ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌
演歌でよく歌われるテーマの中で、ふるさとを歌った曲って結構たくさんあるんですよね。
故郷に残した家族や友人のことを思う曲や、「成功するまでは帰るわけにはいかない!!」といった決意を歌う曲などそこに込められた思いはさまざま。
この記事ではそうしたふるさとを思って書かれた演歌の名曲を一挙に紹介していきますね!
ご自身の経験とも重なる曲があれば、あなたにとってきっと大切な1曲になるはず。
ぜひ歌詞を見ながらじっくりと聴いてみてくださいね。
ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌(21〜30)
裏町酒場嶋幸二

哀愁ただよう旅情感と、聴く人の心に寄り添う歌声が印象的。
和歌山県串本町を拠点に活動する嶋幸二さんの楽曲で、2025年3月に発売されたシングルです。
民謡や詩吟で培った豊かな表現力と、同郷のミュージシャン斉藤功さんによるギター演奏がよく合っています。
歌詞では恋に破れた男の切ない思いを描いており、失恋の痛手を癒やそうとする姿に共感を覚えます。
夜の静けさの中で心を整理したい時にぴったりです。
七日町花小路麻生ちぐさ

山形県の七日町を舞台にした、郷土愛にあふれる演歌が登場しました。
麻生ちぐささんの力強い歌声が、昭和レトロな飲み屋街の情景を見事に描き出しています。
本作では、「おしょうしな」という山形の方言が印象的に使われていて、地元の人々への感謝の気持ちがストレートに伝わってきますね。
2024年10月にリリースされたこの曲は、カップリング曲に「浅草象潟情け町」を収録。
昔ながらの人情味あふれる雰囲気を楽しみたい方にぴったりの1枚です。
故郷を離れて暮らす人や、人とのつながりを大切にしたい方におすすめですよ。
下北半島哀愁路松原のぶえ

陸奥の地に伝わる魂の詩を歌い上げた松原のぶえさんの名演。
北国の厳しい海風や灯台、寒立馬といった情景描写を織り交ぜながら、切ない恋心と強い決意を見事に表現しています。
2025年1月にリリースされた本作は、作詞の石原信一さん、作曲の弦哲也さんによって紡がれた珠玉の演歌です。
人生の別れを経験した方や、自分の気持ちと向き合いたい時に心に染み入る一曲。
デビュー45周年を迎えた松原のぶえさんの歌声が、下北半島の風土とともに深い感動を届けてくれます。
令和哀歌(エレジー)清水節子

懸命に生きる人々の姿を描いた哀愁漂う演歌が、清水節子さんの力強い歌声で響き渡ります。
家族への愛情、将来への不安、故郷への郷愁など、都会で働く人々の心情を丁寧に描き出した歌詞は、誰もの胸に染み入るはずです。
2023年11月に発表された本作は、昭和の名曲『山谷ブルース』の魂を受け継ぎ、令和の時代に生きる人々へのエールとなっています。
夕暮れの工場、路地裏の赤ちょうちん、小雨降る夜道…情景描写の細やかさも見事な一曲です。
都会の騒がしさに疲れた心を癒やしたい時、故郷を思い出した時、明日への活力が欲しい時に聴きたい楽曲となっています。
津軽三味線物語彩青

津軽の地に根付く三味線を題材にした温かみのある楽曲です。
吉幾三さんが詞曲を手掛け、2025年2月に発表されました。
故郷を離れる道を選んだ主人公が抱える、親への思いや三味線への誇りを優しくつづった演歌です。
ロックのような現代的なアレンジと、エレキギターの効果的な使用が光ります。
父母への感謝と懐郷の念を歌う彩青さんの情感豊かな歌声と、思い出すように響く三味線の音色が、心に染み入ってきます。
吹雪く夜に星を見上げながら故郷を思う場面など、情景描写が見事。
家族や故郷から離れて暮らす人の心に寄り添う曲です。