ完成、トレーニングも兼ねて蛇腹や触角の巻き方など細かいところにこだわるのが重要です。
ハチ

暖かさを感じる4月は、虫たちも活動的になる時期です。
たくさんの花も咲くシーズンでもあるので、ハチも野原などで飛び交っていることも。
ハチというと刺すので怖いイメージもありますが、かわいらしいミツバチならどうでしょう。
折り紙で折ってみたい高齢者の方も、いらっしゃるかもしれませんよ。
顔と体を別々の折り紙で折っていきます。
全体的に丸い形にすると、かわいさが作品に出ますよ。
触覚や羽も付けて、ハチの特徴でもある黒のしま模様を描いてくださいね。
壁に花の作品と一緒に飾ってもいいですし、リースといった違う作品に付けるのもオススメです。
簡単かわいいシマエナガ

雪の妖精とも呼ばれている鳥を、ご存じでしょうか?
雪のように白く小さな体につぶらな瞳が特徴で、その姿に「かわいい」と声があがっている鳥なんです。
実はこのシマエナガ、日本では北海道にしか生息しておらず、あまりお目にかかれない鳥でもあります。
そこで雪の妖精である、かわいいシマエナガを折り紙で折ってみましょう。
折り方はシンプルな工程が多いのですが、折り紙の裏面の白い方を使うことがポイントです。
本物のシマエナガのように、折り紙の白い面を顔と体になるように折っていきますよ。
さらに、翼と後ろの羽の部分を色が付いた面に折ります。
シマエナガの豆知識のお話をしながら、高齢者の方と折ってみてはいかがでしょうか?
動物・昆虫の折り紙(11〜20)
イルカ

壮大な海を彩るかわいらしいイルカを折り紙で作っていきましょう。
イルカといえば青やグレーなどのイメージが強いですが、折り紙なら自由な色を使ったイルカが作れることがポイントですね。
対角線の折り目に合わせて、三角形を整えていくような内容で、角をしっかりと意識することが美しく仕上げるためには重要です。
海に浮かんでいる姿をイメージしたまっすぐな形のイルカでもいいですし、途中で角度をつけて躍動感を演出してみるのもおもしろいかと思います。