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【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集

北から南まで、日本各地に伝わる郷土の宝物ともいえる伝統の歌声。

あなたにも、子供のころに祖父母や父母から歌ってもらった、あるいは一緒に歌った、思い出深い1曲があるのではないでしょうか?

その土地の暮らしや文化、人々の思いが織り込まれた民謡は、世代をこえて歌い継がれてきました。

本記事では、そんな心に響く日本の民謡の数々をご紹介します。

懐かしい故郷の調べに耳を傾けながら、日本の心と風土に触れてみましょう。

【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集(71〜80)

「黒だんど節」元ちとせ

奄美民謡歌手・元ちとせさんが奄美の島唄とされる「黒だんど節」を披露しています。

流石にプロの歌手だけあり、素晴らしい声を披露し、また三味線の腕前も確かなものです。

元ちとせさんが島唄を披露するのは、大変貴重なものとされています。

五木の子守唄山口淑子

五木の子守唄 山口淑子(李香蘭)
五木の子守唄山口淑子

「五木の子守唄」は熊本県球磨郡五木村に伝わる民謡で、熊本県を代表する民謡として知られています。

「五木の子守唄」は守り子唄の一つであり、故郷を離れ住み込みで子守の奉行をする若い守り子の辛い心情・悲哀が描かれています。

木曽節森昌子

木曽節 (きそぶし)「長野県民謡」
木曽節森昌子

「木曽節」は長野県木曽地域の民謡です。

木曽地域に近世から伝わる民謡で、木曽の材木を河川に流して運ぶ「川流し」をモチーフに、木曽川や周囲の山々と人情を歌っています。

木曽節が全国に広まったのは大正から昭和戦前にかけて福島町(現在の木曽町)の町長を務めた伊東淳の尽力が大きいと言われています。

【日本の民謡・郷土の歌】郷土愛あふれる日本各地の名曲集(81〜90)

越中おわら節江尻豊治

「越中おわら節」は富山県富山市八尾地域で歌い継がれている民謡です。

江戸時代から伝わっており、大正から昭和にかけて洗練され、今日では日本の民謡の中でも屈指の難曲とされています。

また伴奏に胡弓が用いられる全国でも珍しい部類の民謡でもあります。

津軽じょんがら節藤あや子

藤あや子『津軽じょんがら節』.wmv
津軽じょんがら節藤あや子

「津軽じょんがら節」は津軽三味線の伴奏とともに歌われる青森県の民謡です。

「津軽よされ節」、「津軽おはら節(小原節)」に並ぶ津軽三大民謡の一つです。

「じょんがら」は一説によれば、戦国時代に青森県の浅瀬石城下にあった寺の和尚・常椽の名前から由来していると言われています。

黒田節赤坂小梅

「黒田節」は福岡県福岡市の民謡であり、酒宴などでよく歌われる定番の曲です。

筑前今様と呼ばれた福岡藩の武士たちに歌われていたものが日本全国に広まったもので、雅楽の越天楽のメロディーにさまざまな歌詞を当てはめて歌う越天楽今様が元になっています。

こきりこ節

富山県南砺市五箇山地方に伝わる有名な民謡です。

リズミカルに奏でる三味線は見事な腕前で、民謡などに偏見がある若い人でもすんなりと聴く事ができます。

また、和太鼓のプレイも圧巻でその轟く音の大きさはびっくりします。