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日本の民謡。歌い継がれる、ふるさとの心

遠く北の大地に響くソーラン節から、南の島々で歌い継がれる八重山民謡まで、日本の民謡には豊かな風土と人々の暮らしが織り込まれています。

力強い掛け声、ゆったりとした節回し、心に染みる歌詞の数々。

それは単なる音楽ではなく、各地の風景や人々の営み、喜びや祈りを今に伝える大切な文化の贈り物です。

時を超えて受け継がれてきた民謡の世界へ、あなたも耳を傾けてみませんか?

もくじ

日本の民謡。歌い継がれる、ふるさとの心(41〜60)

越中おわら節江尻豊治

「越中おわら節」は富山県富山市八尾地域で歌い継がれている民謡です。

江戸時代から伝わっており、大正から昭和にかけて洗練され、今日では日本の民謡の中でも屈指の難曲とされています。

また伴奏に胡弓が用いられる全国でも珍しい部類の民謡でもあります。

津軽じょんがら節藤あや子

藤あや子『津軽じょんがら節』.wmv
津軽じょんがら節藤あや子

「津軽じょんがら節」は津軽三味線の伴奏とともに歌われる青森県の民謡です。

「津軽よされ節」、「津軽おはら節(小原節)」に並ぶ津軽三大民謡の一つです。

「じょんがら」は一説によれば、戦国時代に青森県の浅瀬石城下にあった寺の和尚・常椽の名前から由来していると言われています。

黒田節赤坂小梅

「黒田節」は福岡県福岡市の民謡であり、酒宴などでよく歌われる定番の曲です。

筑前今様と呼ばれた福岡藩の武士たちに歌われていたものが日本全国に広まったもので、雅楽の越天楽のメロディーにさまざまな歌詞を当てはめて歌う越天楽今様が元になっています。

木曽節森昌子

「木曽節」は長野県木曽地域の民謡です。

木曽地域に近世から伝わる民謡で、木曽の材木を河川に流して運ぶ「川流し」をモチーフに、木曽川や周囲の山々と人情を歌っています。

木曽節が全国に広まったのは大正から昭和戦前にかけて福島町(現在の木曽町)の町長を務めた伊東淳の尽力が大きいと言われています。

こきりこ節

富山県南砺市五箇山地方に伝わる有名な民謡です。

リズミカルに奏でる三味線は見事な腕前で、民謡などに偏見がある若い人でもすんなりと聴く事ができます。

また、和太鼓のプレイも圧巻でその轟く音の大きさはびっくりします。

ソーラン節伊藤多喜雄

コピー ~ 伊藤多喜雄 「ソーラン節」
ソーラン節伊藤多喜雄

「ソーラン節」は北海道の日本海沿岸の民謡で、後志の積丹半島から余市郡にかけての地域が発祥地です。

ニシン漁の漁師達が掛け声を掛け合い、網に入ったニシンを船に移すときの「沖揚げ音頭」として歌われた労働歌です。