ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌
演歌でよく歌われるテーマの中で、ふるさとを歌った曲って結構たくさんあるんですよね。
故郷に残した家族や友人のことを思う曲や、「成功するまでは帰るわけにはいかない!!」といった決意を歌う曲などそこに込められた思いはさまざま。
この記事ではそうしたふるさとを思って書かれた演歌の名曲を一挙に紹介していきますね!
ご自身の経験とも重なる曲があれば、あなたにとってきっと大切な1曲になるはず。
ぜひ歌詞を見ながらじっくりと聴いてみてくださいね。
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ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌(11〜20)
杉の大杉三山ひろし

高知が生んだ「ビタミンボイス」三山ひろしさんが、故郷への深い敬意を込めて歌い上げたのが本曲です。
師匠・中村典正さんが作曲を手がけ、地元・大豊町にそびえる樹齢三千年の「杉の大スギ」をモチーフにした壮大な人生演歌。
ご本人がドローンを操縦しMVを撮影したという逸話からも、並々ならぬ地元愛が伝わってきますよね。
「吹雪に嵐に日照りにも耐えて」きた大杉に自らの人生を重ね、大切な人へ「見せてあげたい晴れ姿」と誓う姿。
その真っすぐな決意が、三山さんの温かな歌声と絶妙にマッチして、聴く者の胸に明日を生きる活力をじんわりと注いでくれるようです。
よさこい演歌金田たつえ

「花街の母」で一世を風靡した金田たつえさんが、土佐の魂を熱く歌い上げるご当地ソングです。
2022年に発表された『よさこい演歌』は、祭りの躍動感と演歌ならではの情緒が溶け合った、まさに高知のための1曲。
歌詞に耳を澄ませば、太平洋を望みながら故郷への誇りを胸に抱く、一本気な男性の姿が目に浮かぶようです。
民謡で鍛え抜かれた金田たつえさんの深みのある歌声が、主人公の心意気と重なり、聴く者の魂を揺さぶりますよね。
よさこい祭りの熱気と高知の雄大な自然が凝縮された、何度でも聴きたくなる名曲ではないでしょうか?
土佐の男鏡五郎

ベテラン演歌歌手、鏡五郎さんが2009年に発表した『土佐の男』。
高知の情景が鮮やかに目に浮かぶ、ご当地演歌の真骨頂ともいえる作品です。
「月のヨサコイ桂浜」「赤い椿の花を抱き」といったフレーズが、南国・土佐の美しい風景へと誘ってくれますよね。
そして何より心を揺さぶるのが、「しぶき荒波 どんと来い」と歌い上げる、土佐の男の気骨あふれる心意気。
鏡五郎さんの張りのある歌声と独特の節回しが、その不屈の魂を見事に表現しています。
故郷への誇りを胸に、どんな困難も度胸で受けとめる。
聴いているだけで、土佐の雄大な自然と人々の情熱が心に吹き込んでくるような、そんな力強さにあふれた一曲です。
おばこ巡礼歌藤あや子

秋田の地名や風景をモチーフに、別れた人への未練と故郷への思いを歌い上げた1曲です。
主人公は愛した人の面影を追って、まるで巡礼のように思い出の地を旅します。
男鹿の夕景やカモメに心を重ねる姿に、聴く人の胸も締め付けられるかもしれません。
この楽曲は1996年5月に発売された藤あや子さんのシングルで、吉幾三さんが生み出した東北情緒豊かな旋律と、藤あや子さんのしっとりとした歌声が見事に溶け合っています。
秋田の風景が目に浮かぶ、故郷を懐かしむひとときにピッタリの名曲です。
能登はいらんかいね坂本冬美

酒を酌み交わしながら故郷を語る情景が目に浮かぶ、坂本冬美さんの代表曲です。
能登の風物や暮らしが描かれた歌詞には、ふるさとへの深い愛情と帰郷を願う切なくも情熱的な思いが込められています。
この温かい世界観が、坂本冬美さんの力強くも包み込むような歌声と合わさることで、聴く者の心に郷愁を呼び起こすのがなんとも不思議です。
本作は1990年5月に発売された7枚目のシングルで、第23回日本有線大賞の有線音楽賞を受賞しました。
また、同年の『第41回NHK紅白歌合戦』で披露されたことからも、本曲の人気がうかがえます。
故郷を離れて頑張っている方が聴けば、懐かしい風景や大切な人との思い出がよみがえってくるのではないでしょうか。
十勝秋冬大江裕

秋から冬へと移り変わる、北海道は十勝平野の雄大な景色が目に浮かぶような1曲です。
025年7月にリリースされたこの曲は、2024年11月の『北海ながれ歌』から続く北海道シリーズの第2弾。
厳しい自然の中で育まれた家族のきずなと、親への深い感謝の気持ちを丁寧に描いた、心温まる作品です。
大江裕さんの温かくも力強い歌声が物語性に深みを与えており、聴く人の胸を打つんですよね。
故郷を離れてがんばっている方が聴けば、家族への思いが募るはずです。
ふるさとを歌った演歌の名曲。故郷を思うすてきな歌(21〜30)
伊豆しぐれ北川裕二

ベテラン演歌歌手、北川裕二さんが情感豊かに歌い上げる、哀愁漂う一曲です。
2018年に発売された本曲は、雨に煙る伊豆の景色と、やるせない恋心が交差する叙情演歌。
しっとりとしたイントロが始まると、まるで冷たい秋の雨「しぐれ」が心に降りそそぐかのようです。
過ぎ去った恋の思い出をたどる旅なのでしょうか。
北川さんの深く温かい歌声が、天城の山々や寂しげな海岸線の風景と見事に溶け合い、聴く者の胸を締め付けます。
失恋の痛みを抱え、ひとり伊豆をさまよう主人公の姿に、自分を重ねてしまう方も多いのではないでしょうか?





