【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集
北から南まで、日本各地に伝わる郷土の宝物ともいえる伝統の歌声。
あなたにも、子供のころに祖父母や父母から歌ってもらった、あるいは一緒に歌った、思い出深い1曲があるのではないでしょうか?
その土地の暮らしや文化、人々の思いが織り込まれた民謡は、世代をこえて歌い継がれてきました。
本記事では、そんな心に響く日本の民謡の数々をご紹介します。
懐かしい故郷の調べに耳を傾けながら、日本の心と風土に触れてみましょう。
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【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集(71〜80)
ノーエ節伊藤満、鏡五郎

「ノーエ節」は静岡県三島市が発祥の地とされる民謡です。
起源は比較的新しく、元歌は嘉永年間(1848〜1854)にすでに三島地方の盆踊り唄や地唄として歌われていたとされています。
昭和9年に人気芸妓・赤坂小梅の歌でレコード化されて全国的に知られるようになりました。
桑名の殿様佐藤松子

「桑名の殿様」は三重県桑名市に伝えられる民謡・お座敷唄です。
この曲は神宮式年遷宮の御木曳木遣唄の一種である「松前木遣り」がお座敷唄化したものと考えられています。
東京の料亭で盛大な酒宴を行い、芸者衆と大いに遊んだ桑名の大旦那衆が宴会の最後に桑名名産の時雨蛤の茶漬けを食べた様子が描かれています。
「黒だんど節」元ちとせ

奄美民謡歌手・元ちとせさんが奄美の島唄とされる「黒だんど節」を披露しています。
流石にプロの歌手だけあり、素晴らしい声を披露し、また三味線の腕前も確かなものです。
元ちとせさんが島唄を披露するのは、大変貴重なものとされています。
【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集(81〜90)
五木の子守唄山口淑子

「五木の子守唄」は熊本県球磨郡五木村に伝わる民謡で、熊本県を代表する民謡として知られています。
「五木の子守唄」は守り子唄の一つであり、故郷を離れ住み込みで子守の奉行をする若い守り子の辛い心情・悲哀が描かれています。
木曽節森昌子

「木曽節」は長野県木曽地域の民謡です。
木曽地域に近世から伝わる民謡で、木曽の材木を河川に流して運ぶ「川流し」をモチーフに、木曽川や周囲の山々と人情を歌っています。
木曽節が全国に広まったのは大正から昭和戦前にかけて福島町(現在の木曽町)の町長を務めた伊東淳の尽力が大きいと言われています。
越中おわら節江尻豊治

「越中おわら節」は富山県富山市八尾地域で歌い継がれている民謡です。
江戸時代から伝わっており、大正から昭和にかけて洗練され、今日では日本の民謡の中でも屈指の難曲とされています。
また伴奏に胡弓が用いられる全国でも珍しい部類の民謡でもあります。
黒田節赤坂小梅

「黒田節」は福岡県福岡市の民謡であり、酒宴などでよく歌われる定番の曲です。
筑前今様と呼ばれた福岡藩の武士たちに歌われていたものが日本全国に広まったもので、雅楽の越天楽のメロディーにさまざまな歌詞を当てはめて歌う越天楽今様が元になっています。





