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【ピアノ連弾曲】盛り上がること間違いなし!オススメ作品を一挙紹介

2人並んでピアノの前に座り、息を合わせて4本の手で奏でる「ピアノ連弾」。

連弾では、1人での演奏とは異なる音の厚みやゴージャス感を味わえます。

また、2人で一つの演奏を作り上げる「アンサンブル」の楽しさを味わえるのも、連弾の大きな魅力といえるでしょう。

今回はそんなピアノ連弾曲の中から、盛り上がること間違いなしのオススメ楽曲をピックアップ!

弾いている人も聴いている人も魅了されるかっこいい作品を集めましたので、ぜひ最後までお楽しみください!

【ピアノ連弾曲】盛り上がること間違いなし!オススメ作品を一挙紹介(61〜80)

組曲「ドリー」 Op.56 第1曲 子守歌Gabriel Faure

フォーレ:組曲《ドリー》 より 「子守唄」 Op.56-1/碓井 愛梨&碓井 悠真(第45回入賞者記念コンサート 連弾初級B[金賞])
組曲「ドリー」 Op.56 第1曲 子守歌Gabriel Faure

個性的な音楽性で高い評価を集めた作曲家、ガブリエル・フォーレ。

こちらの組曲『ドリー』は、フォーレを代表する作品の一つで、バルダック家の娘、エレーヌにささげられた作品です。

全6曲あるうちの第1曲『子守唄』は、組曲をかざる最初の作品ということもあり、ゆったりとした分散和音にまとめられています。

子守唄らしい繰り返されるリズムはありますが、明るく聴きやすい曲調のため、子供から大人まで楽しめる作品です。

ぜひ発表会や演奏会で取り上げてみてくださいね。

死の舞踏 ト短調 Op.40Camille Saint-Saëns

PTNA2013コンペ全国決勝/グランミューズ部門 Dカテゴリ第2位 石嶺利衣,伊藤知紗子 サン=サーンス:死の舞踏
死の舞踏 ト短調 Op.40Camille Saint-Saëns

フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンスの代表作である交響詩『死の舞踏』は、午前0時の時計の音とともに骸骨が不気味に踊り出す、摩訶不思議な様子を描写した作品。

はじめは歌曲としてまとめられ、その後管弦楽曲が完成。

現在ではピアノ連弾をはじめ、二台ピアノやバイオリンソロなど、さまざまな形で演奏されています。

管弦楽曲をもとに編曲されているため、連弾での演奏は当然高難度!

場面を具体的に思い浮べながら、観客を引き込むおもしろい演奏に仕上げましょう。

管弦楽のための狂詩曲「スペイン」Emmanuel Chabrier

” 狂詩曲「スペイン」” シャブリエ : ピアノ連弾/ ” España Rhapsody ” Chabrier : Piano 4-hands/Duo-Scherzo
管弦楽のための狂詩曲「スペイン」Emmanuel Chabrier

エマニュエル・シャブリエを象徴する作品である『管弦楽のための狂詩曲「スペイン」』。

シャブリエがスペインを旅行した際に、現地で聴いた情熱的な音楽からインスピレーションを受け、生まれた作品といわれています。

そのパッションあふれる曲調は、ピアノ連弾にアレンジされてもそのまま!

情熱的なスペインのイメージを4本の手で最大限表せるよう、勢いよく進んでいく箇所と流れるような旋律の箇所との緩急を明確に表現しながら、メリハリのある演奏に仕上げましょう!

「ペール・ギュント」第1組曲 Op.46 第3曲「アニトラの踊り」Edvard Grieg

PTNA2014コンペ全国決勝/連弾中級 金賞 長村郁実 & 長村拓実 グリーグ/アニトラの踊り
「ペール・ギュント」第1組曲 Op.46 第3曲「アニトラの踊り」Edvard Grieg

ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグの代表作である劇付随音楽『ペール・ギュント』。

これをもとにした2つの管弦楽組曲が広く親しまれており、その中の数曲はグリーグ自身によってピアノ独奏曲や歌曲にアレンジされ出版されています。

連弾でも演奏される機会が多く、軽快なリズムと怪しげなメロディが印象的な第1組曲の第3曲『アニトラの踊り』も、発表会や演奏会でたびたび取り上げられています。

プリモとセコンドのリズムがそろう部分や、掛け合いになる部分が多いため、音を出すタイミングだけでなく、呼吸で間を取るタイミングまでピッタリ合わせられるよう、丁寧に練習しましょう。

おわりに

弾いている人も聴いている人もテンションが上がってしまう、かっこいいピアノ連弾曲をご紹介しました!

どれも華やかな作品なので、発表会で演奏するのもオススメです。

ご紹介した曲の中には、さまざまなレベルの方が演奏できるようアレンジ楽譜が多数出版されているものもあります。

ぜひご自分にあった楽譜を見つけて、一人の演奏とはまた違った連弾の楽しさを味わってみてください!