ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌
演歌でよく歌われるテーマの中で、ふるさとを歌った曲って結構たくさんあるんですよね。
故郷に残した家族や友人のことを思う曲や、「成功するまでは帰るわけにはいかない!!」といった決意を歌う曲などそこに込められた思いはさまざま。
この記事ではそうしたふるさとを思って書かれた演歌の名曲を一挙に紹介していきますね!
ご自身の経験とも重なる曲があれば、あなたにとってきっと大切な1曲になるはず。
ぜひ歌詞を見ながらじっくりと聴いてみてくださいね。
ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌(51〜60)
越前岬川中美幸

川中美幸さんの『越前岬』は、恋人との別れの悲しみを描いた演歌の金字塔です。
1982年のリリース以来、リスナーの心に深く刻まれてきました。
吉岡治さんによる歌詞は、愛した人を思う切なさを美しく表現し、岸本健介さんのメロディはその感情をさらに高めます。
また感情のこもった豊かな歌声が、リスナーの心を打ちます。
失恋を乗り越えようとする人、心に深い悲しみを持っている人に、ぜひ聴いてほしいです。
故郷さん、会いたいよ工藤あやの

帰れる故郷がある方には、個々の故郷の情景が浮かんできそうな歌です。
この曲の中では最上川を中心に、幼い頃から慣れ親しんだ山並みや、夕日が沈んだ里の風景など、懐かしく思い出されていながら、毎年は帰省できず、自分を癒してくれる故郷の思いを歌ってます。
越前恋吹雪市川由紀乃

市川由紀乃さんの『越前恋吹雪』は、福井県の雄大な自然と失恋の悲しみを重ね合わせた作品です。
2016年の第67回NHK紅白歌合戦出場でも注目された市川さんは、この歌で福井県の冬の厳しさと恋愛の終わりを見事に表現しています。
リスナーは福井の風景を思い浮かべながら、失われた愛を繊細に感じ取れるでしょう。
故郷を思う方にも、演歌を新たに愛好し始めた方にもオススメの楽曲です。
夕霧港杜このみ

霧に包まれた港町を舞台に、切ない恋心を描いた本作は、杜このみさんが2024年7月にリリースした渾身の1曲です。
民謡で培った独特の歌唱力で、霧深い港の情景と主人公の思いを情感豊かに表現しているんですよね。
北海道の白老の虎杖浜をモチーフにしているそうで、円香乃さんが霧に包まれる風景に感動して書いた歌詞に、岡千秋さんが切ないメロディをつけています。
杜このみさんのブログでは制作秘話も語られており、ファンの間で盛り上がりを見せているんです。
大切な人を思い出したくなったときや、静かな夜に一人で聴きたい、そんな曲に仕上がっています。
ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌(61〜70)
哀愁日本海椎名佐千子

椎名佐千子さんが歌う『哀愁日本海』は、2015年にリリースされた心に染み入る楽曲です。
福井県の自然を感じさせる歌詞と、深い感情を込めた歌声が調和し、リスナーに強い印象を残します。
福井の若狭湾や琴ヶ浜の風景を思い浮かべなが本作を聴けば、遠く離れた故郷への思いが胸を締め付けることでしょう。
大切な人を失った悲しみ……そこに県境はありませんよね。
じゃんがら恋歌紅晴美

常磐炭坑で栄えた頃に育った紅晴美さんが、炭鉱閉鎖とともに、朽ち果てた故郷を悲しみ、昔の炭鉱町を歌った詩です。
ハーモニカ長屋などは、炭鉱町では必ず見られた家屋で、「じゃんがら」の意味は鉦なのですが、お祭りになるといわきの地域ではあちこちにこの鉦が鳴り響きます。
望郷じょんから細川たかし

津軽三味線の力強い音色が印象的なのが、細川たかしさんの『望郷じょんから』です。
1985年にリリースされた細川さんの27枚目のシングルで、津軽地方を故郷に持つ主人公の思いを歌った歌詞が心に響くんですよね。
ハイトーンが魅力でもある細川さんの歌声が存分に堪能できる1曲でもあります。
年末に放送される『NHK紅白歌合戦』では5回に渡って歌唱され、1995年の第46回では大トリも務めました。
青森県出身の方にはなじみ深い楽曲だと思うので、故郷に思いをはせて聴いてみてはいかがでしょうか。