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【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集

北から南まで、日本各地に伝わる郷土の宝物ともいえる伝統の歌声。

あなたにも、子供のころに祖父母や父母から歌ってもらった、あるいは一緒に歌った、思い出深い1曲があるのではないでしょうか?

その土地の暮らしや文化、人々の思いが織り込まれた民謡は、世代をこえて歌い継がれてきました。

本記事では、そんな心に響く日本の民謡の数々をご紹介します。

懐かしい故郷の調べに耳を傾けながら、日本の心と風土に触れてみましょう。

【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集(41〜50)

デカンショ節土取利行

でかんしょ節/ 土取利行(唄・三味線・太鼓)
デカンショ節土取利行

「デカンショ節」は兵庫県篠山市を中心に盆踊り歌として歌われる民謡です。

江戸時代から篠山市域で歌われていた「みつ節」が変形したものと伝えられています。

篠山市無形文化財であり、2015年(平成27年)に文化庁により日本遺産の最初の18件の一つとして「丹波篠山 デカンショ節―民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」が選ばれました。

【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集(51〜60)

津軽じょんがら節藤あや子

藤あや子『津軽じょんがら節』.wmv
津軽じょんがら節藤あや子

「津軽じょんがら節」は津軽三味線の伴奏とともに歌われる青森県の民謡です。

「津軽よされ節」、「津軽おはら節(小原節)」に並ぶ津軽三大民謡の一つです。

「じょんがら」は一説によれば、戦国時代に青森県の浅瀬石城下にあった寺の和尚・常椽の名前から由来していると言われています。

こきりこ節

富山県南砺市五箇山地方に伝わる有名な民謡です。

リズミカルに奏でる三味線は見事な腕前で、民謡などに偏見がある若い人でもすんなりと聴く事ができます。

また、和太鼓のプレイも圧巻でその轟く音の大きさはびっくりします。

十日町小唄

新潟の風土を彩る名曲として昭和4年に誕生しました。

中山晋平さんの作曲と永井白湄さんの作詞によるこの楽曲は、明石ちぢみのコマーシャルソングとして親しまれました。

優美なリズムとメロディで十日町市の魅力を歌い上げ、昭和35年には新民謡部門で第一位に輝くほどの人気を博しています。

津軽三味線や尺八などの伝統楽器が織り成す音色は、新潟の自然豊かな情景を思い起こさせますね。

本作は、民謡が好きな方はもちろん、日本の文化にふれたいリスナーにもピッタリ。

新潟への愛と郷土の誇りを感じさせる、心温まる一曲です。

徳之島民謡「六調」

同じく鹿児島県奄美群島徳之島のもう一つの民謡が、この「六調」です。

よりリズムが速くなり、また踊りやすくなっているといえます。

掛け声も「ワイド節」よりもかけ易く、盆踊りなどで踊るならこちらの方が向いていると思います。

谷茶前節ティンクティンク

「谷茶前節」は沖縄県恩納村の海岸「谷茶前」での漁を題材にした民謡です。

250年程前に万座毛に立ち寄った琉球王を歓迎するための曲と言われています。

男が櫂で魚を捕り、女はバーキに魚を入れ頭に載せて売り歩く様子が描かれた雑踊りの一つです。

十三の砂山三村美智岡

十三の砂山⁄ 私が歌う民謡・三村美智岡⑦
十三の砂山三村美智岡

民謡らしい民謡で安心すると思います。

この曲は津軽半島の十三湖の事などを歌ったもので、聴いているとその光景が目に浮かんできます。

三味線や男性の歌い声も良いので、民謡の初心者や詳しくない人におススメの曲です。