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ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌

演歌でよく歌われるテーマの中で、ふるさとを歌った曲って結構たくさんあるんですよね。

故郷に残した家族や友人のことを思う曲や、「成功するまでは帰るわけにはいかない!!」といった決意を歌う曲などそこに込められた思いはさまざま。

この記事ではそうしたふるさとを思って書かれた演歌の名曲を一挙に紹介していきますね!

ご自身の経験とも重なる曲があれば、あなたにとってきっと大切な1曲になるはず。

ぜひ歌詞を見ながらじっくりと聴いてみてくださいね。

ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌(11〜20)

不知火情話八代亜紀

故郷熊本への熱い思いを歌い上げた、八代亜紀さんの楽曲です。

2005年3月に発売されたシングルで、火の国を舞台に、忘れられない恋人への断ち切れぬ情念と、故郷「不知火」への帰郷を願う女性のやるせない心情が描かれています。

八代さんの情感豊かな歌声と、歌詞に込められた温かい熊本弁が、聴く人の心に深く染み渡りますよね。

この楽曲は、後に同名のベスト盤『八代亜紀全曲集 不知火情話』のタイトルにもなった代表曲の一つ。

故郷を思う心や切ない恋慕の情を抱える人に優しく響きます。

国東半島北島三郎

演歌界の巨星、北島三郎さんが歌い上げる、大分県が舞台の楽曲です。

神仏習合の文化が息づく「国東半島」を背景に、故郷を遠く離れた人が抱く熱い望郷の念や、大切な母への思慕が情熱的に歌われています。

北島さんご自身のペンネームで作詞作曲を手がけていることからも、この曲へのひときわ深い愛情が伝わってくるようです。

その威風堂々とした歌声に耳を傾ければ、国東の風や潮の香りが心に届くかもしれませんね。

故郷を持つすべての方の琴線に触れる1曲ではないでしょうか。

高千穂旅情川中美幸

神話の息吹が感じられる宮崎県高千穂を舞台に、ひとりの女性の心境を描いた叙情的な1曲。

別れた人を忘れられないまま、思い出の地を旅する切ない様子が歌われています。

詩の中には「国見ヶ丘」や「高千穂峡」、「夜神楽」といった地名や名物が随所に登場。

川中美幸さんの情感あふれる歌声が、高千穂の荘厳な景色と主人公の寂しさを見事に表現しています。

この曲を聴いていると、まるで自分も高千穂の深い自然の中に佇んでいるような気持ちになるかもしれませんね。

宮崎の風景を色濃く感じる、旅情にあふれた楽曲です。

国東半島松前ひろ子

松前ひろ子さんが歌う「国東半島」は、大分の旅情を深く感じさせる叙情演歌です。

夫である山口ひろしさんが作曲を手がけた本曲は、聴く人の心に故郷の風景を優しく映し出すようなメロディーが印象的。

映画『釣りバカ日誌19』で登場人物が熱唱したことから、曲名は知らなくてもどこかで耳にしたことがある……そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。

この曲をきっかけに国東市の観光親善大使にも任命された松前さん。

その情感豊かな歌声は、歌詞に描かれる半島の美しい情景と溶け合い、まるで自分がそこを旅しているかのような気分にさせてくれるでしょう。

豊後巡礼松前ひろ子

松前ひろ子さんが歌う『豊後巡礼』は、別府、湯布院、九重といった有名な温泉地や、竹田・中津の城下町などが登場し、まるで一緒に旅をしているかのような気分になりますね。

女性の色っぽさをうまく表現した一節からは、旅先でのしっとりとした情緒も伝わってきます。

豊後水道の港町で旬の味覚を楽しむ様子も歌われており、大分の風土を色濃く感じる1曲です。

この曲を聴きながら現地を訪れると、旅がより一層味わい深いものになるかもしれません。

矢越岬松前ひろ子

松前ひろ子「矢越岬」MV【公式】
矢越岬松前ひろ子

故郷への思いが募る……そんな夜もあるでしょう。

その気持ちに優しく寄り添ってくれるのが、こちら。

松前ひろ子さんの作品で、歌手生活55周年を記念して2025年6月に発売されました。

ご自身の原点である北海道の岬をモチーフに、故郷への深い愛情と人生の歩みを情感豊かに歌い上げています。

円熟した歌声につい聴き惚れてしまうんですよね。

しみじみと郷愁に浸りたい時に、ぜひ。

ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌(21〜30)

ふるさと春秋須賀亮雄

須賀亮雄(すがりょお) / ふるさと春秋
ふるさと春秋須賀亮雄

宮城県東松島市出身の歌手、須賀亮雄さんによる楽曲です。

祖父への感謝と故郷への深い愛情を込めた、心温まる演歌作品で、2025年5月に日本コロムビアからリリースされました。

北爪葵さん作詞、南乃星太さん作曲、季節の移ろいとともに故郷への思いを情感豊かに歌い上げています。

須賀さんの伸びやかな歌声が、祖父への思いを真っすぐに届けてくれますね。

故郷を離れて暮らしている方や、大切な人への感謝を改めて感じたい時に聴いてほしい1曲です。