男の演歌。男性の生きざまや心意気が描かれた名曲まとめ
演歌の中には男の生きざまや粋な心意気が描かれた楽曲がたくさんあります。
またその他にも、男性目線で描かれた絆を歌った曲や恋愛を歌った曲なんかもありますよね。
この記事では、そうした男性の感情が歌われた楽曲を一挙に紹介していきますね。
粋でかっこいい曲や思いやりにあふれたグッと来るような楽曲をたくさん集めました。
男女問わず心に響く曲が見つかると思いますので、ぜひ歌詞をご覧になりながら聴いてみてくださいね。
男の演歌。男性の生きざまや心意気が描かれた名曲まとめ(61〜70)
津軽三味線ひとり旅彩青

津軽の厳しい風土を背景に、故郷を離れて旅を続ける主人公の孤独な心情を描いた楽曲です。
津軽三味線の力強い音色と彩青さんの情感豊かな歌声が見事に調和し、聴く人の心に深く響きます。
2020年5月にリリースされたこの曲は、彩青さんのセカンドシングルとして注目を集めました。
津軽三味線の独特な音色と彩青さんの歌唱力が織りなす世界観は、演歌ファンはもちろん、幅広い年代の方々に新鮮な印象を与えることでしょう。
歌唱の難易度は高めですが、津軽の風景を思い浮かべながら歌えば、きっと心に染み入る一曲になるはずです。
きよしのソーラン節氷川きよし

伝統的な北海道の民謡「ソーラン節」をモダンにアレンジした名曲は、氷川きよしさんの力強い歌声と相まって、聴く人に勇気や元気を与える楽曲となっています。
2007年5月にリリースされた本作は、オリコンシングルチャートで大きな成果を収め、第49回日本レコード大賞で金賞を受賞。
また第58回NHK紅白歌合戦でも披露され、大きな話題を呼びました。
アップテンポでエネルギッシュなリズムが特徴的で、高音から低音まで幅広い音域を要する難曲。
演歌の枠を超えた斬新さと、伝統的な要素のバランスが絶妙な一曲です。
涙のひとり酒青山新

恋人を亡くした人の心情を切々と描いた本作は、青山新さんの代表曲の一つとなることでしょう。
深い悲しみと孤独感が見事に表現され、聴く人の胸を締め付けるような歌詞と哀愁漂うメロディが心に沁みます。
青山さんの透明感のある歌声が、この切ない世界観を見事に引き立てており、特にサビの部分での情感豊かな歌唱が印象的です。
ビブラートや抑揚の付け方など、演歌特有の歌唱テクニックが要求される難易度の高い楽曲ですが、その分だけ歌い手の感情を存分に表現できる曲でもあります。
カラオケで挑戦する際は、歌詞の情景を思い浮かべながら、力を抜いて歌うことがポイントですね。
男の港鳥羽一郎

漁師の父と海女の母を持つ鳥羽一郎さんは、まさに「海の男」にふさわしい演歌歌手ですね。
1986年にリリースされたこの楽曲は、NHK紅白歌合戦でも披露された人気曲です。
海や漁師の生活をテーマにした歌詞と力強いメロディが特徴的で、鳥羽さんの歌唱力が存分に発揮されています。
全体的な音程は低めですが、ビブラートを効かせつつ歌詞をはっきりとした発声で聞かせる点が難しいですね。
低音のメロディを安定して歌いこなすには、相当な技術が必要です。
ビブラートが苦手な方は、明瞭な発音で歌詞をしっかりと届けることに重点を置くのもいいでしょう。
海や漁師の世界に思いを馳せたい方におすすめの一曲です。
人生道なかば佐藤善人

荘厳な曲調に引き込まれます。
『人生道なかば』は山形県出身の佐藤善人さんによる楽曲で、2024年12月に発表されました。
等身大の人生を描いた演歌に仕上がっており、曲が進むにつれ歌詞に込められた「夢に向かって進んでいく」という思いが強くなっていく展開に心が動かされます。
人生に対して感慨深い思いを持ったとき、きっとこの曲が刺さりますよ。
ぜひじっくりと聴き込んでみてください!
ムサシ冠二郎

演歌界の重鎮、冠二郎さんが歌う本作は、力強い歌声と日本の伝統を融合させた魅力あふれる楽曲です。
宮本武蔵の生き様をモチーフに、人生の選択や孤独を深く描き出しています。
1993年4月に日本コロムビアからリリースされ、同年のアルバム『特選集 冠二郎/ムサシ』にも収録された人気曲です。
決して歌うのが簡単な曲というわけではないのですが、ロック的な要素を取り入れたノリの良い曲のため思い切って楽しく歌ってみれば意外と歌いきれますよ。
みちのく一人旅山本譲二

山本譲二さんの代表曲です。
師匠の北島三郎さんからこの曲を紹介され、それを聴いた山本さんが懇願して歌うことになり結果大ヒット。
これもまた歌い継がれる名曲となっています。
Bメロの低音部は男性といえども出しにくいかもしれません。
地声がしっかりと体の中に響くように練習をしてみてください。
こうすることで低音だけでなく高い音も良くなります。
エンディングのたたみかけるように続く有名なフレーズは音程があまり大きく動かないことがかえって難しく感じるかもしれません。
しっかりとお腹に力を入れて歌いましょう。