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【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集

北から南まで、日本各地に伝わる郷土の宝物ともいえる伝統の歌声。

あなたにも、子供のころに祖父母や父母から歌ってもらった、あるいは一緒に歌った、思い出深い1曲があるのではないでしょうか?

その土地の暮らしや文化、人々の思いが織り込まれた民謡は、世代をこえて歌い継がれてきました。

本記事では、そんな心に響く日本の民謡の数々をご紹介します。

懐かしい故郷の調べに耳を傾けながら、日本の心と風土に触れてみましょう。

【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集(51〜60)

小諸馬子唄三橋一勝

「小諸馬子唄」は長野県小諸市周辺を発祥とする民謡です。

碓氷峠を中心に往来する馬子衆によって詠われた馬子唄が中山道追分宿の飯盛り女によって、三味線の伴奏や囃子詞の入った座敷唄「追分節」に発展し、北国街道や北前船を経由して北日本へ伝播しました。

また小諸馬子唄も江戸での流行歌となりました。

北海盆唄三橋美智也

「北海盆唄」は北海道に伝わる民謡で、かつて炭鉱で栄えた三笠市幾春別が発祥の地とされています。

演歌歌手の三橋美智也のレコードが大ヒットしたことから全国的に普及しました。

北海道各地でお盆になると盆踊り用の曲として用いられ、三笠市では発祥の地をアピールするために毎年8月に三笠北海盆おどりが開催されています。

江差追分浜田喜一

江差追分(前唄・本歌・後歌)  浜田喜一(初代)
江差追分浜田喜一

「江差追分」は北海道の民謡で、渡島半島の日本海沿岸に位置する桧山郡江差町が発祥の地です。

信濃の追分節に起源があるとされ、江戸時代中期以降に発生したとされています。

北海道指定の無形民俗文化財であり、「姥神大神宮渡御祭と江差追分」として北海道遺産に選定されています。

最上川舟歌博之丞

民謡 / 最上川舟唄  <山形>
最上川舟歌博之丞

山形県西村山郡大江町左沢を発祥とする民謡で、新たに作りなおしたとされています。

他の民謡よりも、泣かせるメロディがあるように感じます。

この歌声を披露している方は一般人で年配の男性だと思いますが、驚くような良い声をしています。

【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集(61〜70)

よさこい鳴子踊り唄塩谷ジェシカ

2008年 青年少女民謡民舞全日本大会   塩谷ジェシカ
よさこい鳴子踊り唄塩谷ジェシカ

2008年に行われた青年少女民謡民舞全日本大会で、優勝した塩谷ジェシカさんが披露した「よさこい鳴子踊り唄」です。

子供の女の子だと甘く見ていると、びっくりするぐらい良い声できっと驚くと思います。

この無邪気な顔でここまでパフォーマンスができて凄いです。

安里屋ユンタ夏川りみ

『安里屋ユンタ』 夏川りみ (琉球伝統歌舞集団チーム琉神)
安里屋ユンタ夏川りみ

「安里屋ユンタ」は八重山諸島に伝わる沖縄民謡です。

琉球王国時代の竹富島に実在した絶世の美女・安里屋クヤマと、クヤマに一目惚れした役人とのやりとりをおもしろおかしく描いています。

1934年にレコードが発売され、「安里屋ユンタ」が全国に広まりました。

会津磐梯山小唄勝太郎

「会津磐梯山」は福島県会津地域に伝えられる民謡で、会津地域に伝わる「玄如節」が盆踊り節として転用されたものです。

郡上おどり、阿波踊りとともに日本三大民謡の一つにも数えられています。

1934年(昭和9年)に小唄勝太郎が歌ったものが「会津磐梯山」と命名されてレコードが発売し、全国的に広まりました。