【2025年版】夏の終わりに聴きたい洋楽|定番~最新曲まで
夏の終わりという時期は、厳しい暑さに解放される喜びと同時に、どこか物悲しい気持ちにさせられるものですよね。
楽しかった夏、悲しい思い出となってしまった夏……それぞれの夏の記憶を胸に、ぜひ聴いてもらいたい洋楽の名曲たちを今回はご紹介します。
ずばり夏の終わりを歌った切ない楽曲はもちろん、壮大なロック・バラードやセンチメンタルなナンバー、最新のヒット曲にあまり知られていない隠れた名曲まで、バラエティ豊かな選曲でお届けします!
あなたの夏の終わりを彩る、新たなスタンダード・ナンバーが見つかるかも?
ぜひご覧ください。
【2025年版】夏の終わりに聴きたい洋楽|定番~最新曲まで(51〜60)
Cruel SummerBananarama

80年代に青春を過ごされた方にはおなじみ、イギリス出身のガールズ・グループのバナナラマ。
当時のディスコ・ブームの中で日本でも大ヒットを飛ばした彼女たちの夏の名曲といえば、『ちぎれたハート』という邦題でも知られる『Cruel Summer』でしょう。
いかにも80年代ニューウェーブなサウンドと覚えやすいメロディですが、明るい曲ではなくどこか切なさが漂う雰囲気が特徴的です。
原題を直訳すれば「残酷な夏」となるわけですが、実際に歌詞の内容は夏に辛い失恋をしてしまった女性が主人公なのですね。
邦題も歌詞に沿って付けられたのだと思いますが、楽曲の本質を突いた秀逸なタイトルと言えましょう。
毎年夏の終わりにこの曲を聴いて、あえて苦々しい思い出を振り返っているという方もいらっしゃるのでは?
Unchained MelodyThe Righteous Brothers

ライチャス・ブラザーズは、アメリカの男性デュオグループ。
白人がソウルミュージックを歌う「ブルー・アイド・ソウル」の先駆け的存在で、「ふられた気持ち」(You’ve Lost That Lovin’ Feelin’)が1964年に全米1位になっています。
「アンチェインド・メロディ」は、映画「ゴースト」の挿入曲としても有名な曲。
とてもエモーショナルなラブバラードです。
Because I Love You (The Postman Song)Stevie B

スティービーBは、シンガーソングライター/プロデューサー。
1980年代後期のラテンダンスミュージックシーンに強い影響力を持った人物でした。
「ビコーズ・アイ・ラブ・ユー」は、1990年の作品。
同年末にアメリカのビルボードチャートで1位を獲得した、メランコリックなラブバラードです。
If It Makes You HappySheryl Crow

シェリル・クロウは、アメリカ出身のシンガーソングライター。
さまざまな分野の音楽を取り入れた作品を発表してきました。
「イフ・イット・メイクス・ユー・ハッピー」は、1996年にリリースされたシングル。
彼女自身が経験した、まだ売れなかった時代の苦労と「諦めない気持ち」が歌われています。
パワフルで男前、凛とした歌いっぷりが魅力的です。
【2025年版】夏の終わりに聴きたい洋楽|定番~最新曲まで(61〜70)
Tim McGrawTaylor Swift

カントリーという枠内をこえて、今や最も売れているポップ・スターの1人としてシーンを席巻し続けるテイラー・スウィフトさんの記念すべきデビュー曲です!
2006年にリリースされた当時、テイラーさんは16歳だったのですから、その早熟な才能がどれほどのものだったのかが分かりますよね。
より幅広いポップ・ミュージックへと接近した後のテイラーさんしか知らないという方であれば、カントリー然とした温かみのあるサウンドを新鮮に感じるかもしれませんね。
タイトルは90年代以降のアメリカのカントリー・ミュージックにおける代表的なシンガー、ティム・マックグロウさんのことで、別れてしまった相手の好きな音楽がティム・マックグロウさんだったのですね。
過ぎ去ってしまった楽しい夏の思い出を述懐しつつ、この楽曲をBGMとして、いつまでも忘れられない大切な人へ想いをはせてみてはいかがですか。
In My LifeThe Beatles

「イン・マイ・ライフ」は、ザ・ビートルズが1965年にリリースしたアルバム「ラバー・ソウル」(Rubber Soul)に収録されている楽曲です。
この作品はビートルズファンの間でも人気・評価がともに高い作品のひとつ。
他アーティストからのカバーされている、名曲中の名曲です。
Summer 2020Jhené Aiko

タイトル通り2020年の夏を歌ったこちらの『Summer 2020』は、日系アメリカ人のシンガーソングライターとして本国アメリカのみならずヨーロッパも含めて高い人気を誇るジェネイ・アイコさんによる楽曲です。
クール&ザ・ギャングによる名曲『Summer Madness』をサンプリング、アイコさんの美声も相まってチルでメロウなサウンドは残暑が厳しい夏の終わりをクールダウンさせてくれそうですよね。
とはいえ、2020年の夏といえばパンデミックが世界的に猛威を振るった時期ですから、この楽曲の歌詞にもそういった困難な時に直面した中での苦悩や悲しみがはっきりと書かれています。
いつかこの曲を聴きながら、あの重苦しい夏の記憶が遠い過去のものとなっていくのを祈りたいです。