ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌
演歌でよく歌われるテーマの中で、ふるさとを歌った曲って結構たくさんあるんですよね。
故郷に残した家族や友人のことを思う曲や、「成功するまでは帰るわけにはいかない!!」といった決意を歌う曲などそこに込められた思いはさまざま。
この記事ではそうしたふるさとを思って書かれた演歌の名曲を一挙に紹介していきますね!
ご自身の経験とも重なる曲があれば、あなたにとってきっと大切な1曲になるはず。
ぜひ歌詞を見ながらじっくりと聴いてみてくださいね。
ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌(21〜30)
津軽三味線物語彩青

津軽の地に根付く三味線を題材にした温かみのある楽曲です。
吉幾三さんが詞曲を手掛け、2025年2月に発表されました。
故郷を離れる道を選んだ主人公が抱える、親への思いや三味線への誇りを優しくつづった演歌です。
ロックのような現代的なアレンジと、エレキギターの効果的な使用が光ります。
父母への感謝と懐郷の念を歌う彩青さんの情感豊かな歌声と、思い出すように響く三味線の音色が、心に染み入ってきます。
吹雪く夜に星を見上げながら故郷を思う場面など、情景描写が見事。
家族や故郷から離れて暮らす人の心に寄り添う曲です。
故郷唱歌

青い山、清らかな水、そして幼い頃に遊んだ思い出。
懐かしい故郷の風景と、離れて暮らす家族や友人への思いを優しく包み込むメロディーは、誰の心にも響く普遍的な魅力を持っています。
1914年に文部省唱歌として発表された本作は、高野辰之さんと岡野貞一さんによって生み出され、当時の日本の農村風景や生活を色濃く反映しています。
1998年の長野オリンピック閉会式で歌われ、多くの人々に感動を与えました。
ト長調の3拍子で紡がれるシンプルで覚えやすい旋律は、卒業式や成人式など人生の節目に歌われ続けています。
郷愁を誘う歌詞とメロディーは、故郷を離れて暮らす全ての人の心に寄り添う、まさに日本の心を象徴する楽曲といえるでしょう。
ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌(31〜40)
もう一度柳ヶ瀬安藤かつゆき

岐阜の柳ヶ瀬に捧げる歌謡曲です。
安藤かつゆきさんが2025年1月に発表した本作は、ゆったりとした曲調に乗せて紡がれる歌詞は、柳ヶ瀬の過去と現在、そして未来への願い。
安藤さんの実直な歌声が、耳と心に響きます。
岐阜県のみならず、全国の人々の胸に届く1曲です。
ふるさとへの気持ちを新たにしたい時にぜひ聴いてみてください、きっと染み入るはずですよ。
南部・・・春と夏吉幾三

東北地方の季節の移ろいを繊細に描いた、情緒豊かな1曲です。
2025年1月にリリースされたこの楽曲。
吉幾三さんが故郷への深い愛情を込めて紡いだ言葉の数々に、心打たれずにはいられません。
囃子言葉や地名が登場しており、土地土地の風景が目に浮かぶようですね。
郷愁を感じたい時や、大切な人を思い出したくなった時に聴いてみてはいかがでしょうか。
きっと胸に染みますよ。
母さんの海うた村木弾

海を通して家族のきずなを歌う心温まる楽曲です。
村木弾さんのデビュー10周年を記念するシングルとして2025年1月に発売されました。
漁師として生きる父と、それを支える母への思いが詰まった歌詞が印象的。
都会で暮らす息子の視点からつづられる、家族への感謝と心配が胸に染みます。
家族や大切な人への気持ちを再確認したいとき、ぜひ聴いてほしい1曲です。
ひとり久慈川谷島明世

茨城県を流れる久慈川を舞台に、切ない恋心を歌い上げる演歌です。
2025年1月にリリースされたこの楽曲は、麻こよみさん作詞、水森英夫さん作曲という豪華な制作陣が手がけました。
谷島明世さんの透き通った歌声が冷たい川風に乗っているようで、聴く人の胸に染み入ります。
伝統的な演歌の要素を大切にしながらも、現代的なアレンジが施されているので、幅広い世代の方に楽しんでいただけますよ。
失恋の痛みを抱えながらも前を向こうとする女性の姿に、共感するはずです。
漁り火情歌松前ひろ子

北国の海を舞台にした、心を揺さぶられる1曲です。
松前ひろ子さんのデビュー55周年を記念して2024年9月にリリースされました。
函館の風景に思いを重ねた歌詞が印象的。
漁り火に照らされた海を背景に、愛する男性への一途な思いを描き出しています。
ビートの効いた演歌調のサウンドに対して、尺八の音色が新鮮なアクセントを加えているのも魅力。
松前さん自身の地元愛も随所に感じられ、温かみのある作品に仕上がっています。
胸に染み入る歌声に包まれながら、ゆっくりと思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。